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FGF-2を参照。
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自然免疫に関わる白血球。無脊椎動物にも存在し、ヒトを含めた動物における全ての血球の原型となったことが確認されている。マクロは「大きい」、ファージは「食べる細胞」という意味であるため大食細胞とも呼ばれる。発見および命名はロシアのイリヤ・イリイチ・メチニコフ(Ilya Ilyich Mechnikov)による。抗原の侵入位置に移動してきた単球が分化することで生まれる。生体内に侵入した細菌やウイルス、死んだ細胞を取り込む(貪食する)食細胞として働く。マクロファージ内には消化酵素が含…
スフィンゴシン-1-リン酸、STAT3などの作用によって分化したマクロファージ。抗炎症作用や抗動脈硬化作用を持つとされる。アレルギー物質によって誘導される誘導型M2マクロファージと末梢組織に元々存在している組織常在型M2マクロファージがあり、後者の細胞の分化はTRIB1が司る。M2マクロファージではCD163やCD204の発現が増強する。M1マクロファージに比べてIL-10、TGF-β、プロスタグランジンE2などの産生や制御性T細胞の浸潤の促進による抗腫瘍免疫の抑制、新生血管…
増殖因子のひとつであるタンパク質。全身のほとんどの組織から産生される。線維芽細胞成長因子とも。線維芽細胞などの細胞に対して増殖や分化を促進する因子。現在までに23種類の存在が確認されている。構造的には三つ葉型。-FGF-1(aFGF)-FGF-2(bFGF)-FGF-10-FGF19サブファミリー--FGF-19--FGF-21--FGF-23
線維芽細胞増殖因子のひとつ。塩基性線維芽細胞成長因子や塩基性線維芽細胞増殖因子、塩基性FGF(bFGF)とも呼ばれる。骨組織に最も多く存在し、骨芽細胞前駆細胞の増殖を強力に促進する。骨の形成や骨吸収を調節する作用を持つ。
毛包を取り囲むケラチノサイトの根本に存在する細胞。毛母細胞の内側。出典: iPS細胞から毛包再生、重い脱毛症の人の力に | ヒト幹細胞情報化推進事業(SKIP)SCFやbFGF、TGF-βを発現し、これらが毛母メラノサイトの増殖やメラニン合成を制御すると考えられている。毛母は間葉系組織である毛乳頭(HP)を囲み,HP内でネットワークを形成する毛乳頭細胞(HPC)は,HP内の基質を産生するほか,毛母細胞の増殖の調節を担っている.幹細胞のポテンシャルをもつ、Sox2陽性細胞、So…
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