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*ペルオキシソーム(peroxisome) [#add8ca00] [[真核細胞]]の[[細胞小器官]]のひとつ。直径0.2~1.5[[μm]]でほぼ球形。[[肝細胞]]ではひとつの[[細胞]]に数百個存在する。[[マイクロボディ]]や[[ミクロボディ]]とも呼ばれる。((基礎生物学研究所 ペルオキシソームとは?: http://www.nibb.ac.jp/celmech/jp/Words/Research_folder/Peroxisome.html)) [[超長鎖脂肪酸]]の[[β酸化]]や[[コレステロール]]の[[酸化]]、[[胆汁酸]]や[[ドコサヘキサエン酸]]、[[プラスマローゲン]]の合成などを行う。[[炭素]]数が24個以上の[[脂肪酸]]は主にペルオキシソームで[[酸化]]消去される。ペルオキシソームの[[脂肪酸]][[代謝]]が滞ると[[神経組織]]が正常に維持できないことが知られている。((新規ペルオキシソームタンパク質の同定とその機能解析 生物・医学研究系 ゲノム医学 水野由美: http://www.saitama-med.ac.jp/jsms/vol37/02/jsms37_t021_t030.pdf))((ペルオキシソームにおける脂肪酸代謝と疾患: https://seikagaku.jbsoc.or.jp/10.14952/SEIKAGAKU.2018.900014/data/index.html)) [[ペルオキシソーム]]内の[[タンパク質]]は[[ペルオキシソーム局在化シグナル]]を持つ。((埼玉医科大学雑誌 新規ペルオキシソームタンパク質の同定とその機能解析: http://www.saitama-med.ac.jp/jsms/vol37/02/jsms37_t021_t030.pdf)) [[カタラーゼ]]や[[ペルオキシダーゼ]]などの[[酵素]]を持つ。[[一次繊毛]]の形成を制御する[[酵素]]である[[NDR2]]は、ペルオキシソームに局在するとされる。 >[[一次繊毛]]形成を制御しているのかを詳細に検討するために、本研究では、[[NDR2]]の[[細胞]]内局在に着目し、[[NDR2]] がペルオキシソームとよばれる[[細胞内小器官]]上に局在することを見出しました(図 2)。ペルオキシソームへの局在化については、[[ペルオキシン]]とよばれるペルオキシソーム形成[[タンパク質]]群が、[[脂質]][[代謝]][[酵素]]群など構成[[タンパク質]]の特定の[[アミノ酸]]配列(ペルオキシソーム局在化シグナル)を認識して結合し、ペルオキシソームへと輸送することが知られています。((一次繊毛形成を制御する酵素のペルオキシソーム局在化機構を解明 ペルオキシソームの新たな機能の可能性: http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20170316_03web.pdf))
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*ペルオキシソーム(peroxisome) [#add8ca00] [[真核細胞]]の[[細胞小器官]]のひとつ。直径0.2~1.5[[μm]]でほぼ球形。[[肝細胞]]ではひとつの[[細胞]]に数百個存在する。[[マイクロボディ]]や[[ミクロボディ]]とも呼ばれる。((基礎生物学研究所 ペルオキシソームとは?: http://www.nibb.ac.jp/celmech/jp/Words/Research_folder/Peroxisome.html)) [[超長鎖脂肪酸]]の[[β酸化]]や[[コレステロール]]の[[酸化]]、[[胆汁酸]]や[[ドコサヘキサエン酸]]、[[プラスマローゲン]]の合成などを行う。[[炭素]]数が24個以上の[[脂肪酸]]は主にペルオキシソームで[[酸化]]消去される。ペルオキシソームの[[脂肪酸]][[代謝]]が滞ると[[神経組織]]が正常に維持できないことが知られている。((新規ペルオキシソームタンパク質の同定とその機能解析 生物・医学研究系 ゲノム医学 水野由美: http://www.saitama-med.ac.jp/jsms/vol37/02/jsms37_t021_t030.pdf))((ペルオキシソームにおける脂肪酸代謝と疾患: https://seikagaku.jbsoc.or.jp/10.14952/SEIKAGAKU.2018.900014/data/index.html)) [[ペルオキシソーム]]内の[[タンパク質]]は[[ペルオキシソーム局在化シグナル]]を持つ。((埼玉医科大学雑誌 新規ペルオキシソームタンパク質の同定とその機能解析: http://www.saitama-med.ac.jp/jsms/vol37/02/jsms37_t021_t030.pdf)) [[カタラーゼ]]や[[ペルオキシダーゼ]]などの[[酵素]]を持つ。[[一次繊毛]]の形成を制御する[[酵素]]である[[NDR2]]は、ペルオキシソームに局在するとされる。 >[[一次繊毛]]形成を制御しているのかを詳細に検討するために、本研究では、[[NDR2]]の[[細胞]]内局在に着目し、[[NDR2]] がペルオキシソームとよばれる[[細胞内小器官]]上に局在することを見出しました(図 2)。ペルオキシソームへの局在化については、[[ペルオキシン]]とよばれるペルオキシソーム形成[[タンパク質]]群が、[[脂質]][[代謝]][[酵素]]群など構成[[タンパク質]]の特定の[[アミノ酸]]配列(ペルオキシソーム局在化シグナル)を認識して結合し、ペルオキシソームへと輸送することが知られています。((一次繊毛形成を制御する酵素のペルオキシソーム局在化機構を解明 ペルオキシソームの新たな機能の可能性: http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20170316_03web.pdf))
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