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*パルミトレイン酸(palmitoleic acid) [#tbf12c14] [[マカダミアナッツ]]や[[アボカド]]などに多く含まれる[[脂肪酸]]。[[パルミチン酸]]を構成する[[炭素]]鎖の9位-10位(Δ9)が[[二重結合]]になった[[一価不飽和脂肪酸]]。[[9-ヘキサデセン酸]]や[[パルミトオレイン酸]]とも呼ばれる。((ラットにおけるアボカド摂取による有用性について: https://www.ir.nihon-u.ac.jp/pdf/research/publication/03_38_14.pdf)) #ref(palmitoleic_acid.png,パルミトレイン酸の化学構造); [[Δ9-デサチュラーゼ]]によって[[パルミチン酸]]のΔ9が[[不飽和化]]されて[[パルミトレイン酸]]となる。常温で液体(融点 -0.5℃)((筑波大学 耐冷性遺伝子組換えユーカリの隔離ほ場試験 一般説明会の開催について:https://www.tsukuba.ac.jp/wp-content/uploads/130801pfpress.pdf)) [[パルミトレイン酸]]と[[カルシウム]]との[[塩]]が、[[黄色ブドウ球菌]]や[[アクネ菌]]に対する[[殺菌作用]]を持つことが報告されている。その上、人体に有用な[[表皮ブドウ球菌]]は殺[[菌]]しないとされる。((平成 27 年 2 月 4 日 国立大学法人山形大学 天然油脂由来の殺菌性パウダー 身体洗浄料・化粧品への応用の可能性: http://www.yamagata-u.ac.jp/kenkyupress/pr20150204.pdf)) ヒトの[[皮膚]]にも含まれており、[[皮膚]]の再生を助ける働きを持つとされる。((洗顔石鹸の脂肪酸組成に関する研究 生活環境学研究室 西川貴三子: https://www.tokyo-kasei.ac.jp/Portals/0/data/college/kasei/kankyo/images/Laboratory/Yoshihara/2015_%E5%8D%92%E8%AB%96%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%80%80%E8%A5%BF%E5%B7%9D.pdf)) [[Wnt]]が[[細胞]]外に[[分泌]]されるために、[[パルミトレイン酸]]が付加されることが必要。((基礎生物学研究所 プレスリリース: http://www.nibb.ac.jp/press/061203/061203.html)) [[パルミトレイン酸]]の[[酸化物]]である[[2-ノネナール]]は[[加齢臭]]の原因となる。 >[[2-ノネナール]]は、[[皮脂]]に含まれる[[パルミトレイン酸]]等の[[ω-7不飽和脂肪酸]]の[[酸化]]生成物であり、加齢に伴い放散量が増加することから、香粧品分野では「[[加齢臭]]」と呼ばれている。従来「体のにおい」は、[[皮膚]][[常在菌]]の作用によるものと思われてきたが、[[皮膚]]ガスの観点から見れば放散経路の一つに過ぎない。((ヒト皮膚から放散する微量生体ガスと臨床環境 関根嘉香 東海大学理学部化学科: https://i.kawasaki-m.ac.jp/jsce/jjce25_2_69.pdf))
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*パルミトレイン酸(palmitoleic acid) [#tbf12c14] [[マカダミアナッツ]]や[[アボカド]]などに多く含まれる[[脂肪酸]]。[[パルミチン酸]]を構成する[[炭素]]鎖の9位-10位(Δ9)が[[二重結合]]になった[[一価不飽和脂肪酸]]。[[9-ヘキサデセン酸]]や[[パルミトオレイン酸]]とも呼ばれる。((ラットにおけるアボカド摂取による有用性について: https://www.ir.nihon-u.ac.jp/pdf/research/publication/03_38_14.pdf)) #ref(palmitoleic_acid.png,パルミトレイン酸の化学構造); [[Δ9-デサチュラーゼ]]によって[[パルミチン酸]]のΔ9が[[不飽和化]]されて[[パルミトレイン酸]]となる。常温で液体(融点 -0.5℃)((筑波大学 耐冷性遺伝子組換えユーカリの隔離ほ場試験 一般説明会の開催について:https://www.tsukuba.ac.jp/wp-content/uploads/130801pfpress.pdf)) [[パルミトレイン酸]]と[[カルシウム]]との[[塩]]が、[[黄色ブドウ球菌]]や[[アクネ菌]]に対する[[殺菌作用]]を持つことが報告されている。その上、人体に有用な[[表皮ブドウ球菌]]は殺[[菌]]しないとされる。((平成 27 年 2 月 4 日 国立大学法人山形大学 天然油脂由来の殺菌性パウダー 身体洗浄料・化粧品への応用の可能性: http://www.yamagata-u.ac.jp/kenkyupress/pr20150204.pdf)) ヒトの[[皮膚]]にも含まれており、[[皮膚]]の再生を助ける働きを持つとされる。((洗顔石鹸の脂肪酸組成に関する研究 生活環境学研究室 西川貴三子: https://www.tokyo-kasei.ac.jp/Portals/0/data/college/kasei/kankyo/images/Laboratory/Yoshihara/2015_%E5%8D%92%E8%AB%96%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%80%80%E8%A5%BF%E5%B7%9D.pdf)) [[Wnt]]が[[細胞]]外に[[分泌]]されるために、[[パルミトレイン酸]]が付加されることが必要。((基礎生物学研究所 プレスリリース: http://www.nibb.ac.jp/press/061203/061203.html)) [[パルミトレイン酸]]の[[酸化物]]である[[2-ノネナール]]は[[加齢臭]]の原因となる。 >[[2-ノネナール]]は、[[皮脂]]に含まれる[[パルミトレイン酸]]等の[[ω-7不飽和脂肪酸]]の[[酸化]]生成物であり、加齢に伴い放散量が増加することから、香粧品分野では「[[加齢臭]]」と呼ばれている。従来「体のにおい」は、[[皮膚]][[常在菌]]の作用によるものと思われてきたが、[[皮膚]]ガスの観点から見れば放散経路の一つに過ぎない。((ヒト皮膚から放散する微量生体ガスと臨床環境 関根嘉香 東海大学理学部化学科: https://i.kawasaki-m.ac.jp/jsce/jjce25_2_69.pdf))
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