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マイコウイルスの一種。ゲノムは二本の分節型二本鎖RNAであり、それぞれがカプシドとRNA合成酵素をコードする。ゲノムサイズは二つ合わせて3〜5kbp。
プロモーター領域に存在する、RNAポリメラーゼが認識する塩基配列。読み始めから30bpほど上流に存在する。真核生物の場合、TATAを認識するのはRNAポリメラーゼ自身ではなく基本転写因子であるTFⅡD。実際に結合するのはTATA結合タンパク質(TBP)。
2本の核酸が二重螺旋構造を取る際に作られる核酸塩基の組み合わせのこと。2つの塩基が水素結合で組みを成したもの。1つの塩基対を表す単位はbpである。DNAでは、アデニン(A)とチミン(T)の対、グアニン(G)とシトシン(C)の対が相補的塩基対となる。RNAでは、アデニン(A)とウラシル(U)の対、グアニン(G)とシトシン(C)の対が相補的塩基対となる。DNAの相補的塩基対は二重鎖構造の発見者にちなんでワトソン・クリック塩基対と呼ばれる。また、上記以外の水素結合表面が完全に相補的…
DNAの複製時に見られる、二本鎖DNAの水素結合が解離してできるY字型の領域。DNAの複製が起きている部分。DNAポリメラーゼやDNAヘリカーゼ、プライマーゼなどが働いている。複製フォークの移動の速さは毎分1,000bpである。
ワトソンとクリックが示した、右巻きの二本鎖DNA。一般的な二本鎖DNAの構造。10.5bpで360°(一巻)の螺旋を形成する。幅の大きな溝である主溝と幅の狭い溝である副溝が存在し、この内側に存在する核酸塩基対が積み重なった螺旋階段のような部分にDNA結合性タンパク質や小分子が結合する。
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