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ピロリン酸のこと。
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2つのリン酸が結合した有機化合物。二リン酸とも呼ばれる。化学式中では PPi と表記される。代謝の副産物として生み出される。ATPのように分解することでエネルギーが取り出せる物質であるが、ATPと異なり毒性を持つ。ATPの左端にある2つのリン酸は不安定で、加水分解されてエネルギーを放出することができる。実際には酵素の助けを借りて、ATPは左端のリン酸を切り放してADPになるときに、エネルギーを放出する。ADPはさらにもう一つのリン酸を切り放してAMPになりエネルギーを放出する…
ホタルなどが行う生体発光の反応。反応の基質がルシフェリンで、反応の触媒として働く酵素がルシフェラーゼ。ホタル生物発光はホタルルシフェリン(以下、単にルシフェリンと呼ぶ)にルシフェラーゼタンパク質を混ぜると起きるため、発光反応は「ルシフェリン-ルシフェラーゼ反応」と呼ばれる。まず、マグネシウムイオン(Mg2+)の存在下で、ルシフェリンがATPと反応を起こしてルシフェリルAMPができる。ルシフェリン + ATP ⇄ ルシフェリルAMP + PPi次に、ルシフェリルAMPが酸素と反…
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