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*ラクトース(lactose) [#a35b27b3] [[グルコース]]([[β-D-グルコース]])と[[ガラクトース]](β-[[D-ガラクトース]])が[[β-1,4結合]]した[[二糖類]]。[[分子式]]は C_{12}H_{22}O_{11}((生体分子化学 徳島文理大学薬学部 江角朋之: http://p.bunri-u.ac.jp/lab23/esumi/BioMolChem1.pdf))((国立大学法人 岡山大学 糖質: http://www.cc.okayama-u.ac.jp/~jo25/print/02n2.htm)) #ref(lactose.png,ラクトースの化学構造,200); [[哺乳類]]の[[乳]]中の主な[[糖]]であり、[[乳糖]]とも呼ばれる。[[母乳]]には約7%、[[人工乳]]には5~8%のラクトースが含まれる。ラクトースは[[ラクターゼ]]によって[[グルコース]]と[[ガラクトース]]に分解されて吸収される。[[ラクターゼ]]が少なくなると[[乳糖不耐症]]が起こる。((国立遺伝学研究所 乳糖不耐症そしてラクターゼ持続症: http://humgen.lab.nig.ac.jp/inoueColumn_01.php)) 1’位([[β-D-グルコース]]の1位)の[[ヘミアセタール]]部分は[[アルデヒド]]型と平衡であり、[[還元]]性や[[酸化]]性、変旋光を示す。((徳島文理大学薬学部 生薬研究所第一研究室 H30年度 生物有機化学テキスト 糖の構造と化学的性質: http://p.bunri-u.ac.jp/lab23/esumi/2018_Bioorganic%20Chemistry_text.pdf)) 遊離している[[ミュータンス菌]]はラクトースから[[酸]]を生成できるが、[[バイオフィルム]]中の[[ミュータンス菌]]によるラクトースの[[代謝]]は[[スクロース]]や[[グルコース]]と比べると少ないとされる。しかし、長期間のラクトースの摂取は[[口腔]]の[[細菌]]によるラクトース[[代謝]]を引き起こす恐れがあると指摘されており、[[虫歯]]の原因にならないとは言えない。((小児歯科学雑誌 グルカンバイオフィルムモデルにおけるミュータンスレンサ球菌の酸産生 佐藤恭子 星野倫範, 藤原卓: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspd1963/45/3/45_412/_article/-char/ja/))
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*ラクトース(lactose) [#a35b27b3] [[グルコース]]([[β-D-グルコース]])と[[ガラクトース]](β-[[D-ガラクトース]])が[[β-1,4結合]]した[[二糖類]]。[[分子式]]は C_{12}H_{22}O_{11}((生体分子化学 徳島文理大学薬学部 江角朋之: http://p.bunri-u.ac.jp/lab23/esumi/BioMolChem1.pdf))((国立大学法人 岡山大学 糖質: http://www.cc.okayama-u.ac.jp/~jo25/print/02n2.htm)) #ref(lactose.png,ラクトースの化学構造,200); [[哺乳類]]の[[乳]]中の主な[[糖]]であり、[[乳糖]]とも呼ばれる。[[母乳]]には約7%、[[人工乳]]には5~8%のラクトースが含まれる。ラクトースは[[ラクターゼ]]によって[[グルコース]]と[[ガラクトース]]に分解されて吸収される。[[ラクターゼ]]が少なくなると[[乳糖不耐症]]が起こる。((国立遺伝学研究所 乳糖不耐症そしてラクターゼ持続症: http://humgen.lab.nig.ac.jp/inoueColumn_01.php)) 1’位([[β-D-グルコース]]の1位)の[[ヘミアセタール]]部分は[[アルデヒド]]型と平衡であり、[[還元]]性や[[酸化]]性、変旋光を示す。((徳島文理大学薬学部 生薬研究所第一研究室 H30年度 生物有機化学テキスト 糖の構造と化学的性質: http://p.bunri-u.ac.jp/lab23/esumi/2018_Bioorganic%20Chemistry_text.pdf)) 遊離している[[ミュータンス菌]]はラクトースから[[酸]]を生成できるが、[[バイオフィルム]]中の[[ミュータンス菌]]によるラクトースの[[代謝]]は[[スクロース]]や[[グルコース]]と比べると少ないとされる。しかし、長期間のラクトースの摂取は[[口腔]]の[[細菌]]によるラクトース[[代謝]]を引き起こす恐れがあると指摘されており、[[虫歯]]の原因にならないとは言えない。((小児歯科学雑誌 グルカンバイオフィルムモデルにおけるミュータンスレンサ球菌の酸産生 佐藤恭子 星野倫範, 藤原卓: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspd1963/45/3/45_412/_article/-char/ja/))
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