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*ルシフェリン-ルシフェラーゼ反応&size(16){(luciferin-luciferase reaction)}; [#ze3372a9] ホタルなどが行う[[生体]]発光の反応。反応の[[基質]]が[[ルシフェリン]]で、反応の[[触媒]]として働く[[酵素]]が[[ルシフェラーゼ]]。((生物発光とルシフェラーゼの科学: https://www.sbj.or.jp/wp-content/uploads/file/sbj/9307/9307_yomoyama.pdf)) >ホタル[[生物]]発光はホタルルシフェリン(以下、単に[[ルシフェリン]]と呼ぶ)に[[ルシフェラーゼ]][[タンパク質]]を混ぜると起きるため、発光反応は「ルシフェリン-ルシフェラーゼ反応」と呼ばれる。((ホタル生物発光の量子化学計算と反応機構(東大物性研)樋山 みやび: http://iqce.jp/IQCE2015/Hiyama.pdf)) **ルシフェリン-ルシフェラーゼ反応の全容((ホタルの発光色を制御する仕組み - 京都大学薬学研究科: http://www.pharm.kyoto-u.ac.jp/structbl/article/ltm_luciferase.pdf)) [#b3c37a6e] まず、[[マグネシウム]][[イオン]](Mg^{2+})の存在下で、[[ルシフェリン]]が[[ATP]]と反応を起こして[[ルシフェリルAMP]]ができる。 $$[[ルシフェリン]] + [[ATP]] ⇄ [[ルシフェリルAMP]] + [[PPi]]$$ 次に、[[ルシフェリルAMP]]が[[酸素]]と反応して励起状態の[[オキシルシフェリン]]を生成する。 $$[[ルシフェリルAMP]] + O_{2} ⇄ [[オキシルシフェリン]] + CO_{2} + [[AMP]] + H^{+}$$ そして、生成された励起状態の[[オキシルシフェリン]]が、基底状態に戻る際のエネルギー差が光となって放出される。 発生する光の量は[[ATP]]の量に比例する。((東洋ビーネット株式会社 『細胞の』ATP 測定試薬: http://wako-chem.co.jp/siyaku/info/gene/pdf/ATP.pdf))
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*ルシフェリン-ルシフェラーゼ反応&size(16){(luciferin-luciferase reaction)}; [#ze3372a9] ホタルなどが行う[[生体]]発光の反応。反応の[[基質]]が[[ルシフェリン]]で、反応の[[触媒]]として働く[[酵素]]が[[ルシフェラーゼ]]。((生物発光とルシフェラーゼの科学: https://www.sbj.or.jp/wp-content/uploads/file/sbj/9307/9307_yomoyama.pdf)) >ホタル[[生物]]発光はホタルルシフェリン(以下、単に[[ルシフェリン]]と呼ぶ)に[[ルシフェラーゼ]][[タンパク質]]を混ぜると起きるため、発光反応は「ルシフェリン-ルシフェラーゼ反応」と呼ばれる。((ホタル生物発光の量子化学計算と反応機構(東大物性研)樋山 みやび: http://iqce.jp/IQCE2015/Hiyama.pdf)) **ルシフェリン-ルシフェラーゼ反応の全容((ホタルの発光色を制御する仕組み - 京都大学薬学研究科: http://www.pharm.kyoto-u.ac.jp/structbl/article/ltm_luciferase.pdf)) [#b3c37a6e] まず、[[マグネシウム]][[イオン]](Mg^{2+})の存在下で、[[ルシフェリン]]が[[ATP]]と反応を起こして[[ルシフェリルAMP]]ができる。 $$[[ルシフェリン]] + [[ATP]] ⇄ [[ルシフェリルAMP]] + [[PPi]]$$ 次に、[[ルシフェリルAMP]]が[[酸素]]と反応して励起状態の[[オキシルシフェリン]]を生成する。 $$[[ルシフェリルAMP]] + O_{2} ⇄ [[オキシルシフェリン]] + CO_{2} + [[AMP]] + H^{+}$$ そして、生成された励起状態の[[オキシルシフェリン]]が、基底状態に戻る際のエネルギー差が光となって放出される。 発生する光の量は[[ATP]]の量に比例する。((東洋ビーネット株式会社 『細胞の』ATP 測定試薬: http://wako-chem.co.jp/siyaku/info/gene/pdf/ATP.pdf))
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