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トレオニンの略号。
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化学的にはアミノ基(‐NH2)とカルボキシル基(‐COOH)とをもつ有機化合物の総称。タンパク質(ペプチド)を構成する要素となる。基本となる化学構造は以下の通り。示性式は H2N-CHR-COOHRの部分は側鎖と呼ばれ、アミノ酸ごとに異なる。タンパク質を食べると体内でアミノ酸に分解される。人体の約20%がアミノ酸で構成されている。アミノ酸は500以上の種類があるが、人間が必要とするアミノ酸は20種類あり、そのうちの9種類は必須アミノ酸である。アミノ酸は十分なエネルギーの存在下…
神経細胞の軸索内に存在する、分子量約5万の微小管結合タンパク質。微小管の重合を促進したり安定化したりする。ヒトのタウタンパク質の遺伝子は17番染色体長腕17q21に存在し16個のエクソンからなる。スプライシングによってアミノ酸が352〜441個からなる分子量の異なる6種類のアイソフォームを発現する。認知症患者の脳内からは凝集したタウタンパク質が確認される。タウタンパク質の蓄積による疾患はタウオパチーと呼ばれる。タウタンパク質は微小管と結合するタンパク質で、神経細胞では軸索に局…
必須アミノ酸のひとつ。スレオニンとも呼ばれる。鶏卵や牛乳、コラーゲンやエラスチン、歯のエナメル質などに含まれる。免疫増強作用を持ち、胸腺の成長を促進する。植物や微生物は、トレオニン合成酵素によってホスホホモセリンからトレオニンを生合成できるが、ヒトはこの酵素を持たないためトレオニンは必須アミノ酸となる。
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