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JAKファミリーに属する非受容体型チロシンキナーゼ。サイトカイン(IL-12、IL-23、IFN-αなど)の受容体に会合し、それらの受容体下流の細胞内シグナル伝達活性化を仲介し、T細胞やNK細胞の働きに関与する。主にTh1細胞やTh17細胞の分化にかかわるサイトカイン受容体に作用する。TYK2が関わるサイトカインシグナルの伝達異常が免疫不全症の原因になることが報告されている。さらに、このタンパク質のアミノ酸置換を伴う一塩基多型が、全身性エリテマトーデスや多発性硬化症、一型糖尿…
サイトカインの細胞内シグナル伝達に関わるチロシンキナーゼのファミリー。ヤヌスキナーゼとも。サイトカインの結合によってJAK自体のリン酸化と共に、それに対応するSTATがリン酸化され、リン酸化を受けたSTAT分子が二量体を形成して細胞核内に移行することで、サイトカインに反応する遺伝子群の転写を亢進する。以下の種類が知られている。リウマチやがんの治療薬にはこれらを標的とするものがある。-JAK1-JAK2-JAK3-TYK2
黄色ブドウ球菌による肺炎や皮膚膿瘍を繰り返し、同時に重症のアトピー症状(アトピー性皮膚炎、血中IgE高値)を示す原発性免疫不全症。原因遺伝子としてSTAT3ならびにTYK2が報告されている。
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