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*インフルエンザ(flu, infuruenza) [#s13ca4f8] [[インフルエンザウイルス]]による[[感染症]]。またはそれを引き起こす[[インフルエンザウイルス]]を指す。 38〜40℃の[[高熱]]や[[関節痛]]、[[筋肉痛]]などが発生するのが特徴。悪化すると[[合併症]]を起こす可能性がある。軽症であれば[[急性上気道炎]]([[かぜ]])と区別が付きにくい。[[潜伏期間]]は通常1〜2日だが、最長7日間潜伏していた例も存在する。((東京医科歯科大学 難治疾患研究所 ウイルス治療学 清水則夫 インフルエンザってそんなに怖いの?:http://www.tmd.ac.jp/mri/koushimi/shimin/shiryou012.pdf)) >インフルエンザウイルスは[[オルソミクソウイルス]]科(Orthomyxoviridae)に属する分節状の[[マイナス鎖RNA]]を[[遺伝子]]とする[[ウイルス]]です。インフルエンザAウイルスは、8分節の[[遺伝子]]に10または11の[[タンパク質]]をコードしています。[[ウイルス]]粒子の表面には[[ヘマグルチニン]](HA)と[[ノイラミニダーゼ]](NA)が存在し、それぞれH1-H16とN1-N9の亜型に分類されています。((インフルエンザウイルスの基礎知識 - 微生物学教室 - 北海道大学大学院獣医学研究科: http://www.vetmed.hokudai.ac.jp/organization/microbiol/fluknowledgebase.html)) 元々は水鳥(カモ)の[[腸管]]に[[感染]]する[[ウイルス]]だったが、[[突然変異]]で人間の[[呼吸器]]に[[感染]]できるようになったとされる。 インフルエンザの[[ワクチン]]は鶏の有精[[卵]]から作られる。インフルエンザウイルスは毎年少しずつ[[変異]]を繰り返すため、その年に流行するものを予測して製造する。しかし、流行するインフルエンザウイルスは[[鳥インフルエンザ]]の[[ウイルス]]に由来することが多いため、鶏が被害を受け[[鶏卵]]を確保することが難しいという問題がある。 また、重い[[卵]][[アレルギー]]がある場合は[[予防接種]]を受けられない場合がある。 >近年は高純度に精製されているのでほとんど問題となりませんが重篤な[[卵]][[アレルギー]]がある場合、例えば[[鶏卵]]を食べるとひどい[[蕁麻疹]]や[[発疹]]を生じたり[[口腔]]内がしびれる人に対しては、接種を避けるか、注意して接種する必要があります。((国立感染症研究所感染症情報センター 厚生省保健医療局結核感染症課 日本医師会感染症危機管理対策室 インフルエンザ ”Q and A”: http://icnet.umin.ac.jp/other/question.htm#d17)) **インフルエンザに関わる疾患 [#tc08fe5e] 特に幼児や高齢者は[[脳症]]、[[肺炎]]を併発する可能性が高い。 -[[インフルエンザ脳症]] -[[インフルエンザ肺炎]] **インフルエンザウイルスに対する治療薬 [#a4c3aec8] -[[ノイラミニダーゼ]]阻害薬 --[[ザナミビル]]([[リレンザ]]) --[[オセルタミビル]]([[タミフル]]) --[[ラニナミビル]]([[イナビル]]) --[[ペラミビル]]([[ラピアクタ]]) -[[バロキサビルマルボキシル]]([[ゾフルーザ]])
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*インフルエンザ(flu, infuruenza) [#s13ca4f8] [[インフルエンザウイルス]]による[[感染症]]。またはそれを引き起こす[[インフルエンザウイルス]]を指す。 38〜40℃の[[高熱]]や[[関節痛]]、[[筋肉痛]]などが発生するのが特徴。悪化すると[[合併症]]を起こす可能性がある。軽症であれば[[急性上気道炎]]([[かぜ]])と区別が付きにくい。[[潜伏期間]]は通常1〜2日だが、最長7日間潜伏していた例も存在する。((東京医科歯科大学 難治疾患研究所 ウイルス治療学 清水則夫 インフルエンザってそんなに怖いの?:http://www.tmd.ac.jp/mri/koushimi/shimin/shiryou012.pdf)) >インフルエンザウイルスは[[オルソミクソウイルス]]科(Orthomyxoviridae)に属する分節状の[[マイナス鎖RNA]]を[[遺伝子]]とする[[ウイルス]]です。インフルエンザAウイルスは、8分節の[[遺伝子]]に10または11の[[タンパク質]]をコードしています。[[ウイルス]]粒子の表面には[[ヘマグルチニン]](HA)と[[ノイラミニダーゼ]](NA)が存在し、それぞれH1-H16とN1-N9の亜型に分類されています。((インフルエンザウイルスの基礎知識 - 微生物学教室 - 北海道大学大学院獣医学研究科: http://www.vetmed.hokudai.ac.jp/organization/microbiol/fluknowledgebase.html)) 元々は水鳥(カモ)の[[腸管]]に[[感染]]する[[ウイルス]]だったが、[[突然変異]]で人間の[[呼吸器]]に[[感染]]できるようになったとされる。 インフルエンザの[[ワクチン]]は鶏の有精[[卵]]から作られる。インフルエンザウイルスは毎年少しずつ[[変異]]を繰り返すため、その年に流行するものを予測して製造する。しかし、流行するインフルエンザウイルスは[[鳥インフルエンザ]]の[[ウイルス]]に由来することが多いため、鶏が被害を受け[[鶏卵]]を確保することが難しいという問題がある。 また、重い[[卵]][[アレルギー]]がある場合は[[予防接種]]を受けられない場合がある。 >近年は高純度に精製されているのでほとんど問題となりませんが重篤な[[卵]][[アレルギー]]がある場合、例えば[[鶏卵]]を食べるとひどい[[蕁麻疹]]や[[発疹]]を生じたり[[口腔]]内がしびれる人に対しては、接種を避けるか、注意して接種する必要があります。((国立感染症研究所感染症情報センター 厚生省保健医療局結核感染症課 日本医師会感染症危機管理対策室 インフルエンザ ”Q and A”: http://icnet.umin.ac.jp/other/question.htm#d17)) **インフルエンザに関わる疾患 [#tc08fe5e] 特に幼児や高齢者は[[脳症]]、[[肺炎]]を併発する可能性が高い。 -[[インフルエンザ脳症]] -[[インフルエンザ肺炎]] **インフルエンザウイルスに対する治療薬 [#a4c3aec8] -[[ノイラミニダーゼ]]阻害薬 --[[ザナミビル]]([[リレンザ]]) --[[オセルタミビル]]([[タミフル]]) --[[ラニナミビル]]([[イナビル]]) --[[ペラミビル]]([[ラピアクタ]]) -[[バロキサビルマルボキシル]]([[ゾフルーザ]])
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