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*サーチュイン(sirtuin : SIRT) [#bdf3f068] [[遺伝子発現]]調節に関わる[[ヒストン]]の[[脱アセチル化]]を[[触媒]]する[[酵素]]。((長寿遺伝子産物 SIRT1 (サーチュイン)の活性化で神経難病 ALS マウスが延命: http://www.nagoya-u.ac.jp/about-nu/public-relations/researchinfo/upload_images/20140909_riem.pdf)) 老化や寿命の制御に重要な役割を担っているとされたが、現在では否定されている。 >サーチュイン([[タンパク質]])が重要な働きをすると考えたのがレオナード・ガランテでした。... しかし、ガランテの研究は、別の研究者の詳細な実験結果から否定されました(2011年)... >ガランテの実験によって「寿命が延びたこと」と「サーチュインが増えたこと」は事実なのですが、別の実験で「サーチュインが増えないようにしても寿命が延びた」のです。つまりサーチュインと寿命の延びは関係なかったことになります。((PHP研究所 竹内薫 丸山篤史 白くて眠れなくなる遺伝子(2016/1/5))) [[酵母]]の老化抑制[[遺伝子]]として最初に発見された[[Sir2]]に相当する([[ホモログ]]である)[[遺伝子]]が[[SIRT1]]である。 ヒトのサーチュインは7種類([[SIRT1]]〜[[SIRT7]])とされる。((札幌医科大学薬理学講座:研究紹介: http://web.sapmed.ac.jp/pharmacology/research.html))((金沢医科大学 糖尿病・内分泌内科学: http://www.kanazawa-med.ac.jp/~endocrin/news/1.html)) マウスでの実験では、[[ストレス]]の耐性にサーチュインが関わることが確認されている。 >研究グループは、長期的な[[ストレス]]に適応することができずに、人間の[[うつ]]状態を反映する行動をしたマウスと、[[ストレス]]に適応することができたマウスを用いて、これら2種類のマウスの[[脳]]内でどのような違いがあるのかを調べました。その結果、[[ストレス]]に弱いマウスでは、[[脳]]内の[[海馬]](かいば)と呼ばれる場所で[[SIRT1]]の量が減っていました。一方、[[ストレス]]に強いマウスでは[[SIRT1]]の量は変化していませんでした。そこで、[[遺伝子]]操作や[[SIRT1]]の機能を高める薬剤を用いて[[ストレス]]に弱いマウスの[[海馬]]で[[SIRT1]]を活性化させたところ、[[ストレス]]に強いマウスになりました。逆に、[[SIRT1]]の働きを弱めたところ、軽度な[[ストレス]]に対して適応することができないマウスになりました。((医学系研究科の研究グループがストレスに強い脳をつくるタンパク質を発見~うつ病の脳のしくみ解明へ前進~|国立大学法人山口大学: http://www.yamaguchi-u.ac.jp/weeklynews/2015/_4906.html))
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*サーチュイン(sirtuin : SIRT) [#bdf3f068] [[遺伝子発現]]調節に関わる[[ヒストン]]の[[脱アセチル化]]を[[触媒]]する[[酵素]]。((長寿遺伝子産物 SIRT1 (サーチュイン)の活性化で神経難病 ALS マウスが延命: http://www.nagoya-u.ac.jp/about-nu/public-relations/researchinfo/upload_images/20140909_riem.pdf)) 老化や寿命の制御に重要な役割を担っているとされたが、現在では否定されている。 >サーチュイン([[タンパク質]])が重要な働きをすると考えたのがレオナード・ガランテでした。... しかし、ガランテの研究は、別の研究者の詳細な実験結果から否定されました(2011年)... >ガランテの実験によって「寿命が延びたこと」と「サーチュインが増えたこと」は事実なのですが、別の実験で「サーチュインが増えないようにしても寿命が延びた」のです。つまりサーチュインと寿命の延びは関係なかったことになります。((PHP研究所 竹内薫 丸山篤史 白くて眠れなくなる遺伝子(2016/1/5))) [[酵母]]の老化抑制[[遺伝子]]として最初に発見された[[Sir2]]に相当する([[ホモログ]]である)[[遺伝子]]が[[SIRT1]]である。 ヒトのサーチュインは7種類([[SIRT1]]〜[[SIRT7]])とされる。((札幌医科大学薬理学講座:研究紹介: http://web.sapmed.ac.jp/pharmacology/research.html))((金沢医科大学 糖尿病・内分泌内科学: http://www.kanazawa-med.ac.jp/~endocrin/news/1.html)) マウスでの実験では、[[ストレス]]の耐性にサーチュインが関わることが確認されている。 >研究グループは、長期的な[[ストレス]]に適応することができずに、人間の[[うつ]]状態を反映する行動をしたマウスと、[[ストレス]]に適応することができたマウスを用いて、これら2種類のマウスの[[脳]]内でどのような違いがあるのかを調べました。その結果、[[ストレス]]に弱いマウスでは、[[脳]]内の[[海馬]](かいば)と呼ばれる場所で[[SIRT1]]の量が減っていました。一方、[[ストレス]]に強いマウスでは[[SIRT1]]の量は変化していませんでした。そこで、[[遺伝子]]操作や[[SIRT1]]の機能を高める薬剤を用いて[[ストレス]]に弱いマウスの[[海馬]]で[[SIRT1]]を活性化させたところ、[[ストレス]]に強いマウスになりました。逆に、[[SIRT1]]の働きを弱めたところ、軽度な[[ストレス]]に対して適応することができないマウスになりました。((医学系研究科の研究グループがストレスに強い脳をつくるタンパク質を発見~うつ病の脳のしくみ解明へ前進~|国立大学法人山口大学: http://www.yamaguchi-u.ac.jp/weeklynews/2015/_4906.html))
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