健康用語WEB事典
用語追加
更新履歴
用語一覧
ランキング
ランダム
最近更新された用語
プベルリン酸
プベルル酸
ハイドロトロープ
レカネマブ
KMT2A再構成AML
直接経口抗凝固薬
リバーロキサバン
腹式呼吸
ガストリン放出ペプチド
削除されたページ
ケタミン
コメント/桿状核球
もっと見る…
新しい用語解説ページの作成や既にあるページの編集を行うことができます。
ページの書き方については以下のページを御覧ください。
基本的なページの書き方
さらに詳細な編集機能について
[[リンク]]
((注釈))
^{上付き}
_{下付き}
6
8
10
12
14
16
18
20
文字サイズ
画像挿入
リダイレクト
インクルード
*ビタミンB6(vitamin B6) [#reec6022] [[ビタミンB]]のひとつ。水溶性の[[ビタミン]]であり、体内に貯蔵できないため定期的に摂取する必要がある。 化学的には[[ピリドキシン]]や[[ピリドキサール]]、[[ピリドキサミン]]とこれらが[[リン酸化]]した[[エステル]]の6つがビタミンB6とされる。[[ピリドキサールリン酸]]は[[活性型ビタミンB6]]とも呼ばれる。((NST 広報係 耳鼻咽喉科 太田淳 検査部 佐々木麻美 栄養管理室 安藤芙美: http://www.hosp.tohoku.ac.jp/pc/img/tyuuou/nst_B2B6.pdf))((北海道医療大学薬学部衛生薬学講座(衛生化学) 和田研究室 Vitamin B6 (ビタミンB6): http://www.hoku-iryo-u.ac.jp/~wadakg/keyword/vitaminb6.html)) [[酸]]に対しては安定であるが、[[中性]]および[[塩基性]]で不安定であり、光(特に[[紫外線]])によって分解されやすい。((西東社 カラー図解 栄養学の基本がわかる事典 川島由起子(2013/4/4): https://amzn.to/2tzGwYt)) 食品に含まれるビタミンB6は[[小腸]]で吸収されて[[肝臓]]に運ばれ、多くは[[筋肉]]中の[[グリコーゲンホスホリラーゼ]]と結合して貯蔵される。((西東社 カラー図解 栄養学の基本がわかる事典 川島由起子(2013/4/4): https://amzn.to/2tzGwYt)) [[タンパク質]]の成分である[[アミノ酸]]の合成・分解を補助する働きがある。((福岡大学 理学部 化学科 機能生物化学研究室 ビタミン: http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/vitamin.htm)) **ビタミンB6の食事摂取推奨量((日本人の食事摂取基準(2015年版)スライド集: http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000056112.html)) [#x719ea07] [[ピリドキシン]]として換算した場合のビタミンB6の食事摂取推奨量は以下の通り。 |~年齢(歳)|>|~性別ごとの推奨量(mg/日)| |~|~男性|~女性| |1~2|0.5|0.5| |3~5|0.6|0.6| |6~7|0.8|0.7| |8~9|0.9|0.9| |10~11|1.2|1.2| |12~14|1.4|1.3| |15~17|1.5|1.3| |18~29|1.4|1.2| |30~49|1.4|1.2| |50~69|1.4|1.2| |70~|1.4|1.2| **ビタミンB6の欠乏症((かんき出版 安田和人 あなたに必要なビタミンを教えます(1995/3/22))) [#r0eaf951] 特に[[皮膚炎]]や[[口内炎]]が起きやすい。 また[[ニコチン酸]]([[ナイアシン]])の合成に必要なため、ビタミンB6の不足が[[ペラグラ]]を引き起こす間接要因になりえる。 -[[口腔]]の[[粘膜]]の異常 -[[脂漏性皮膚炎]] -[[神経炎]] -[[リンパ球]]の減少 重症化すると[[痙攣]]発作などが起こる。 **ビタミンB6の過剰症((食事摂取基準とは 橋詰直孝(東邦大学医学部教授): http://www.shc.usp.ac.jp/shibata/H14Report.II-15.pdf)) [#a5970944] ビタミンB6は水溶性であるが過剰症がある。 -末梢組織障害 -シュウ酸腎結石 **ビタミンB6を含む食品((文部科学省 食品データベース: https://fooddb.mext.go.jp/ranking/ranking.html)) [#l48f3474] 単一の食品のみでビタミンB6を 1.2mg 摂取する場合に必要な量は以下の通り。 |~食品名|~必要量(g)| |唐辛子|38| |にんにく(油炒め)|67| |小麦胚芽|97| |バナナ(乾燥)|115| |バナナ(生)|315| |マグロ類|120| |ビーフジャーキー|141| |鶏胸肉(焼き)|182| 唐辛子やにんにくに多く含まれるが、これらは通常少量しか摂取しないため、現実的には魚介類や肉類から多く摂取することになる。
タイムスタンプを変更しない
存在するページ名にリンク
*ビタミンB6(vitamin B6) [#reec6022] [[ビタミンB]]のひとつ。水溶性の[[ビタミン]]であり、体内に貯蔵できないため定期的に摂取する必要がある。 化学的には[[ピリドキシン]]や[[ピリドキサール]]、[[ピリドキサミン]]とこれらが[[リン酸化]]した[[エステル]]の6つがビタミンB6とされる。[[ピリドキサールリン酸]]は[[活性型ビタミンB6]]とも呼ばれる。((NST 広報係 耳鼻咽喉科 太田淳 検査部 佐々木麻美 栄養管理室 安藤芙美: http://www.hosp.tohoku.ac.jp/pc/img/tyuuou/nst_B2B6.pdf))((北海道医療大学薬学部衛生薬学講座(衛生化学) 和田研究室 Vitamin B6 (ビタミンB6): http://www.hoku-iryo-u.ac.jp/~wadakg/keyword/vitaminb6.html)) [[酸]]に対しては安定であるが、[[中性]]および[[塩基性]]で不安定であり、光(特に[[紫外線]])によって分解されやすい。((西東社 カラー図解 栄養学の基本がわかる事典 川島由起子(2013/4/4): https://amzn.to/2tzGwYt)) 食品に含まれるビタミンB6は[[小腸]]で吸収されて[[肝臓]]に運ばれ、多くは[[筋肉]]中の[[グリコーゲンホスホリラーゼ]]と結合して貯蔵される。((西東社 カラー図解 栄養学の基本がわかる事典 川島由起子(2013/4/4): https://amzn.to/2tzGwYt)) [[タンパク質]]の成分である[[アミノ酸]]の合成・分解を補助する働きがある。((福岡大学 理学部 化学科 機能生物化学研究室 ビタミン: http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/vitamin.htm)) **ビタミンB6の食事摂取推奨量((日本人の食事摂取基準(2015年版)スライド集: http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000056112.html)) [#x719ea07] [[ピリドキシン]]として換算した場合のビタミンB6の食事摂取推奨量は以下の通り。 |~年齢(歳)|>|~性別ごとの推奨量(mg/日)| |~|~男性|~女性| |1~2|0.5|0.5| |3~5|0.6|0.6| |6~7|0.8|0.7| |8~9|0.9|0.9| |10~11|1.2|1.2| |12~14|1.4|1.3| |15~17|1.5|1.3| |18~29|1.4|1.2| |30~49|1.4|1.2| |50~69|1.4|1.2| |70~|1.4|1.2| **ビタミンB6の欠乏症((かんき出版 安田和人 あなたに必要なビタミンを教えます(1995/3/22))) [#r0eaf951] 特に[[皮膚炎]]や[[口内炎]]が起きやすい。 また[[ニコチン酸]]([[ナイアシン]])の合成に必要なため、ビタミンB6の不足が[[ペラグラ]]を引き起こす間接要因になりえる。 -[[口腔]]の[[粘膜]]の異常 -[[脂漏性皮膚炎]] -[[神経炎]] -[[リンパ球]]の減少 重症化すると[[痙攣]]発作などが起こる。 **ビタミンB6の過剰症((食事摂取基準とは 橋詰直孝(東邦大学医学部教授): http://www.shc.usp.ac.jp/shibata/H14Report.II-15.pdf)) [#a5970944] ビタミンB6は水溶性であるが過剰症がある。 -末梢組織障害 -シュウ酸腎結石 **ビタミンB6を含む食品((文部科学省 食品データベース: https://fooddb.mext.go.jp/ranking/ranking.html)) [#l48f3474] 単一の食品のみでビタミンB6を 1.2mg 摂取する場合に必要な量は以下の通り。 |~食品名|~必要量(g)| |唐辛子|38| |にんにく(油炒め)|67| |小麦胚芽|97| |バナナ(乾燥)|115| |バナナ(生)|315| |マグロ類|120| |ビーフジャーキー|141| |鶏胸肉(焼き)|182| 唐辛子やにんにくに多く含まれるが、これらは通常少量しか摂取しないため、現実的には魚介類や肉類から多く摂取することになる。
この用語を編集
/
画像添付