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*エピゲノム(epigenome) [#e74a064d] 特定の[[細胞]]の[[ゲノム]]の[[修飾]]状態の総称。[[エピジェネティクス]]の基盤となる。((九州大学生体防御医学研究所 ゲノム機能制御学部門 エピゲノム制御学分野: http://www.bioreg.kyushu-u.ac.jp/labo/epigenome/))((遺伝学電子博物館 マウスのエピジェネティクス: https://www.nig.ac.jp/museum/livingthing/16_e.html)) [[DNA]][[メチル化]]([[DNA]]の[[シトシン]]に[[メチル基]](-CH3)が結合した状態)など。[[細胞]]の特性を決める要因の一つとなる。 >[[DNA]][[メチル化]]や[[クロマチン]]で各[[細胞]]の[[ゲノム]]は印付けされており、それを エピゲノム と呼んでいます。[[多分化能]]を有する[[幹細胞]]、特定の機能を果たすように[[分化]]した[[体細胞]]、不死化と過増殖性を獲得した[[癌細胞]]、分裂を停止した[[老化細胞]]などは、それぞれに固有のエピゲノムを有しています。((細胞医学分野 - 熊本大学発生医学研究所: http://www.imeg.kumamoto-u.ac.jp/bunya_top/medical_cell_biology/)) 以下のような働きにを持つ。 -選択的な[[遺伝子発現]] -[[染色体]]の安定性 -[[X染色体]]の不活性化 -[[ゲノムインプリンティング]] -外来[[DNA]]の不活性化 また、エピゲノムの状態は環境因子の影響を受けること知られており、[[生活習慣病]]に関係があるとされる。個体ごと・[[細胞]]ごとに違いがあり、[[DNA]][[メチル化]]の個人差が特に大きい部位は特に[[CDMV]]と呼ばれる。 >エピゲノムとは、[[DNA]][[塩基配列]]以外の[[DNA]]の[[メチル化]]と[[ヒストン]][[修飾]]で維持される遺伝情報です。((東京大学 代謝医学分野 酒井研究室: http://www.mm.rcast.u-tokyo.ac.jp/)) >エピゲノムの一つである[[DNA]][[メチル化]]は、[[細胞]][[分化]]の主役である一方、喫煙・飲酒・[[ストレス]]などの環境要因によって異常が生じ、[[生活習慣病]]・[[がん]]・[[うつ]]などの種々の疾患の誘因となっていることが明らかになってきました。((DNAメチル化の網羅的解析によってエピゲノム多様性を解読 ~個別化予防・個別化医療に貢献可能~: http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2017/04/press20170421-03.html))
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*エピゲノム(epigenome) [#e74a064d] 特定の[[細胞]]の[[ゲノム]]の[[修飾]]状態の総称。[[エピジェネティクス]]の基盤となる。((九州大学生体防御医学研究所 ゲノム機能制御学部門 エピゲノム制御学分野: http://www.bioreg.kyushu-u.ac.jp/labo/epigenome/))((遺伝学電子博物館 マウスのエピジェネティクス: https://www.nig.ac.jp/museum/livingthing/16_e.html)) [[DNA]][[メチル化]]([[DNA]]の[[シトシン]]に[[メチル基]](-CH3)が結合した状態)など。[[細胞]]の特性を決める要因の一つとなる。 >[[DNA]][[メチル化]]や[[クロマチン]]で各[[細胞]]の[[ゲノム]]は印付けされており、それを エピゲノム と呼んでいます。[[多分化能]]を有する[[幹細胞]]、特定の機能を果たすように[[分化]]した[[体細胞]]、不死化と過増殖性を獲得した[[癌細胞]]、分裂を停止した[[老化細胞]]などは、それぞれに固有のエピゲノムを有しています。((細胞医学分野 - 熊本大学発生医学研究所: http://www.imeg.kumamoto-u.ac.jp/bunya_top/medical_cell_biology/)) 以下のような働きにを持つ。 -選択的な[[遺伝子発現]] -[[染色体]]の安定性 -[[X染色体]]の不活性化 -[[ゲノムインプリンティング]] -外来[[DNA]]の不活性化 また、エピゲノムの状態は環境因子の影響を受けること知られており、[[生活習慣病]]に関係があるとされる。個体ごと・[[細胞]]ごとに違いがあり、[[DNA]][[メチル化]]の個人差が特に大きい部位は特に[[CDMV]]と呼ばれる。 >エピゲノムとは、[[DNA]][[塩基配列]]以外の[[DNA]]の[[メチル化]]と[[ヒストン]][[修飾]]で維持される遺伝情報です。((東京大学 代謝医学分野 酒井研究室: http://www.mm.rcast.u-tokyo.ac.jp/)) >エピゲノムの一つである[[DNA]][[メチル化]]は、[[細胞]][[分化]]の主役である一方、喫煙・飲酒・[[ストレス]]などの環境要因によって異常が生じ、[[生活習慣病]]・[[がん]]・[[うつ]]などの種々の疾患の誘因となっていることが明らかになってきました。((DNAメチル化の網羅的解析によってエピゲノム多様性を解読 ~個別化予防・個別化医療に貢献可能~: http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2017/04/press20170421-03.html))
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