最近更新された用語
SERCAのひとつ。心筋筋小胞体のカルシウムイオン取込みに関わるATPase。*1
関連する用語
SERCAの活性を調節するタンパク質。SERCA(SERCA2a)に結合するとそれを抑制し、ホスホランバンがcAMP依存性プロテインキナーゼによるリン酸化を受けることで解離すると抑制が解除されてSERCAが活性化される。心筋小胞体へのカルシウム輸送を調節する。SERCA2aの活性を調節することにより、心筋収縮力と拡張特性を制御している。cAMP/PKA経路を介してリン酸化され、心臓機能の亢進に寄与する。
心臓の筋肉。横紋筋に分類される。意志で動かすことのできない不随意筋。心筋は横紋を有する不随意筋です。横紋を有する点は骨格筋に、不随意の点は平滑筋に類似し、骨格筋と平滑筋の中間に位置する筋肉であると言われています。各細胞が分岐して相互に網状につながっている点が特徴で、これらのつながり部分を介在板(intercalated disk)といいます。約1秒に1回の頻度で発生する活動電位が心臓全体に伝わり、心筋細胞の中のカルシウムイオンの濃度が瞬時に高まり心筋細胞が収縮することで、心臓…
生体膜に存在する酵素。ATPアーゼとも。イオンポンプとして働く。-V-ATPase-F1-ATPase-Na+/K+-ATPase(NKA)-H+/K+-ATPase-P型ATPase
カルシウムのイオン。Ca2+血液凝固因子のひとつ(血液凝固第Ⅳ因子)。
筋原線維を取り囲むように存在する小胞体。内部にカルシウムイオンが貯蔵されており、これが放出されると筋肉は収縮する。逆に筋小胞体が持つ膜タンパク質であるカルシウムポンプが、筋小胞体にカルシウムイオンを取り込むことで筋肉が弛緩する。この取り込みにはマグネシウムイオンが関わる。この働きを行うにはATPが必要となる。例えば,筋肉が収縮する際には Ca2+ 放出チャネルを通して筋小胞体中に蓄えられた Ca2+ が細胞質中に放出されるのに対して,筋肉が弛緩する際には放出された Ca2+ …
参考文献一覧
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。