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*ケルセチン(quercetin) [#wa8e616f] [[フラボノイド]]系の[[ポリフェノール]]のひとつ。[[クエルセチン]]や[[クェルセチン]]とも。[[分子式]]は C_{15}H_{10}O_{7} #ref(quercetin.png,ケルセチン(クェルセチン)の化学構造,240); [[ルテオリン]]に[[ヒドロキシ基]]が1つ付加した[[誘導体]]。[[リンゴ]]や玉ねぎ、[[シソ]]などに含まれる。食事で最も多く取り入れられる[[フラボノイド]]とされる。[[タマネギ]]に含まれる[[抗酸化作用]]を持つ物質は[[ケルセチン]]の[[配糖体]]とされる。((食品ポリフェノールが腸管におけるコレステロール吸収を抑制するメカニズムを解明: http://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/2014/20140529-1.html))((北海道産タマネギ品種のケルセチン含有量と抗酸化能の差異: http://ci.nii.ac.jp/naid/10031202126)) **ケルセチンの効果 [#ecbd1eb8] 強い[[抗酸化作用]]を持っている。また、様々な[[酵素]]の活動を活性化および抑制することで抗[[がん]]作用や抗[[炎症]]作用を発揮する。((Quercetin Enhances Intestinal Barrier Function through the Assembly of Zonnula Occludens-2, Occludin, and Claudin-1 and the Expression of Claudin-4 in Caco-2 Cells: http://jn.nutrition.org/content/139/5/965.full)) >1993年にオランダで行われた疫学調査で、[[タマネギ]]やりんごなどから[[ケルセチン]]をはじめとする[[フラボノイド]]を多く摂取していた人は、[[心臓病]]の発症率が低かったという結果が得られました。((ケルセチン | 成分情報 | わかさの秘密: http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/quercetin/)) また、[[ルテオリン]]と同様に、[[ケルセチン]]には過剰な[[コレステロール]]の吸収を抑制することから、[[高コレステロール血症]]の予防に繋がることが示唆されている。 [[ケルセチン]]の[[脂肪肝]]改善や[[脂質代謝]]改善の作用は、C/EBPβに結合することで、[[小腸]]の[[細胞]]で[[リポタンパク質]]の[[代謝]]に関わる[[遺伝子]](特に[[アポB]][[遺伝子]])の[[発現]]を低下させることによることが報告されている。((機能性食品成分ケルセチンによる代謝改善効果の新たな分子機構を解明: http://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/2015/20150512-1.html)) [[ケルセチン]]の[[プレニル化]][[誘導体]]([[6-プレニルケルセチン]]など)がヒトに対して有益な作用を有することが報告されている。((KAKEN — 研究課題をさがす | 機能性フラボノイドープレニル化の生理的意義の解明 (KAKENHI-PROJECT-25292075): https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-25292075/)) **ケルセチンを含む食品((国立大学法人 旭川医科大学抗酸化機能分析研究センター: http://food-db.asahikawa-med.ac.jp/dictionary.php?content=component_dictionary&id=138)) [#qa3a3546] -[[タマネギ]] -[[リンゴ]] -[[ベリー]]類 -[[グアバ]] -韃靼[[蕎麦]] -[[ジャガイモ]] -[[紅茶]] -赤[[ワイン]] -[[ココア]] -[[ブロッコリー]]
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*ケルセチン(quercetin) [#wa8e616f] [[フラボノイド]]系の[[ポリフェノール]]のひとつ。[[クエルセチン]]や[[クェルセチン]]とも。[[分子式]]は C_{15}H_{10}O_{7} #ref(quercetin.png,ケルセチン(クェルセチン)の化学構造,240); [[ルテオリン]]に[[ヒドロキシ基]]が1つ付加した[[誘導体]]。[[リンゴ]]や玉ねぎ、[[シソ]]などに含まれる。食事で最も多く取り入れられる[[フラボノイド]]とされる。[[タマネギ]]に含まれる[[抗酸化作用]]を持つ物質は[[ケルセチン]]の[[配糖体]]とされる。((食品ポリフェノールが腸管におけるコレステロール吸収を抑制するメカニズムを解明: http://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/2014/20140529-1.html))((北海道産タマネギ品種のケルセチン含有量と抗酸化能の差異: http://ci.nii.ac.jp/naid/10031202126)) **ケルセチンの効果 [#ecbd1eb8] 強い[[抗酸化作用]]を持っている。また、様々な[[酵素]]の活動を活性化および抑制することで抗[[がん]]作用や抗[[炎症]]作用を発揮する。((Quercetin Enhances Intestinal Barrier Function through the Assembly of Zonnula Occludens-2, Occludin, and Claudin-1 and the Expression of Claudin-4 in Caco-2 Cells: http://jn.nutrition.org/content/139/5/965.full)) >1993年にオランダで行われた疫学調査で、[[タマネギ]]やりんごなどから[[ケルセチン]]をはじめとする[[フラボノイド]]を多く摂取していた人は、[[心臓病]]の発症率が低かったという結果が得られました。((ケルセチン | 成分情報 | わかさの秘密: http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/quercetin/)) また、[[ルテオリン]]と同様に、[[ケルセチン]]には過剰な[[コレステロール]]の吸収を抑制することから、[[高コレステロール血症]]の予防に繋がることが示唆されている。 [[ケルセチン]]の[[脂肪肝]]改善や[[脂質代謝]]改善の作用は、C/EBPβに結合することで、[[小腸]]の[[細胞]]で[[リポタンパク質]]の[[代謝]]に関わる[[遺伝子]](特に[[アポB]][[遺伝子]])の[[発現]]を低下させることによることが報告されている。((機能性食品成分ケルセチンによる代謝改善効果の新たな分子機構を解明: http://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/2015/20150512-1.html)) [[ケルセチン]]の[[プレニル化]][[誘導体]]([[6-プレニルケルセチン]]など)がヒトに対して有益な作用を有することが報告されている。((KAKEN — 研究課題をさがす | 機能性フラボノイドープレニル化の生理的意義の解明 (KAKENHI-PROJECT-25292075): https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-25292075/)) **ケルセチンを含む食品((国立大学法人 旭川医科大学抗酸化機能分析研究センター: http://food-db.asahikawa-med.ac.jp/dictionary.php?content=component_dictionary&id=138)) [#qa3a3546] -[[タマネギ]] -[[リンゴ]] -[[ベリー]]類 -[[グアバ]] -韃靼[[蕎麦]] -[[ジャガイモ]] -[[紅茶]] -赤[[ワイン]] -[[ココア]] -[[ブロッコリー]]
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