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対人ストレスや心理的ストレス(痩せ願望や肥満への恐怖)が原因となる摂食障害(精神疾患)。神経性食欲不振症や神経性やせ症、拒食症、アノレキシア・ネルヴォーザとも呼ばれる。BMIが正常にも関わらず肥満を過度に恐れ、正常に食事が行えない状態。拒食や過食嘔吐などの食行動異常が見られる。食欲が無くなり異常に痩せた状態となる。患者の9割以上が若い女性。神経性やせ症(anorexia nervosa:AN)患者は対人関係ストレスが契機となって発症しているケースが多い.AN 患者の13.7%…
肉体や精神にかかる負荷のこと。人間がストレスを受けると、それに対するストレス反応が中枢神経系や身体の各部位で発生する。例えば、脈拍が速くなり血圧が上がるなどである。過度のストレスによって生活習慣病の発症率の増加が確認されており社会問題となっている。胃潰瘍などの疾患や、脳への様々な悪影響が確認されている。動物に共通する代表的なストレス反応は「視床下部-下垂体-副腎皮質ストレス反応系(HPA軸)」と呼ばれ、身体的・心理的ストレスを受けた場合は、この反応によって副腎皮質ホルモンが分…
強い精神的なストレス。心的外傷とも。心的外傷後ストレス障害(PTSD)の原因となる。
PTSDの患者で見られるメタ認知。役に立たない思考パターン(考えても仕方のないことを考え続ける)や処理スタイル(トラウマを回避しようとする試み)。不安障害、うつ病を持続させる原因となる。
副腎皮質刺激ホルモンの分泌を調節するホルモン。コルチコトロピン放出ホルモンやコルチコトロピン遊離因子(CRF)とも呼ばれる。視床下部にある室傍核のCRH分泌細胞から分泌される。ストレスによって分泌量が増加することが確認されている。PTSD患者の脳脊髄液中において濃度が高いという報告がある。セロトニン作動性神経の活動を制御する。副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンの受容体は二種類が確認されている。-CRH受容体1-CRH受容体2
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