健康用語WEB事典

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骨粗鬆症の抑制作用を持つTNF受容体スーパーファミリーのひとつであるサイトカイン。デコイ受容体としてRANKに競合してRANKLと結合し、破骨細胞分化と骨吸収機能を抑制する。破骨細胞前駆細胞の分化を抑制し、分化した破骨細胞の機能抑制やアポトーシス誘導にも関わる。「骨の保護因子」が名前の由来。オステオプロテゲリンが腹部大動脈瘤の拡大を抑制することが報告されている。

単純ヘルペスウイルスの粒子表面に存在するグリコプロテインDをリガンドとする細胞表面分子。TNF受容体ファミリーの一種。T細胞の活性化に関わる副刺激分子のひとつ。HVEMが結合する活性型受容体としてLIGHT、抑制型受容体としてBTLA、CD160が知られている。

転写因子のひとつ。リウマチなどの自己免疫疾患やアレルギー、がんなどの疾患に関わるとされる。Toll様受容体やTNF受容体スーパーファミリーを介したシグナルによって活性化し、IL-1βやIL-18前駆体、NLRP3の発現量を高める。通常はIκBαやp100などのタンパク質と会合した不活性型で細胞質に存在しているが、Toll様受容体を介したリン酸化カスケードなどの活性化シグナルによってタンパク質が分解され、細胞核内に移行する。その後、特定の遺伝子に直接作用して転写を活性化するこ…

受容体に結合できる分子のこと。受容体の種類によってリガンドとなる物質は異なる。結合した際の働きによって以下のように分類できる。-アゴニスト（作動薬）-アンタゴニスト（拮抗薬、遮断薬）-インバースアゴニスト（逆作動薬）-パーシャルアゴニスト（部分作動薬）

ある物質の本来の受容体の代わりの（偽の）受容体となることで、その物質が受容体に結合することを防いで効果を発揮する医薬品。レセプター製剤とも。例えば、エタネルセプトはTNF-αの受容体としてTNF-αに結合し、TNF-αが本来のTNF受容体に結合するのを防ぐ。

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