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*クエン酸(citric acid) [#o1e03190] [[梅干し]]や[[レモン]]、みかんなどの[[柑橘類]]に含まれる、無色・無臭の[[有機化合物]]。その和名は[[レモン]]の一種である枸櫞(くえん)に由来する。[[分子式]]は C_{6};H_{8}O_{7}((東京農業大学 酸っぱいは精巧のもと エネルギーの源 クエン酸回路: http://www.nodai.ac.jp/journal/nakanishi/0611.html)) #ref(citric_acid.png,クエン酸の化学構造,200); クエン[[酸]]には[[唾液]]の[[分泌]]を促進して、[[大脳]]の[[食欲中枢]]を刺激する働きがある。((すこやかインフォメーション|東京慈恵会医科大学附属病院(本院):http://www.jikei.ac.jp/hospital/sukoyaka/index_08_2.html)) 体内では[[クエン酸回路]]において、[[クエン酸シンターゼ]]に[[触媒]]され、[[アセチルCoA]]と[[オキサロ酢酸]]が[[アルドール反応]]により[[カップリング]]した後、[[チオエステル]]部分が[[加水分解]]を受けて生成される。クエン[[酸]]の[[代謝]]は[[肝臓]]で行われる。((生体分子化学 徳島文理大学薬学部 江角朋之: http://p.bunri-u.ac.jp/lab23/esumi/BioMolChem1.pdf))((大量輸血時,低Ca血症によりシヨツクを起した1症例: https://www.jstage.jst.go.jp/article/iryo1946/36/6/36_6_566/_article/-char/ja/)) **クエン酸の用途 [#f16f46f8] 保存[[血液]]には[[抗凝固剤]]としてクエン[[酸]]([[クエン酸ナトリウム]])が使用されている。したがって、大量に[[輸血]]を行なった場合は[[低カルシウム血症]](クエン[[酸]][[中毒]])となる場合がある。((広島大学医学部附属病院輸血部 大量輸血に伴う合併症: http://home.hiroshima-u.ac.jp/yuketsu/pdf/34news.pdf)) [[抗凝固剤]]として働く理由は、クエン[[酸]]と[[血液]]中の[[カルシウムイオン]](Ca^{2+})が結合して[[クエン酸カルシウム]]となり、[[凝固]]作用に必要なCa^{2+}が除去されるためである。((「安全な輸血」第8回 血液学を学ぼう!: http://www.med.kindai.ac.jp/transfusion/ketsuekigaku-8.pdf))
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*クエン酸(citric acid) [#o1e03190] [[梅干し]]や[[レモン]]、みかんなどの[[柑橘類]]に含まれる、無色・無臭の[[有機化合物]]。その和名は[[レモン]]の一種である枸櫞(くえん)に由来する。[[分子式]]は C_{6};H_{8}O_{7}((東京農業大学 酸っぱいは精巧のもと エネルギーの源 クエン酸回路: http://www.nodai.ac.jp/journal/nakanishi/0611.html)) #ref(citric_acid.png,クエン酸の化学構造,200); クエン[[酸]]には[[唾液]]の[[分泌]]を促進して、[[大脳]]の[[食欲中枢]]を刺激する働きがある。((すこやかインフォメーション|東京慈恵会医科大学附属病院(本院):http://www.jikei.ac.jp/hospital/sukoyaka/index_08_2.html)) 体内では[[クエン酸回路]]において、[[クエン酸シンターゼ]]に[[触媒]]され、[[アセチルCoA]]と[[オキサロ酢酸]]が[[アルドール反応]]により[[カップリング]]した後、[[チオエステル]]部分が[[加水分解]]を受けて生成される。クエン[[酸]]の[[代謝]]は[[肝臓]]で行われる。((生体分子化学 徳島文理大学薬学部 江角朋之: http://p.bunri-u.ac.jp/lab23/esumi/BioMolChem1.pdf))((大量輸血時,低Ca血症によりシヨツクを起した1症例: https://www.jstage.jst.go.jp/article/iryo1946/36/6/36_6_566/_article/-char/ja/)) **クエン酸の用途 [#f16f46f8] 保存[[血液]]には[[抗凝固剤]]としてクエン[[酸]]([[クエン酸ナトリウム]])が使用されている。したがって、大量に[[輸血]]を行なった場合は[[低カルシウム血症]](クエン[[酸]][[中毒]])となる場合がある。((広島大学医学部附属病院輸血部 大量輸血に伴う合併症: http://home.hiroshima-u.ac.jp/yuketsu/pdf/34news.pdf)) [[抗凝固剤]]として働く理由は、クエン[[酸]]と[[血液]]中の[[カルシウムイオン]](Ca^{2+})が結合して[[クエン酸カルシウム]]となり、[[凝固]]作用に必要なCa^{2+}が除去されるためである。((「安全な輸血」第8回 血液学を学ぼう!: http://www.med.kindai.ac.jp/transfusion/ketsuekigaku-8.pdf))
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