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真正細菌から発見された、膜タンパク質のロドプシン。世界で最も安定な光駆動性イオンポンプとされる。*1
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レチナールを色素とする膜タンパク質。微生物からヒトにまで広く保存されている。網膜に存在する光受容体として働くイオンポンプ。11-シス-レチナールがオプシンのアミノ酸残基とシッフ塩基を形成し、さらにシッフ塩基がプロトン化された構造を持つ。ビタミンAはロドプシンの補酵素として働き、視細胞の働きを補助する。タグ:
細胞や細胞小器官を包む生体膜の膜上または膜内で働くタンパク質の総称。細胞膜の重量の約半分を占める。生体膜に埋まっているものを内在性膜タンパク質、膜表面に結合しているものを表在性膜タンパク質と区別する。生体膜には流動性があるため、膜タンパク質は生体膜の中を自由に移動することができる。膜タンパク質の中には、生体膜を貫通するように埋め込まれているもの(膜貫通タンパク質)があり、それによって生体膜を通り抜けることができない必要な物質を通すことができる。貫通部分のアミノ酸は疎水性アミノ…
イオン輸送体として働く膜タンパク質のひとつ。イオンチャネルとは逆に、エネルギーを消費することで、濃度勾配に逆らってイオンを細胞内外へ運ぶ能動輸送を行う。ヒトを含めあらゆる生物が持つ細胞内外にイオンを輸送する機能を持つタンパク質。イオンポンプは様々なエネルギーを使ってイオンを濃度勾配に逆らって輸送する機能を持つが、ロドプシンは光のエネルギーを用いて輸送を行うイオンポンプの一種に分類される。
原核生物のひとつ。いわゆる細菌を指す。真性細菌とも表記される。
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