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ヘパラン硫酸の6位の硫酸基を特異的に加水分解するエンド型のスルファターゼ。*1
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グルクロン酸またはイズロン酸とN-アセチルグルコサミンからなる二糖単位が50~100回繰り返した糖鎖(硫酸化多糖)。生体内では糖タンパク質として存在する。ヘパラン硫酸の糖鎖は、糖鎖内部の硫酸基を介して細胞外で様々な分子と結合し、その働きを調節する。動物細胞の表面や細胞外基質に普遍的に存在する。プロテオグリカンの形で機能する場合が多い。血液凝固阻害剤として汎用される。ヘパラン硫酸は様々なタンパク質と結合し、細胞間のシグナル伝達などに機能する。 広く動物細胞表面や基底膜に存在して…
加水分解とは、ある化合物に水(H2O)が反応し、2つの分解された生成物が得られる反応のこと。略して水解とも呼ばれる。この際、水分子は H+ と OH- に分かれる。加水分解を触媒する酵素はヒドロラーゼと呼ばれる。酢酸エチルの加水分解反応は次の反応式で表される。CH5OH加水分解において水分子が使用されることは自明であるため、場合によっては式の中のH2Oが省略される場合がある。その場合、例えば酢酸メチルの加水分解反応は次の式のように書かれる。CH3OH塩が水に溶けたとき、その一…
化合物から硫酸基を取り除く反応(硫酸エステルの加水分解)の触媒となる酵素。脱硫酸化酵素とも呼ばれる。-スルファターゼ1(Sulf1)-スルファターゼ2(Sulf2)
官能基のひとつ。-SO4 で表される。
タンパク質や核酸などの鎖状の高重合体を分解する酵素の作用タイプのひとつ。エンド型は鎖の内部の結合をランダムに切る酵素のタイプ。末端の結合を切断するタイプはエキソ型と呼ばれる。α-アミラーゼなどはエンド型である。
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