T2R †
苦味受容体のファミリー。苦味を感知する苦味受容体として働く。T2Rに属する4種類の遺伝子でcSNPが報告されている。ヒトのT2Rは25種類が存在する。*1
ブロッコリーの苦味に関しては、ある1種類の受容体(T2R38)が受け取るということが判明しています。この遺伝子を調べると、人によって苦味の感じ方がハッキリ違うことがわかります。ブロッコリーを非常に苦く感じる人とあまり苦く感じない人とでは、その遺伝子の配列が違っているのです。*2
軟骨魚類やサメ、エイがT2Rを発現していることが確認されており、進化的に古くから存在しているとされる。*3
*1KAKEN — 研究課題をさがす | Gタンパク質共役型味覚受容体遺伝子の単離および機能解析 (KAKENHI-PROJECT-14380353): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-14380353/
*2技術評論社 石浦章一 タンパク質はすごい! 心と体の健康を作るタンパク質の秘密(2014/1/5)
*3軟骨魚類の苦味受容体遺伝子を発見~脊椎動物の苦味感覚の起源に迫る~ | 国立遺伝学研究所: https://www.nig.ac.jp/nig/ja/2024/04/research-highlights_ja/pr20240409.html
*2技術評論社 石浦章一 タンパク質はすごい! 心と体の健康を作るタンパク質の秘密(2014/1/5)
*3軟骨魚類の苦味受容体遺伝子を発見~脊椎動物の苦味感覚の起源に迫る~ | 国立遺伝学研究所: https://www.nig.ac.jp/nig/ja/2024/04/research-highlights_ja/pr20240409.html
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このページの最終更新日時: 2024-04-11 (木) 16:54:24