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T1rのひとつ。T1r3と組み合わさると旨味受容体として働く。*1
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グルタミン酸の旨味を感じる受容体。mGluRsまたはT1r1とT1r3の組み合わせによって旨味を知覚する受容体となる。霊長類の祖先ではイノシン酸やアデニル酸などのヌクレオチドに反応していたが、ヒトを含む一部の霊長類の旨味受容体は植物の葉に含まれるグルタミン酸に強く応答するよう進化したとされる。タグ:
舌の表面にある、味覚を感知する紡錘形の器官。味覚器(味覚受容体)の最小単位。50〜100個の細胞で構成される。大部分は舌にあり、約5000個がある。口蓋、咽頭、喉頭にも合計で1000個程度分布する。舌前方の味蕾が受け取った情報は鼓索神経を経由して、舌後部中央の味蕾が受け取った情報は舌咽神経を経由して、舌後方両側の味蕾が受け取った情報は鼓索神経および舌咽神経を経由して脳へ伝達される。また、舌前方の味蕾は突起の上に位置するが、舌後方のは溝の内部に位置するという違いがある。味蕾を構…
味覚受容体として働くタンパク質。組み合わせによって甘味受容体または旨味受容体として機能しており、細胞外からの味物質の情報を細胞内に伝える役割を担う。ヒトには、以下の3種類のファミリーが存在するとされる。-T1r1-T1r2-T1r3味覚受容体タイプ1(Taste receptor type 1)と呼ばれるタンパク質で、ヒトではT1r1, T1r2, T1r3の3種類が存在し、それぞれ大きな細胞外領域、細胞膜に埋めこまれて存在する膜貫通領域、細胞の内側に露出した細胞内領域の各領…
T1rのひとつ。味細胞に存在し、甘味を感知する受容体。T1r1と組み合わさることで旨味の受容体として働く。ギムネマ酸やラクチゾールが結合することで甘味を感じなくなる。
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