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血管内皮細胞増殖因子(VEGF)の受容体。
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治癒切除不能な大腸がん(結腸がん、直腸がん)や化学療法後に増悪した消化管間質腫瘍、化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞がんなどに対する抗がん剤。商品名はスチバーガ。体内で活性代謝物のM-2ついでM-5に変換される。レゴラフェニブ自体にも抗がん作用がある。皮膚障害の副作用が知られているが、これにはM-5の皮膚への分布が関わるとされる。VEGFR、TIE2、PDGFR、FGFR、KIT、RET、RAF1、BRAFなどに関わるキナーゼを阻害する。タグ:
血管内皮細胞増殖因子(VEGF)の受容体のひとつ。VEGF-CおよびVEGF-Dをリガンドとし、リンパ管の形成に関わる。VEGFR3の発現はProx1によって制御されており、BMP-9/ALK-1シグナルによって調節できる。VEGF-CとVEGFR3を介して起こるリンパ管新生は腫瘍組織において腫瘍細胞のリンパ管侵入や転移の原因となる。
血管内皮細胞増殖因子(VEGF)の受容体のひとつ。一連の血管発生過程において、主要な役割を果たす。主にVEGF-Aによって活性化される。PLCγ1を活性化する。
血管内皮細胞を増やす増殖因子。血管新生に関わる最も重要な糖タンパク質。血管内皮増殖因子や血管内皮細胞増殖因子とも。VEGFの受容体はVEGFR。VEGFは二量体からなる糖蛋白質で、血管内皮細胞の分裂、遊走、分化を刺激することで血管形成や血管新生を誘導する増殖因子であり、さらに強力な血管透過性亢進作用を持つ。また、炎症性サイトカインとして炎症細胞の遊走や、神経保護に関与していると考えられている。元来VEGFは血管の恒常性維持に不可欠な増殖因子であるが、高血糖や虚血などの刺激によ…
VEGFの受容体のひとつ。チロシンキナーゼ型。VEGFR1とも。分泌型のものはsFLT1として区別される。
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