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*マラリア原虫(malaria parasite) [#i55f51cf] [[ハマダラカ]]が媒介する[[マラリア]]の原因となる[[寄生虫]]。[[ハマダラカ]]の[[胃]]の中に存在し、吸血する際に[[唾液]]に混ざって人間の[[血液]]に入る。 >[[マラリア]]の[[病原体]](マラリア原虫)は、分類学上では[[プラスモディウム]](Plasmodium)属に入る[[寄生]]性の[[単細胞生物]]である。マラリア原虫は[[バクテリア]]でも[[ウイルス]]でもなく[[寄生虫]]である。マラリア原虫には、ヒト以外にチンパンジーやアカゲザルなどの霊長類、ニワトリやペンギンなどの鳥類、そしてトカゲなどのハ虫類などに[[寄生]]するものが200種ほど記載されている。ヒト以外に[[寄生]]するマラリア原虫は、例外を除いてヒトには[[感染]]しない。((大阪大学 微生物病研究所 -病気のバイオサイエンス-: http://www.biken.osaka-u.ac.jp/biken/BioScience/page22/index_22.html)) ヒトに[[感染]]するマラリア原虫は4種類が知られており、それぞれ異なる症状の[[マラリア]]の原因となる。((久大・医・感染医学・真核微生物 マラリア原虫: http://www.med.kurume-u.ac.jp/med/para/japanese/9804pf.html))((東京医科歯科大学 包括病理学 マラリア治療の手引き「寄生虫症薬物治療の手引き」改訂5・5版から抜粋: http://www.tmd.ac.jp/med/mzoo/jsp/malariaCompanion.htm)) -Plasmodium falciparum([[熱帯熱マラリア]]) -Plasmodium vivax([[三日熱マラリア]]) -Plasmodium malariae([[四日熱マラリア]]) -Plasmodium ovale([[卵形マラリア]]) [[肝臓]]から[[赤血球]]に侵入し、別の[[赤血球]]へと次々に[[感染]]する。この際に栄養源として[[ヘモグロビン]]を分解し、余分は[[ヘム]]を無毒化して生存する。((マラリア赤内型原虫のヘモゾインの磁性およびその応用に関する研究: http://gakui.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/gazo.cgi?no=113567)) >マラリア原虫は遊離[[ヘム]]を多量体化して[[ヘモゾイン]]([[マラリア色素]])とよばれる物質に変換することで,[[ヘム]]を無毒化している.現在[[マラリア]]治療に用いられている[[キニーネ]]や[[アルテミシニン]]といった治療薬は,マラリア原虫[[細胞]]内でのこの[[ヘム]]多量体化による無毒化のステップを阻害することで,作用することが知られている.((北海道大 色素の分析 ヘムの分析: https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/39163/1/67-048.pdf)) &tag(寄生虫,原虫,マラリア);
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*マラリア原虫(malaria parasite) [#i55f51cf] [[ハマダラカ]]が媒介する[[マラリア]]の原因となる[[寄生虫]]。[[ハマダラカ]]の[[胃]]の中に存在し、吸血する際に[[唾液]]に混ざって人間の[[血液]]に入る。 >[[マラリア]]の[[病原体]](マラリア原虫)は、分類学上では[[プラスモディウム]](Plasmodium)属に入る[[寄生]]性の[[単細胞生物]]である。マラリア原虫は[[バクテリア]]でも[[ウイルス]]でもなく[[寄生虫]]である。マラリア原虫には、ヒト以外にチンパンジーやアカゲザルなどの霊長類、ニワトリやペンギンなどの鳥類、そしてトカゲなどのハ虫類などに[[寄生]]するものが200種ほど記載されている。ヒト以外に[[寄生]]するマラリア原虫は、例外を除いてヒトには[[感染]]しない。((大阪大学 微生物病研究所 -病気のバイオサイエンス-: http://www.biken.osaka-u.ac.jp/biken/BioScience/page22/index_22.html)) ヒトに[[感染]]するマラリア原虫は4種類が知られており、それぞれ異なる症状の[[マラリア]]の原因となる。((久大・医・感染医学・真核微生物 マラリア原虫: http://www.med.kurume-u.ac.jp/med/para/japanese/9804pf.html))((東京医科歯科大学 包括病理学 マラリア治療の手引き「寄生虫症薬物治療の手引き」改訂5・5版から抜粋: http://www.tmd.ac.jp/med/mzoo/jsp/malariaCompanion.htm)) -Plasmodium falciparum([[熱帯熱マラリア]]) -Plasmodium vivax([[三日熱マラリア]]) -Plasmodium malariae([[四日熱マラリア]]) -Plasmodium ovale([[卵形マラリア]]) [[肝臓]]から[[赤血球]]に侵入し、別の[[赤血球]]へと次々に[[感染]]する。この際に栄養源として[[ヘモグロビン]]を分解し、余分は[[ヘム]]を無毒化して生存する。((マラリア赤内型原虫のヘモゾインの磁性およびその応用に関する研究: http://gakui.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/gazo.cgi?no=113567)) >マラリア原虫は遊離[[ヘム]]を多量体化して[[ヘモゾイン]]([[マラリア色素]])とよばれる物質に変換することで,[[ヘム]]を無毒化している.現在[[マラリア]]治療に用いられている[[キニーネ]]や[[アルテミシニン]]といった治療薬は,マラリア原虫[[細胞]]内でのこの[[ヘム]]多量体化による無毒化のステップを阻害することで,作用することが知られている.((北海道大 色素の分析 ヘムの分析: https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/39163/1/67-048.pdf)) &tag(寄生虫,原虫,マラリア);
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