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*オステオカルシン(osteocalcin) [#qda37f55] [[骨芽細胞]]から[[分泌]]される、49個の[[アミノ酸]]からなる[[タンパク質]]。1[[分子]]当たり3[[残基]]の[[γ-カルボキシグルタミン酸]]を含むことから[[BGP]]とも呼ばれる。((岡山大学病院 オステオカルシン: https://www.okayama-u.ac.jp/user/hos/kensa/naibunpiO/oste.htm)) [[骨]]の中に約0.4%の割合で存在する。わずかな量が[[血液]]中を循環している。 [[ビタミンK]]の作用によって[[オステオカルシン]]の[[グルタミン酸]][[残基]]が[[γ-カルボキシグルタミン酸]][[残基]]に変換されることで[[ヒドロキシアパタイト]]に結合するが、[[ビタミンK]]が不足すると結合できずに[[血液]]中に放出される。((骨粗鬆症の1次予防 閉経前女性市民ランナーの骨強度増加に向けた試み 慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科 隅田祥子: http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/detail.php?koara_id=KO90002001-20144172-0003)) [[膵臓]]の[[β細胞]]へ直接働きかけて[[インスリン]]の[[分泌]]を促す作用と、[[インクレチン]]([[GLP-1]])を介して[[インスリン]]の[[分泌]]を促す作用を持っており、[[血糖値]]を下げて全身の[[代謝]]を活性化する。((九州大学 骨が全身の代謝を改善 オステオカルシンによるインスリン分泌の新しい経路を発見: https://www.kyushu-u.ac.jp/f/1213/2013_02_21_3.pdf)) [[口腔]]から摂取した場合は、24時間程度血中濃度の高い状態が続き、全身の[[糖代謝]]を改善するとされる。 >[[経口投与]]されたオステオカルシンは、長時間にわたって活性を持った状態で[[消化管]]内に留まり、[[消化管]]内腔と全身循環の両方から、[[糖代謝]]改善効果を発揮します。そして、その効果の大部分は、[[小腸]]から[[分泌]]される [[GLP-1]] が担っていることがわかりました。((九州大学 オステオカルシン(骨のタンパク質)の経口摂取で代謝を改善 新たなメタボリックシンドローム予防薬の開発に期待: https://www.kyushu-u.ac.jp/f/1073/2014_10_06.pdf)) **オステオカルシンの種類 [#yb8620ff] [[カルボキシル化]]の程度によって以下の2つに分類される。[[カルボキシル化]]によって[[骨基質]]との親和性が高くなる。 -[[GlaOC]] -[[ucOC]]
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*オステオカルシン(osteocalcin) [#qda37f55] [[骨芽細胞]]から[[分泌]]される、49個の[[アミノ酸]]からなる[[タンパク質]]。1[[分子]]当たり3[[残基]]の[[γ-カルボキシグルタミン酸]]を含むことから[[BGP]]とも呼ばれる。((岡山大学病院 オステオカルシン: https://www.okayama-u.ac.jp/user/hos/kensa/naibunpiO/oste.htm)) [[骨]]の中に約0.4%の割合で存在する。わずかな量が[[血液]]中を循環している。 [[ビタミンK]]の作用によって[[オステオカルシン]]の[[グルタミン酸]][[残基]]が[[γ-カルボキシグルタミン酸]][[残基]]に変換されることで[[ヒドロキシアパタイト]]に結合するが、[[ビタミンK]]が不足すると結合できずに[[血液]]中に放出される。((骨粗鬆症の1次予防 閉経前女性市民ランナーの骨強度増加に向けた試み 慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科 隅田祥子: http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/detail.php?koara_id=KO90002001-20144172-0003)) [[膵臓]]の[[β細胞]]へ直接働きかけて[[インスリン]]の[[分泌]]を促す作用と、[[インクレチン]]([[GLP-1]])を介して[[インスリン]]の[[分泌]]を促す作用を持っており、[[血糖値]]を下げて全身の[[代謝]]を活性化する。((九州大学 骨が全身の代謝を改善 オステオカルシンによるインスリン分泌の新しい経路を発見: https://www.kyushu-u.ac.jp/f/1213/2013_02_21_3.pdf)) [[口腔]]から摂取した場合は、24時間程度血中濃度の高い状態が続き、全身の[[糖代謝]]を改善するとされる。 >[[経口投与]]されたオステオカルシンは、長時間にわたって活性を持った状態で[[消化管]]内に留まり、[[消化管]]内腔と全身循環の両方から、[[糖代謝]]改善効果を発揮します。そして、その効果の大部分は、[[小腸]]から[[分泌]]される [[GLP-1]] が担っていることがわかりました。((九州大学 オステオカルシン(骨のタンパク質)の経口摂取で代謝を改善 新たなメタボリックシンドローム予防薬の開発に期待: https://www.kyushu-u.ac.jp/f/1073/2014_10_06.pdf)) **オステオカルシンの種類 [#yb8620ff] [[カルボキシル化]]の程度によって以下の2つに分類される。[[カルボキシル化]]によって[[骨基質]]との親和性が高くなる。 -[[GlaOC]] -[[ucOC]]
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