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*インクレチン(incretin) [#n1e4977b] 食事の際に[[腸管]]から[[血液]]中に[[分泌]]される[[ホルモン]]。[[GLP-1]]と[[GIP]]の2種類がある。名前の由来は[[腸]][[分泌]][[インスリン]](intestine secretion insulin)を短縮したもの。 どちらも[[インスリン]]の[[分泌]]を促進するが、[[血糖値]]が低いときは作用しないため[[低血糖]]を起こしにくい。この性質から[[糖尿病]]の治療薬に利用される。((九州大学 骨が全身の代謝を改善 オステオカルシンによるインスリン分泌の新しい経路を発見: https://www.kyushu-u.ac.jp/f/1213/2013_02_21_3.pdf)) >1902年に[[腸管]][[粘膜]]内に[[膵]][[外分泌腺]]刺激[[ホルモン]]である[[セクレチン]]が発見された後,1906年に[[腸管]][[粘膜]]の抽出物が[[尿]][[糖]]を減少させる働きもあることが明らかとなった.この[[血糖]]を低下させる因子は,1932年に La Barre によって incretin(intestine secretion insulin)と名づけられた.その後,1962年に[[グルコース]]を経[[口]]投与した場合に経[[静脈]]投与に比べて[[インスリン]][[分泌]]は促進されることが報告され,その原因因子としてインクレチンが注目された.((インクレチンとは?: http://www.chugaiigaku.jp/upfile/browse/browse1215.pdf)) また、[[膵臓]]の[[β細胞]]の増殖を促進する作用や[[胃]]の内容物排出の抑制、[[食欲]]を抑えるなどの作用も確認されている。 [[DPP4]]によって分解・不活化される。そのため、[[DPP4]]の阻害剤は活性型の[[インクレチン]]の濃度を高め、[[インスリン]][[分泌]]作用や[[β細胞]]数増加作用によって[[血糖]]降下作用を発揮する。((糖尿病性腎症 渡邊乃梨子 草場哲郎 京都府立医科大学大学院医学研究科腎臓内科学: http://www.f.kpu-m.ac.jp/k/jkpum/pdf/126/126-10/12610685-695.pdf))
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*インクレチン(incretin) [#n1e4977b] 食事の際に[[腸管]]から[[血液]]中に[[分泌]]される[[ホルモン]]。[[GLP-1]]と[[GIP]]の2種類がある。名前の由来は[[腸]][[分泌]][[インスリン]](intestine secretion insulin)を短縮したもの。 どちらも[[インスリン]]の[[分泌]]を促進するが、[[血糖値]]が低いときは作用しないため[[低血糖]]を起こしにくい。この性質から[[糖尿病]]の治療薬に利用される。((九州大学 骨が全身の代謝を改善 オステオカルシンによるインスリン分泌の新しい経路を発見: https://www.kyushu-u.ac.jp/f/1213/2013_02_21_3.pdf)) >1902年に[[腸管]][[粘膜]]内に[[膵]][[外分泌腺]]刺激[[ホルモン]]である[[セクレチン]]が発見された後,1906年に[[腸管]][[粘膜]]の抽出物が[[尿]][[糖]]を減少させる働きもあることが明らかとなった.この[[血糖]]を低下させる因子は,1932年に La Barre によって incretin(intestine secretion insulin)と名づけられた.その後,1962年に[[グルコース]]を経[[口]]投与した場合に経[[静脈]]投与に比べて[[インスリン]][[分泌]]は促進されることが報告され,その原因因子としてインクレチンが注目された.((インクレチンとは?: http://www.chugaiigaku.jp/upfile/browse/browse1215.pdf)) また、[[膵臓]]の[[β細胞]]の増殖を促進する作用や[[胃]]の内容物排出の抑制、[[食欲]]を抑えるなどの作用も確認されている。 [[DPP4]]によって分解・不活化される。そのため、[[DPP4]]の阻害剤は活性型の[[インクレチン]]の濃度を高め、[[インスリン]][[分泌]]作用や[[β細胞]]数増加作用によって[[血糖]]降下作用を発揮する。((糖尿病性腎症 渡邊乃梨子 草場哲郎 京都府立医科大学大学院医学研究科腎臓内科学: http://www.f.kpu-m.ac.jp/k/jkpum/pdf/126/126-10/12610685-695.pdf))
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