健康用語WEB事典
用語追加
更新履歴
用語一覧
ランキング
ランダム
最近更新された用語
プベルリン酸
プベルル酸
ハイドロトロープ
レカネマブ
KMT2A再構成AML
直接経口抗凝固薬
リバーロキサバン
腹式呼吸
ガストリン放出ペプチド
削除されたページ
ケタミン
コメント/桿状核球
もっと見る…
新しい用語解説ページの作成や既にあるページの編集を行うことができます。
ページの書き方については以下のページを御覧ください。
基本的なページの書き方
さらに詳細な編集機能について
[[リンク]]
((注釈))
^{上付き}
_{下付き}
6
8
10
12
14
16
18
20
文字サイズ
画像挿入
リダイレクト
インクルード
*アラキドン酸カスケード(arachidonic acid cascade) [#y251ab5b] [[細胞膜]]の[[リン脂質]]から[[アラキドン酸]]が遊離し、それから[[エイコサノイド]]に属する様々な物質が生成される経路。この経路は、[[非ステロイド系抗炎症薬]]によって阻害される。((医療法人社団 慈成会東旭川病院 がん専門薬剤師・がん指導薬剤師 里見眞知子 第4講 緩和ケアにおける臨床薬理学: http://www.asahikawa-med.ac.jp/hospital/pal_care/seminars/pdf/kouza_23_2.pdf))((代謝調節因子と生理活性分子: http://www10.showa-u.ac.jp/~biolchem/H22-P3print.pdf)) アラキドン酸カスケードにおける一連の反応は以下の通り。((COX-2阻害薬と腫瘍性疾患 森崇 岐阜大学応用生物科学部獣医臨床腫瘍学: https://www.animalhospital.gifu-u.ac.jp/seminar/pdf/file013_01.pdf)) +[[ホスホリパーゼA2]]によって、[[リン脂質]]のグリセロール2位の[[エステル結合]]が[[加水分解]]されて[[アラキドン酸]]が遊離する。 +遊離した[[アラキドン酸]]に[[シクロオキシゲナーゼ]]が作用することで[[プロスタグランジンG2]]、[[5-リポキシゲナーゼ]]が作用することで[[ロイコトリエン]]が生成される。 +[[プロスタグランジンG2]]に[[シクロオキシゲナーゼ]]が作用してできる[[プロスタグランジンH2]]に各[[酵素]]が作用することで[[プロスタグランジン]]類と[[トロンボキサン]]類が生成される。 生成される[[プロスタグランジン]]の種類は[[細胞]]に[[発現]]する[[酵素]]の種類によって異なる。例えば、[[マクロファージ]]は[[PGE2]]を優位に産生するが、[[肥満細胞]]は[[PGD2]]を優位に産生する。((アラキドン酸代謝物産生反応におけるリン脂質リモデリング経路の役割 昭和大学薬学部社会健康薬学講座衛生薬学部門 桑田浩 原俊太郎: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jshowaunivsoc/75/2/75_130/_article/-char/ja/))
タイムスタンプを変更しない
存在するページ名にリンク
*アラキドン酸カスケード(arachidonic acid cascade) [#y251ab5b] [[細胞膜]]の[[リン脂質]]から[[アラキドン酸]]が遊離し、それから[[エイコサノイド]]に属する様々な物質が生成される経路。この経路は、[[非ステロイド系抗炎症薬]]によって阻害される。((医療法人社団 慈成会東旭川病院 がん専門薬剤師・がん指導薬剤師 里見眞知子 第4講 緩和ケアにおける臨床薬理学: http://www.asahikawa-med.ac.jp/hospital/pal_care/seminars/pdf/kouza_23_2.pdf))((代謝調節因子と生理活性分子: http://www10.showa-u.ac.jp/~biolchem/H22-P3print.pdf)) アラキドン酸カスケードにおける一連の反応は以下の通り。((COX-2阻害薬と腫瘍性疾患 森崇 岐阜大学応用生物科学部獣医臨床腫瘍学: https://www.animalhospital.gifu-u.ac.jp/seminar/pdf/file013_01.pdf)) +[[ホスホリパーゼA2]]によって、[[リン脂質]]のグリセロール2位の[[エステル結合]]が[[加水分解]]されて[[アラキドン酸]]が遊離する。 +遊離した[[アラキドン酸]]に[[シクロオキシゲナーゼ]]が作用することで[[プロスタグランジンG2]]、[[5-リポキシゲナーゼ]]が作用することで[[ロイコトリエン]]が生成される。 +[[プロスタグランジンG2]]に[[シクロオキシゲナーゼ]]が作用してできる[[プロスタグランジンH2]]に各[[酵素]]が作用することで[[プロスタグランジン]]類と[[トロンボキサン]]類が生成される。 生成される[[プロスタグランジン]]の種類は[[細胞]]に[[発現]]する[[酵素]]の種類によって異なる。例えば、[[マクロファージ]]は[[PGE2]]を優位に産生するが、[[肥満細胞]]は[[PGD2]]を優位に産生する。((アラキドン酸代謝物産生反応におけるリン脂質リモデリング経路の役割 昭和大学薬学部社会健康薬学講座衛生薬学部門 桑田浩 原俊太郎: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jshowaunivsoc/75/2/75_130/_article/-char/ja/))
この用語を編集
/
画像添付