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*ウリジン二リン酸グルクロン酸転移酵素&size(16){(uridine diphosphate glucuronosyltransferase : UGT)}; [#eec4b053] 様々な[[化合物]]の[[官能基]]([[ヒドロキシ基]]、[[カルボキシル基]]、[[アミノ基]]、[[チオール基]]など)に[[グルクロン酸]]を付加する[[抱合反応]]を[[触媒]]する[[トランスフェラーゼ]]。[[UDP-グルクロン酸転移酵素]]とも。 [[肝臓]]([[肝細胞]]などの[[小胞体]]膜)、[[皮膚]]、[[小腸]]などに[[発現]]する。[[補酵素]]として[[ウリジン二リン酸グルクロン酸]]を含んでいる。((ウリジン二リン酸グルクロン酸転移酵素 1A1 の立体構造予測 小田彰史 小林佳奈 高橋央宜: http://ci.nii.ac.jp/naid/110008750893/)) [[グルクロン酸]]は[[水溶性]]が高いため、[[グルクロン酸抱合]]を受けた[[化合物]]は[[水溶性]]が上昇して[[代謝]]されやすくなる。[[薬物代謝]]において重要。 >[[UGT]]による[[グルクロン酸抱合]][[代謝]]は,[[カルボキシル基]],[[水酸基]],[[アミン]]を有する薬物の主要な[[代謝]]経路の1つである。[[CYP]]に次いで多くの[[薬物]]の消失に寄与する[[代謝]][[酵素]]であり,米国の処方数トップ200の[[医薬品]]の約70%が[[代謝]]により体内から消失するが,そのうち約15%が主に[[グルクロン酸抱合]][[代謝]]により消失することが知られている (Williams et al., 2004)。((北海道大学大学院生命科学院 古川貴子 小腸グルクロン酸抱合代謝が医薬品の体内動態に与える影響: http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/55796/1/Takako_Furukawa.pdf)) [[フラボノイド]]などの[[代謝]]に関わっていることが確認されている。 >また近年では食物から摂取した[[フラボノイド]]などの[[ポリフェノール]]類が異物として認識され、[[UGT]]によって非常に効率よく抱合体に変換された後、体外排泄されることが明らかにされてきた。((UDP-グルクロン酸転移酵素関連テーマ | 富山県立大学 機能性食品工学: http://www.pu-toyama.ac.jp/BR/sakaki/research/research-ugt.html)) ウリジン二リン酸グルクロン酸転移酵素には、様々な[[遺伝子多型]]が存在するため、それが疾患や[[医薬品]]の効果における個人差の原因となっている。 以下の[[アイソザイム]]が確認されている。 -UGT1[[ファミリー]] --[[UGT1A1]] --[[UGT1A3]] --[[UGT1A4]] --[[UGT1A6]] --[[UGT1A7]] --[[UGT1A8]] --[[UGT1A10]] -UGT2[[ファミリー]] --[[UGT2B7]]
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*ウリジン二リン酸グルクロン酸転移酵素&size(16){(uridine diphosphate glucuronosyltransferase : UGT)}; [#eec4b053] 様々な[[化合物]]の[[官能基]]([[ヒドロキシ基]]、[[カルボキシル基]]、[[アミノ基]]、[[チオール基]]など)に[[グルクロン酸]]を付加する[[抱合反応]]を[[触媒]]する[[トランスフェラーゼ]]。[[UDP-グルクロン酸転移酵素]]とも。 [[肝臓]]([[肝細胞]]などの[[小胞体]]膜)、[[皮膚]]、[[小腸]]などに[[発現]]する。[[補酵素]]として[[ウリジン二リン酸グルクロン酸]]を含んでいる。((ウリジン二リン酸グルクロン酸転移酵素 1A1 の立体構造予測 小田彰史 小林佳奈 高橋央宜: http://ci.nii.ac.jp/naid/110008750893/)) [[グルクロン酸]]は[[水溶性]]が高いため、[[グルクロン酸抱合]]を受けた[[化合物]]は[[水溶性]]が上昇して[[代謝]]されやすくなる。[[薬物代謝]]において重要。 >[[UGT]]による[[グルクロン酸抱合]][[代謝]]は,[[カルボキシル基]],[[水酸基]],[[アミン]]を有する薬物の主要な[[代謝]]経路の1つである。[[CYP]]に次いで多くの[[薬物]]の消失に寄与する[[代謝]][[酵素]]であり,米国の処方数トップ200の[[医薬品]]の約70%が[[代謝]]により体内から消失するが,そのうち約15%が主に[[グルクロン酸抱合]][[代謝]]により消失することが知られている (Williams et al., 2004)。((北海道大学大学院生命科学院 古川貴子 小腸グルクロン酸抱合代謝が医薬品の体内動態に与える影響: http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/55796/1/Takako_Furukawa.pdf)) [[フラボノイド]]などの[[代謝]]に関わっていることが確認されている。 >また近年では食物から摂取した[[フラボノイド]]などの[[ポリフェノール]]類が異物として認識され、[[UGT]]によって非常に効率よく抱合体に変換された後、体外排泄されることが明らかにされてきた。((UDP-グルクロン酸転移酵素関連テーマ | 富山県立大学 機能性食品工学: http://www.pu-toyama.ac.jp/BR/sakaki/research/research-ugt.html)) ウリジン二リン酸グルクロン酸転移酵素には、様々な[[遺伝子多型]]が存在するため、それが疾患や[[医薬品]]の効果における個人差の原因となっている。 以下の[[アイソザイム]]が確認されている。 -UGT1[[ファミリー]] --[[UGT1A1]] --[[UGT1A3]] --[[UGT1A4]] --[[UGT1A6]] --[[UGT1A7]] --[[UGT1A8]] --[[UGT1A10]] -UGT2[[ファミリー]] --[[UGT2B7]]
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