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*カルボニル基(carbonyl group) [#e66e963c] [[示性式]] −C(=O)− で表される[[官能基]]。 #ref(carbonyl.png,カルボニル基の構造,120); [[酸素]]は[[炭素]]よりも[[電気陰性度]]が大きいため、電子を引きつけ強く分極している。 [[アルデヒド基]]や[[ケトン基]]([[ケト基]])、[[エステル結合]]、[[アミド結合]]などはカルボニル基を含む。[[アルデヒド]]はAまたはBに[[水素]][[原子]]が結合したもの、[[ケトン]]はAとBに[[炭素]]を含む物質が結合したものである。 >カルボニル基に[[水素]][[原子]]が1つ以上結合しているものを[[アルデヒド]]と呼び、カルボニル基の両側に[[炭素]][[原子]]が結合しているものを[[ケトン]]と呼ぶ。((名城大学理工学部応用化学科 永田研究室 有機化学Ⅱ 講義資料 第20回「カルボニル基への求核付加反応 (1)」: http://www2.meijo-u.ac.jp/~tnagata/education/ochem2/2018/ochem2_20.pdf)) [[カルボン酸]]やその[[誘導体]]([[エステル]]、[[アミド]]、[[ハロゲン化アシル]]、[[酸無水物]])はカルボニル基を持つ。
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*カルボニル基(carbonyl group) [#e66e963c] [[示性式]] −C(=O)− で表される[[官能基]]。 #ref(carbonyl.png,カルボニル基の構造,120); [[酸素]]は[[炭素]]よりも[[電気陰性度]]が大きいため、電子を引きつけ強く分極している。 [[アルデヒド基]]や[[ケトン基]]([[ケト基]])、[[エステル結合]]、[[アミド結合]]などはカルボニル基を含む。[[アルデヒド]]はAまたはBに[[水素]][[原子]]が結合したもの、[[ケトン]]はAとBに[[炭素]]を含む物質が結合したものである。 >カルボニル基に[[水素]][[原子]]が1つ以上結合しているものを[[アルデヒド]]と呼び、カルボニル基の両側に[[炭素]][[原子]]が結合しているものを[[ケトン]]と呼ぶ。((名城大学理工学部応用化学科 永田研究室 有機化学Ⅱ 講義資料 第20回「カルボニル基への求核付加反応 (1)」: http://www2.meijo-u.ac.jp/~tnagata/education/ochem2/2018/ochem2_20.pdf)) [[カルボン酸]]やその[[誘導体]]([[エステル]]、[[アミド]]、[[ハロゲン化アシル]]、[[酸無水物]])はカルボニル基を持つ。
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