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*サリシン(salicin) [#q33ec36e] 発熱や[[関節炎]]([[リウマチ]])の治療に利用されていた有機化合物。[[サリチルアルコール]]の[[配糖体]]。ヤナギの樹皮からの抽出物であり、名前の由来はヤナギの属名である Salix である。[[サリチン]]とも呼ばれる。 #ref(salicin.png,サリシンの化学構造,240); [[非ステロイド系抗炎症薬]]の起源。後にサリチンから[[サリチル酸]]が抽出された。 >1838 年,Piria はサリチンより[[サリチル酸]]を抽出・同定し,さらに 1860 年には Kolbe によって[[サリチル酸]]が合成された。また,1876 年にイギリスの MacLagan は,サリチンが[[急性リウマチ]]([[リウマチ熱]]と思われる)の治療に有効であると Lancet 誌上に発表した。この報告が,[[NSAIDs]] を[[リウマチ]]性疾患の治療に用いたことを記載した最初の医学的記録と考えられている。((聖マリアンナ医科大学 医学会 非ステロイド抗炎症薬 川合眞一: http://igakukai.marianna-u.ac.jp/idaishi/www/296/01kawai.pdf)) サリシン自体は非常に[[苦味]]が強く、[[薬]]として使われることはほとんどなかったとされる。(((株)化学同人 京都大学大学院薬学研究科 くすりをつくる研究者の仕事 薬のネタ探しから私たちに届くまで 2017/3/30))
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*サリシン(salicin) [#q33ec36e] 発熱や[[関節炎]]([[リウマチ]])の治療に利用されていた有機化合物。[[サリチルアルコール]]の[[配糖体]]。ヤナギの樹皮からの抽出物であり、名前の由来はヤナギの属名である Salix である。[[サリチン]]とも呼ばれる。 #ref(salicin.png,サリシンの化学構造,240); [[非ステロイド系抗炎症薬]]の起源。後にサリチンから[[サリチル酸]]が抽出された。 >1838 年,Piria はサリチンより[[サリチル酸]]を抽出・同定し,さらに 1860 年には Kolbe によって[[サリチル酸]]が合成された。また,1876 年にイギリスの MacLagan は,サリチンが[[急性リウマチ]]([[リウマチ熱]]と思われる)の治療に有効であると Lancet 誌上に発表した。この報告が,[[NSAIDs]] を[[リウマチ]]性疾患の治療に用いたことを記載した最初の医学的記録と考えられている。((聖マリアンナ医科大学 医学会 非ステロイド抗炎症薬 川合眞一: http://igakukai.marianna-u.ac.jp/idaishi/www/296/01kawai.pdf)) サリシン自体は非常に[[苦味]]が強く、[[薬]]として使われることはほとんどなかったとされる。(((株)化学同人 京都大学大学院薬学研究科 くすりをつくる研究者の仕事 薬のネタ探しから私たちに届くまで 2017/3/30))
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