健康用語WEB事典
用語追加
更新履歴
用語一覧
ランキング
ランダム
最近更新された用語
プベルル酸
ハイドロトロープ
レカネマブ
KMT2A再構成AML
直接経口抗凝固薬
リバーロキサバン
腹式呼吸
ガストリン放出ペプチド
削除されたページ
ケタミン
コメント/桿状核球
7-デヒドロコレステロールレダクターゼ
もっと見る…
新しい用語解説ページの作成や既にあるページの編集を行うことができます。
ページの書き方については以下のページを御覧ください。
基本的なページの書き方
さらに詳細な編集機能について
[[リンク]]
((注釈))
^{上付き}
_{下付き}
6
8
10
12
14
16
18
20
文字サイズ
画像挿入
リダイレクト
インクルード
*インフラマソーム(inflammasome) [#wb0eab8a] [[がん]]や[[ウイルス]][[感染]]、[[活性酸素]]などの様々な異物(非自己由来の物質)による[[ストレス]]を感知して[[細胞]]内で形成される[[タンパク質]]の複合体。((兵庫医科大学|IL-18による免疫制御に根差した免疫チェックポイント阻害薬の抗腫瘍効果増大とその機序に関する研究: http://www.hyo-med.ac.jp/research_facilities/seeds/_2806.html))((NLRP3インフラマソームと痛風関節炎 三澤拓馬 齊藤達哉 審良静男: https://www.jstage.jst.go.jp/article/gnam/39/1/39_1/_pdf/-char/ja)) [[免疫応答]]を誘導する[[自然免疫]][[受容体]]が得た情報に[[基]]づいて[[細胞]]内で形成され、[[生体]]の防御機構である[[炎症]]応答の誘導に必須。 >[[インフラマソーム]]活性化の結果放出される[[インターロイキン]]1βが病態に関与する疾患は数多く存在します。代表的なものとしては[[痛風]]や[[アルツハイマー型認知症]]などがありますが、他にも[[アレルギー]]や[[喘息]]、[[多発性骨髄腫]]、最近では、新型[[コロナウイルス]][[感染症]]の重症化との関連も明らかになってきました。((タイショウガの成分が異常な免疫反応を抑制する仕組みを解明 ~ミトコンドリアのダメージを軽減して対応~ 多様な病気の予防・治療薬の開発に期待|奈良先端科学技術大学院大学: http://www.naist.jp/pressrelease/2021/04/007912.html)) [[NLR]]、[[ASC]]、[[カスパーゼ1]]から構成される。[[尿酸]]結晶や[[DAMPs]]により活性化され、[[カスパーゼ1]]が[[IL-1β]]の[[N末端]]を切断することで[[IL-1β]]を活性型にする。((リウマチ性疾患における分子標的治療 若林宏 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 腎・免疫・内分泌代謝内科学: http://ousar.lib.okayama-u.ac.jp/files/public/5/52936/20160705104522143442/126_227.pdf)) [[マクロファージ]]は[[細胞]]内への[[病原体]]の侵入を感知すると[[インフラマソーム]]を形成して[[カスパーゼ1]]を活性化し、[[IL-1β]]や[[IL-18]]などの[[サイトカイン]]を[[分泌]]すると共に、[[パイロトーシス]]と呼ばれる[[カスパーゼ1]][[依存性]]の[[細胞死]]を起こす。((インフラマソームと細胞死 須田貴司・金沢大学 がん進展制御研究所 免疫炎症制御研究分野: http://dimb.w3.kanazawa-u.ac.jp/sousetsuf/sousetsu12.htm)) &tag(免疫,インターロイキン,インフラマソーム);
タイムスタンプを変更しない
存在するページ名にリンク
*インフラマソーム(inflammasome) [#wb0eab8a] [[がん]]や[[ウイルス]][[感染]]、[[活性酸素]]などの様々な異物(非自己由来の物質)による[[ストレス]]を感知して[[細胞]]内で形成される[[タンパク質]]の複合体。((兵庫医科大学|IL-18による免疫制御に根差した免疫チェックポイント阻害薬の抗腫瘍効果増大とその機序に関する研究: http://www.hyo-med.ac.jp/research_facilities/seeds/_2806.html))((NLRP3インフラマソームと痛風関節炎 三澤拓馬 齊藤達哉 審良静男: https://www.jstage.jst.go.jp/article/gnam/39/1/39_1/_pdf/-char/ja)) [[免疫応答]]を誘導する[[自然免疫]][[受容体]]が得た情報に[[基]]づいて[[細胞]]内で形成され、[[生体]]の防御機構である[[炎症]]応答の誘導に必須。 >[[インフラマソーム]]活性化の結果放出される[[インターロイキン]]1βが病態に関与する疾患は数多く存在します。代表的なものとしては[[痛風]]や[[アルツハイマー型認知症]]などがありますが、他にも[[アレルギー]]や[[喘息]]、[[多発性骨髄腫]]、最近では、新型[[コロナウイルス]][[感染症]]の重症化との関連も明らかになってきました。((タイショウガの成分が異常な免疫反応を抑制する仕組みを解明 ~ミトコンドリアのダメージを軽減して対応~ 多様な病気の予防・治療薬の開発に期待|奈良先端科学技術大学院大学: http://www.naist.jp/pressrelease/2021/04/007912.html)) [[NLR]]、[[ASC]]、[[カスパーゼ1]]から構成される。[[尿酸]]結晶や[[DAMPs]]により活性化され、[[カスパーゼ1]]が[[IL-1β]]の[[N末端]]を切断することで[[IL-1β]]を活性型にする。((リウマチ性疾患における分子標的治療 若林宏 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 腎・免疫・内分泌代謝内科学: http://ousar.lib.okayama-u.ac.jp/files/public/5/52936/20160705104522143442/126_227.pdf)) [[マクロファージ]]は[[細胞]]内への[[病原体]]の侵入を感知すると[[インフラマソーム]]を形成して[[カスパーゼ1]]を活性化し、[[IL-1β]]や[[IL-18]]などの[[サイトカイン]]を[[分泌]]すると共に、[[パイロトーシス]]と呼ばれる[[カスパーゼ1]][[依存性]]の[[細胞死]]を起こす。((インフラマソームと細胞死 須田貴司・金沢大学 がん進展制御研究所 免疫炎症制御研究分野: http://dimb.w3.kanazawa-u.ac.jp/sousetsuf/sousetsu12.htm)) &tag(免疫,インターロイキン,インフラマソーム);
この用語を編集
/
画像添付