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*アンジオテンシンⅡ(angiotensin II) [#za45a588] [[アンジオテンシン]]のひとつ。[[アンジオテンシン変換酵素]]によって[[アンジオテンシンⅠ]]から生成される。((日本補完代替医療学会誌 特定保健用食品「血圧が高めの方に適する」表示をした食品について: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcam/5/1/5_1_37/_article/-char/ja/)) [[血管収縮作用]]や[[血圧]]上昇作用を持つため、[[アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬]]([[ARB]])は[[降圧薬]]として使用される。時に[[心血管]]系[[組織]]障害をもたらす。また、[[副腎]]の[[アルドステロン]]の[[分泌]]を介して[[腎臓]]での[[ナトリウム]]の体内貯蔵を促す。((サルコペニアにおける骨格筋ミトコンドリア機能と Myokine の意義 杉本研: https://www.jstage.jst.go.jp/article/geriatrics/49/2/49_199/_pdf))((アンギオテンシン・ブラジキニン: http://www-yaku.meijo-u.ac.jp/Research/Laboratory/chem_pharm/09jugyou/5.angiotensin.pdf))((アンジオテンシンIIによる血管収縮にオートファジーが関与 高血圧の新規治療法開発への応用が期待: http://www.tmd.ac.jp/archive-tmdu/kouhou/20150107.pdf)) [[アンジオテンシンⅡ]]は、[[AT1受容体]]を介して[[細胞]]内[[カルシウム]]および[[ジアシルグリセロール]]の上昇と、それに続く[[PKC]]-[[NADPHオキシダーゼ]]経路の活性化を惹起することが知られている。((腎臓からみた糖尿病の病態と治療 宮本大資,藤田恵美子,鶴岡秀一 日本医科大学 腎臓内科: http://www.igaku.co.jp/pdf/1501_tonyobyo-04.pdf)) [[交感神経]]刺激伝達の増強を介して[[細動脈]]の[[血管]]収縮を引き起こす。 >[[腎]][[血]]流量が何らかの理由で低下したときには、[[糸球体]]内圧を保つため出[[口]]側の[[血管]]、即ち[[輸出細動脈]]が収縮し[[糸球体]]濾過量を一定に保ちます。この調節には[[レニン-アンジオテンシン系]]が関わっています。[[血]]流量の低下すると[[糸球体]]入り[[口]]に分布する[[顆粒細胞]]から[[レニン]]が[[分泌]]され、そのため[[血]]中[[アンジオテンシンⅡ]]([[血管]]収縮[[ペプチド]])の濃度が上昇します。この[[アンジオテンシンⅡ]]が[[輸出細動脈]]を選択的に収縮させ、[[糸球体]]内圧を上昇させます。((国立大学法人・旭川医科大学・生理学講座: http://www.asahikawa-med.ac.jp/dept/mc/phys1/profiles/takeya.htm)) [[SGLT1]]の[[グルコース]]輸送機能を濃度依存的に阻害する。((ナトリウム依存性グルコース輸送体に関する研究: http://w3pharm.u-shizuoka-ken.ac.jp/~rinsho/J-thema/6614/contents/sglt.htm)) **アンジオテンシンⅡの構造 [#u539b176] [[アンジオテンシンⅡ]]を構成する[[アミノ酸]]配列は以下の通り。 $$[[Asp]]-[[Arg]]-[[Val]]-[[Tyr]]-[[Ile]]-[[His]]-[[Pro]]-[[Phe]]$$
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*アンジオテンシンⅡ(angiotensin II) [#za45a588] [[アンジオテンシン]]のひとつ。[[アンジオテンシン変換酵素]]によって[[アンジオテンシンⅠ]]から生成される。((日本補完代替医療学会誌 特定保健用食品「血圧が高めの方に適する」表示をした食品について: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcam/5/1/5_1_37/_article/-char/ja/)) [[血管収縮作用]]や[[血圧]]上昇作用を持つため、[[アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬]]([[ARB]])は[[降圧薬]]として使用される。時に[[心血管]]系[[組織]]障害をもたらす。また、[[副腎]]の[[アルドステロン]]の[[分泌]]を介して[[腎臓]]での[[ナトリウム]]の体内貯蔵を促す。((サルコペニアにおける骨格筋ミトコンドリア機能と Myokine の意義 杉本研: https://www.jstage.jst.go.jp/article/geriatrics/49/2/49_199/_pdf))((アンギオテンシン・ブラジキニン: http://www-yaku.meijo-u.ac.jp/Research/Laboratory/chem_pharm/09jugyou/5.angiotensin.pdf))((アンジオテンシンIIによる血管収縮にオートファジーが関与 高血圧の新規治療法開発への応用が期待: http://www.tmd.ac.jp/archive-tmdu/kouhou/20150107.pdf)) [[アンジオテンシンⅡ]]は、[[AT1受容体]]を介して[[細胞]]内[[カルシウム]]および[[ジアシルグリセロール]]の上昇と、それに続く[[PKC]]-[[NADPHオキシダーゼ]]経路の活性化を惹起することが知られている。((腎臓からみた糖尿病の病態と治療 宮本大資,藤田恵美子,鶴岡秀一 日本医科大学 腎臓内科: http://www.igaku.co.jp/pdf/1501_tonyobyo-04.pdf)) [[交感神経]]刺激伝達の増強を介して[[細動脈]]の[[血管]]収縮を引き起こす。 >[[腎]][[血]]流量が何らかの理由で低下したときには、[[糸球体]]内圧を保つため出[[口]]側の[[血管]]、即ち[[輸出細動脈]]が収縮し[[糸球体]]濾過量を一定に保ちます。この調節には[[レニン-アンジオテンシン系]]が関わっています。[[血]]流量の低下すると[[糸球体]]入り[[口]]に分布する[[顆粒細胞]]から[[レニン]]が[[分泌]]され、そのため[[血]]中[[アンジオテンシンⅡ]]([[血管]]収縮[[ペプチド]])の濃度が上昇します。この[[アンジオテンシンⅡ]]が[[輸出細動脈]]を選択的に収縮させ、[[糸球体]]内圧を上昇させます。((国立大学法人・旭川医科大学・生理学講座: http://www.asahikawa-med.ac.jp/dept/mc/phys1/profiles/takeya.htm)) [[SGLT1]]の[[グルコース]]輸送機能を濃度依存的に阻害する。((ナトリウム依存性グルコース輸送体に関する研究: http://w3pharm.u-shizuoka-ken.ac.jp/~rinsho/J-thema/6614/contents/sglt.htm)) **アンジオテンシンⅡの構造 [#u539b176] [[アンジオテンシンⅡ]]を構成する[[アミノ酸]]配列は以下の通り。 $$[[Asp]]-[[Arg]]-[[Val]]-[[Tyr]]-[[Ile]]-[[His]]-[[Pro]]-[[Phe]]$$
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