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*アレルギー(allergy) [#k77b7502] [[免疫]]が本来無害な物質や自己の成分を有害な[[抗原]]と見なし、それを攻撃する事で体に起こる異常な症状。[[過敏症]]や[[アラジー]]とも。ギリシャ語の allos(変わった)と ergo(作用)の2つの語を合わせて作られた言葉。((ナツメ社 埼玉医科大学リウマチ膠原病院 教授 三村俊英 基礎からわかる免疫学)) >アレルギー反応は[[花粉]]や[[ハウスダスト]]といった本来無害なはずの異物に対して[[免疫]]システムが過剰に反応することで引き起こされると考えられています。((希少細胞である好塩基球によるアレルギー誘導の謎が解けた!驚くべき離れ業「トロゴサイト−シス」を駆使: http://www.tmd.ac.jp/archive-tmdu/kouhou/20170117.pdf)) アレルギーの原因となる物質を[[アレルゲン]]という。以下のアレルゲンを含む食品は、特定原材料として表示の義務付けおよび推奨されている(平成27年5月時点)。((北海道文教大学 人間科学部健康栄養学科教授 板垣康治 知っておきたい食物アレルギー 食生活と食物アレルギー)) |~表示義務のある品目|[[小麦]]、[[蕎麦]]、[[卵]]、[[乳]]製品、[[落花生]]、海老、蟹| |~表示が推奨されている品目|アワビ、イカ、[[イクラ]]、鮭、[[サバ]]、[[牛肉]]、[[鶏肉]]、[[豚肉]]、[[ゼラチン]]、[[大豆]]、[[クルミ]]、[[マツタケ]]、[[ヤマイモ]]、[[ゴマ]]、[[カシューナッツ]]、[[オレンジ]]、[[キウイ]]、[[モモ]]、[[リンゴ]]、[[バナナ]]| アレルギーは紀元前から存在が確認されており、ヒポクラテス(紀元前460年頃)が[[牛乳]]によって起こる[[蕁麻疹]]について記述している。((ナツメ社 埼玉医科大学リウマチ膠原病院 教授 三村俊英 基礎からわかる免疫学)) **アレルギーの原因 [#s62a9793] 環境の問題([[アレルゲン]]の増加など)が主とされる。 一部は遺伝することも確認されているが、その割合は高くはない。 >たとえば、7,000例の[[双生児]]の調査では、[[アトピー]]疾患([[気管支喘息]]、[[鼻炎]]、[[湿疹]])が両者に発症する割合は一卵性では25.3%、二卵性では16.2%と報告されています。このように遺伝するのは確かですが、その関与の度合いはあまり高くなく、環境的因子のかかわりのほうがより強いといえます。((ナツメ社 埼玉医科大学リウマチ膠原病院 教授 三村俊英 基礎からわかる免疫学)) **アレルギーの種類 [#l8bec88c] アレルギーは以下の5つの型に分類される。これは1963年にロビン・クームスとフィリップ・ゲルによって提唱された。 Ⅰ〜Ⅲ型アレルギーは[[抗体]]によって、Ⅳ型は[[T細胞]]によって起こるアレルギー。Ⅴ型はⅡ型とほぼ同じ機構。((北海道医療大学 病理学1 免疫その2: http://www.hoku-iryo-u.ac.jp/~mkobaya/kobayashi/Pathology_I_files/%E7%9C%8B%E8%AD%B7%E7%97%85%E7%90%86%E5%AD%A6%E8%AC%9B%E7%BE%A9%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%EF%BC%97.doc)) -[[Ⅰ型アレルギー]](即時型、[[アナフィラキシー]]) -[[Ⅱ型アレルギー]]([[細胞]]傷害型) -[[Ⅲ型アレルギー]]([[免疫複合体]]型) -[[Ⅳ型アレルギー]](遅延型) -[[Ⅴ型アレルギー]]([[Ⅱ型アレルギー]]の亜種)
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*アレルギー(allergy) [#k77b7502] [[免疫]]が本来無害な物質や自己の成分を有害な[[抗原]]と見なし、それを攻撃する事で体に起こる異常な症状。[[過敏症]]や[[アラジー]]とも。ギリシャ語の allos(変わった)と ergo(作用)の2つの語を合わせて作られた言葉。((ナツメ社 埼玉医科大学リウマチ膠原病院 教授 三村俊英 基礎からわかる免疫学)) >アレルギー反応は[[花粉]]や[[ハウスダスト]]といった本来無害なはずの異物に対して[[免疫]]システムが過剰に反応することで引き起こされると考えられています。((希少細胞である好塩基球によるアレルギー誘導の謎が解けた!驚くべき離れ業「トロゴサイト−シス」を駆使: http://www.tmd.ac.jp/archive-tmdu/kouhou/20170117.pdf)) アレルギーの原因となる物質を[[アレルゲン]]という。以下のアレルゲンを含む食品は、特定原材料として表示の義務付けおよび推奨されている(平成27年5月時点)。((北海道文教大学 人間科学部健康栄養学科教授 板垣康治 知っておきたい食物アレルギー 食生活と食物アレルギー)) |~表示義務のある品目|[[小麦]]、[[蕎麦]]、[[卵]]、[[乳]]製品、[[落花生]]、海老、蟹| |~表示が推奨されている品目|アワビ、イカ、[[イクラ]]、鮭、[[サバ]]、[[牛肉]]、[[鶏肉]]、[[豚肉]]、[[ゼラチン]]、[[大豆]]、[[クルミ]]、[[マツタケ]]、[[ヤマイモ]]、[[ゴマ]]、[[カシューナッツ]]、[[オレンジ]]、[[キウイ]]、[[モモ]]、[[リンゴ]]、[[バナナ]]| アレルギーは紀元前から存在が確認されており、ヒポクラテス(紀元前460年頃)が[[牛乳]]によって起こる[[蕁麻疹]]について記述している。((ナツメ社 埼玉医科大学リウマチ膠原病院 教授 三村俊英 基礎からわかる免疫学)) **アレルギーの原因 [#s62a9793] 環境の問題([[アレルゲン]]の増加など)が主とされる。 一部は遺伝することも確認されているが、その割合は高くはない。 >たとえば、7,000例の[[双生児]]の調査では、[[アトピー]]疾患([[気管支喘息]]、[[鼻炎]]、[[湿疹]])が両者に発症する割合は一卵性では25.3%、二卵性では16.2%と報告されています。このように遺伝するのは確かですが、その関与の度合いはあまり高くなく、環境的因子のかかわりのほうがより強いといえます。((ナツメ社 埼玉医科大学リウマチ膠原病院 教授 三村俊英 基礎からわかる免疫学)) **アレルギーの種類 [#l8bec88c] アレルギーは以下の5つの型に分類される。これは1963年にロビン・クームスとフィリップ・ゲルによって提唱された。 Ⅰ〜Ⅲ型アレルギーは[[抗体]]によって、Ⅳ型は[[T細胞]]によって起こるアレルギー。Ⅴ型はⅡ型とほぼ同じ機構。((北海道医療大学 病理学1 免疫その2: http://www.hoku-iryo-u.ac.jp/~mkobaya/kobayashi/Pathology_I_files/%E7%9C%8B%E8%AD%B7%E7%97%85%E7%90%86%E5%AD%A6%E8%AC%9B%E7%BE%A9%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%EF%BC%97.doc)) -[[Ⅰ型アレルギー]](即時型、[[アナフィラキシー]]) -[[Ⅱ型アレルギー]]([[細胞]]傷害型) -[[Ⅲ型アレルギー]]([[免疫複合体]]型) -[[Ⅳ型アレルギー]](遅延型) -[[Ⅴ型アレルギー]]([[Ⅱ型アレルギー]]の亜種)
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