健康用語WEB事典

関連する用語

ペプチド（タンパク質）が持つ2つの末端のうち、アミノ基（-NH2）が存在する側のこと。アミノ末端とも呼ばれる。反対側のカルボキシル基が存在する側はC末端（カルボキシル末端）と呼ばれる。タグ:

毛髪や筋肉、臓器など人体の各部を構成する必須の栄養素。三大栄養素のひとつ。漢字では蛋白質と表記する。蛋白はもともと卵白の意味。英語ではプロテインと呼ばれ、これはギリシャ語で「一番大切なもの」を意味するプロティオス（proteios） に由来する。体内に存在する酵素や受容体、免疫の抗体、血液中の血球などもタンパク質によって構成されている。人体全体の10〜15%程度を占める。化学的には、アミノ酸から成るペプチドが集まった一本のポリペプチドから作られる巨大な分子。タンパク質を構成す…

メラノソーム内でチロシンからのメラニンの合成を触媒する酵素の総称。以下の3種類がメラニンの合成反応に関わることが知られている。-チロシナーゼ-チロシナーゼ関連タンパク質1（TYRP1）-チロシナーゼ関連タンパク質2（TYRP2、DCT）これらの酵素は、初めからメラノソーム内に存在するわけではなく、ゴルジ体から未成熟な段階のメラノソームに小胞輸送によって運ばれる。この際、Varpと呼ばれる分子の働きが必要となる。

メラノサイトにのみ存在する、直径が最大500nmの大きな細胞小器官。メラニン合成酵素を含み、メラニンの合成および貯蔵を行う。その成熟度合いによって、以下のような4つのステージに分類される。ステージメラノソームの状態Ⅰ無色の未成熟メラノソーム。Pmel17繊維が形成されるⅡⅢメラニン合成酵素が輸送され、メラニンがPmel17線維に沈着して色が付き始めるⅣ成熟した黒いメラノソームとなる細胞核周辺で成熟したメラノソームは、細胞内の微小管とアクチン線維に沿って細胞膜の直下まで輸送され…

不要になったタンパク質を分解するタンパク質分解酵素の集まり。プロテアゾームとも。これによって分解されたタンパク質の一部はMHC分子によって細胞表面に運ばれる。

参考文献一覧

ご意見・ご要望をお聞かせください。