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*デキストラン(dextran) [#bee86e5d] [[グルコース]]を[[モノマー]]とする[[多糖類]]。[[ストレプトコッカス]]属や[[リューコノストック]]属([[ロイコノストック]]属)などの[[細菌]]が[[菌体]]外に放出する[[水溶性]]の[[グルカン]]。((新規デキストランスクラーゼが生産するグルカンの構造 | 農研機構: http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nfri/2000/nfri00-17.html)) #ref(dextran.png,デキストランの化学構造,240); デキストランの構造は産生する[[細菌]]の種類によって異なる。[[ムタン]]のようにα-1,3結合を多く含む場合は水に溶けにくくなる。 [[リューコノストック]]属や[[ストレプトコッカス]]属の産生するデキストランにはα-1,3結合が全結合の半分以上を占める不溶性のものが存在し、これは[[ムタン]]と呼ばれる。((CiNii 論文 - デキストランの生合成および分解に関する酵素化学的研究: http://ci.nii.ac.jp/naid/110002791281)) >[[ロイコノストック]]属[[菌]]由来の[[グルカン合成酵素]]には、水溶性の[[グルカン]]を合成する[[酵素]]の他に、α-1→3結合を主体とする非水溶性の[[グルカン]]を合成する[[酵素]]が存在し、いずれも[[GTF]]と呼ばれている。複数の[[GTF]]の作用で、固着性の強い[[ムタン]]と呼ばれる[[グルカン]]を形成する。((J-STORE(~改変デキストランスクラーゼ、その遺伝子組み換え体、グルカンの製造法 舟根 和美 特願2001-307067~): http://jstore.jst.go.jp/nationalPatentDetail.html?pat_id=7675)) [[デキストラナーゼ]]に[[触媒]]されて[[加水分解]]される。 古くから代替[[血漿]]として用いられ、[[フィブリノーゲン]]のゲル化を促進する作用を持つ。((フィブリンゲル形成における糖-フィブリノーゲン相互作用の研究 群馬大学大学院工学研究科 博士後期課程 生産工学専攻 増田有香: https://gair.media.gunma-u.ac.jp/dspace/handle/10087/4827))
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*デキストラン(dextran) [#bee86e5d] [[グルコース]]を[[モノマー]]とする[[多糖類]]。[[ストレプトコッカス]]属や[[リューコノストック]]属([[ロイコノストック]]属)などの[[細菌]]が[[菌体]]外に放出する[[水溶性]]の[[グルカン]]。((新規デキストランスクラーゼが生産するグルカンの構造 | 農研機構: http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nfri/2000/nfri00-17.html)) #ref(dextran.png,デキストランの化学構造,240); デキストランの構造は産生する[[細菌]]の種類によって異なる。[[ムタン]]のようにα-1,3結合を多く含む場合は水に溶けにくくなる。 [[リューコノストック]]属や[[ストレプトコッカス]]属の産生するデキストランにはα-1,3結合が全結合の半分以上を占める不溶性のものが存在し、これは[[ムタン]]と呼ばれる。((CiNii 論文 - デキストランの生合成および分解に関する酵素化学的研究: http://ci.nii.ac.jp/naid/110002791281)) >[[ロイコノストック]]属[[菌]]由来の[[グルカン合成酵素]]には、水溶性の[[グルカン]]を合成する[[酵素]]の他に、α-1→3結合を主体とする非水溶性の[[グルカン]]を合成する[[酵素]]が存在し、いずれも[[GTF]]と呼ばれている。複数の[[GTF]]の作用で、固着性の強い[[ムタン]]と呼ばれる[[グルカン]]を形成する。((J-STORE(~改変デキストランスクラーゼ、その遺伝子組み換え体、グルカンの製造法 舟根 和美 特願2001-307067~): http://jstore.jst.go.jp/nationalPatentDetail.html?pat_id=7675)) [[デキストラナーゼ]]に[[触媒]]されて[[加水分解]]される。 古くから代替[[血漿]]として用いられ、[[フィブリノーゲン]]のゲル化を促進する作用を持つ。((フィブリンゲル形成における糖-フィブリノーゲン相互作用の研究 群馬大学大学院工学研究科 博士後期課程 生産工学専攻 増田有香: https://gair.media.gunma-u.ac.jp/dspace/handle/10087/4827))
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