健康用語WEB事典
用語追加
更新履歴
用語一覧
ランキング
ランダム
最近更新された用語
プベルリン酸
プベルル酸
ハイドロトロープ
レカネマブ
KMT2A再構成AML
直接経口抗凝固薬
リバーロキサバン
腹式呼吸
ガストリン放出ペプチド
削除されたページ
ケタミン
コメント/桿状核球
もっと見る…
新しい用語解説ページの作成や既にあるページの編集を行うことができます。
ページの書き方については以下のページを御覧ください。
基本的なページの書き方
さらに詳細な編集機能について
[[リンク]]
((注釈))
^{上付き}
_{下付き}
6
8
10
12
14
16
18
20
文字サイズ
画像挿入
リダイレクト
インクルード
*二酸化ケイ素(silicon dioxide) [#r011860c] [[ケイ素]]の[[酸化物]]。[[無水ケイ酸]]とも。[[イオン結合]]および[[共有結合]]による局所的に四面体形[[分子]]構造を取る。[[化学式]]は SiO_{2} ((【記者発表】水とシリカ:似て非なるもの - 東京大学生産技術研究所: https://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/news/2857/)) ガラスの主成分。水晶や石英、ケイ砂はほぼ100%が二酸化ケイ素でできている。二酸化ケイ素で構成される物質は[[シリカ]]と総称される。((山口大学大学院創成科学研究科 工学系学域 循環環境学分野 環境化学・生化学プロセス工学教育研究分野 佐伯・貝出研究室: http://www.saeki.chem.yamaguchi-u.ac.jp/old-WWW/sil1.html)) 食品の製造用剤または[[食品添加物]](吸着剤や賦形剤、固結防止剤)、[[歯]]磨き剤の清掃剤などとして使用される。製品のラベルには[[無水ケイ酸]]と表記される場合が多い。[[ケイソウ土]]や[[パーライト]]にも含まれる。((厚生省行政情報-食品添加物リスト-既存添加物名簿収載品目リスト: http://www.ffcr.or.jp/zaidan/MHWinfo.nsf/a11c0985ea3cb14b492567ec002041df/c3f4c591005986d949256fa900252700?OpenDocument))((厚生省行政情報-食品添加物リスト-添加物使用基準リスト 2:http://www.ffcr.or.jp/zaidan/MHWinfo.nsf/a11c0985ea3cb14b492567ec002041df/8aa11687a2aaf0c4492570650018d5ba?OpenDocument))((日本医薬品添加剤協会 二酸化ケイ素: http://www.jpec.gr.jp/detail=normal&date=safetydata/na/dani2.html)) 高い安全性が確認されており、健康上の問題を引き起こすことはないとされる。 >[[二酸化珪素]](SiO_{2})は、日本では1991年[[食品添加物]]として認可され、主に粉末食品の固結防止剤として、[[食塩]]、[[砂糖]]、粉乳、インスタント[[ココア]]等に広く加えられている。今まで、SiO_{2}の短期および長期経口[[毒性]]や発[[がん]]性については動物実験で検討されており、安全性の高い物質であることが報告されている。... SiO_{2}について2つの試験法により[[変異原性]]を検討した結果、いずれも[[陰性]]対照物質と差がなく、また量・反応関係も認められなかった。したがって、SiO_{2}は[[変異原性]]を有しない物質と推定される。((二酸化珪素の遺伝子突然変異性および染色体異常誘起性 兵庫医科大学公衆衛生学教室: http://ci.nii.ac.jp/naid/110007367274)) しかし、ナノ粒子の非晶質二酸化ケイ素のマウス[[腹腔]]内投与により、[[マクロファージ]]において[[炎症性サイトカイン]]の産生、[[酸化ストレス]]および[[一酸化窒素]]レベルの増加が引き起こされるとの報告がある。((KAKEN — 研究課題をさがす | 食品含有ナノ粒子による腸管免疫機構の破綻を介した消化管炎症反応の解明とリスク評価 (KAKENHI-PROJECT-23890082): https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-23890082/)) 二酸化ケイ素を[[水酸化ナトリウム]]または[[炭酸ナトリウム]]とともに加熱すると、[[ケイ酸ナトリウム]](Na_{2}SiO_{3})が生成され、これに水を加えて加熱すると水ガラスができる。 水ガラスに[[酸]]を加えると[[ケイ酸]]が生じる。この[[ケイ酸]]を脱水したものが[[シリカゲル]]である。((エース出版 理工系の基礎化学編集委員会 理工系の基礎化学)) >[[シリカ]]とは二酸化ケイ素(SiO2)で構成される物質の総称で、石英に代表される結晶性[[シリカ]]と[[シリカゲル]]のような非結晶性[[シリカ]]があります。後者は[[乾燥剤]]、[[消臭剤]]などの吸着剤としての利用をはじめ、研磨剤、表面改質剤、水処理剤、ろ過助剤など、工業的にも様々な用途があります。特に安全性に優れた物質であることから、食品添加剤としての利用や[[医薬品]]にも使われています。((山口大学大学院創成科学研究科 工学系学域 循環環境学分野 環境化学・生化学プロセス工学教育研究分野 佐伯・貝出研究室: http://www.saeki.chem.yamaguchi-u.ac.jp/sil1.html))
タイムスタンプを変更しない
存在するページ名にリンク
*二酸化ケイ素(silicon dioxide) [#r011860c] [[ケイ素]]の[[酸化物]]。[[無水ケイ酸]]とも。[[イオン結合]]および[[共有結合]]による局所的に四面体形[[分子]]構造を取る。[[化学式]]は SiO_{2} ((【記者発表】水とシリカ:似て非なるもの - 東京大学生産技術研究所: https://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/news/2857/)) ガラスの主成分。水晶や石英、ケイ砂はほぼ100%が二酸化ケイ素でできている。二酸化ケイ素で構成される物質は[[シリカ]]と総称される。((山口大学大学院創成科学研究科 工学系学域 循環環境学分野 環境化学・生化学プロセス工学教育研究分野 佐伯・貝出研究室: http://www.saeki.chem.yamaguchi-u.ac.jp/old-WWW/sil1.html)) 食品の製造用剤または[[食品添加物]](吸着剤や賦形剤、固結防止剤)、[[歯]]磨き剤の清掃剤などとして使用される。製品のラベルには[[無水ケイ酸]]と表記される場合が多い。[[ケイソウ土]]や[[パーライト]]にも含まれる。((厚生省行政情報-食品添加物リスト-既存添加物名簿収載品目リスト: http://www.ffcr.or.jp/zaidan/MHWinfo.nsf/a11c0985ea3cb14b492567ec002041df/c3f4c591005986d949256fa900252700?OpenDocument))((厚生省行政情報-食品添加物リスト-添加物使用基準リスト 2:http://www.ffcr.or.jp/zaidan/MHWinfo.nsf/a11c0985ea3cb14b492567ec002041df/8aa11687a2aaf0c4492570650018d5ba?OpenDocument))((日本医薬品添加剤協会 二酸化ケイ素: http://www.jpec.gr.jp/detail=normal&date=safetydata/na/dani2.html)) 高い安全性が確認されており、健康上の問題を引き起こすことはないとされる。 >[[二酸化珪素]](SiO_{2})は、日本では1991年[[食品添加物]]として認可され、主に粉末食品の固結防止剤として、[[食塩]]、[[砂糖]]、粉乳、インスタント[[ココア]]等に広く加えられている。今まで、SiO_{2}の短期および長期経口[[毒性]]や発[[がん]]性については動物実験で検討されており、安全性の高い物質であることが報告されている。... SiO_{2}について2つの試験法により[[変異原性]]を検討した結果、いずれも[[陰性]]対照物質と差がなく、また量・反応関係も認められなかった。したがって、SiO_{2}は[[変異原性]]を有しない物質と推定される。((二酸化珪素の遺伝子突然変異性および染色体異常誘起性 兵庫医科大学公衆衛生学教室: http://ci.nii.ac.jp/naid/110007367274)) しかし、ナノ粒子の非晶質二酸化ケイ素のマウス[[腹腔]]内投与により、[[マクロファージ]]において[[炎症性サイトカイン]]の産生、[[酸化ストレス]]および[[一酸化窒素]]レベルの増加が引き起こされるとの報告がある。((KAKEN — 研究課題をさがす | 食品含有ナノ粒子による腸管免疫機構の破綻を介した消化管炎症反応の解明とリスク評価 (KAKENHI-PROJECT-23890082): https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-23890082/)) 二酸化ケイ素を[[水酸化ナトリウム]]または[[炭酸ナトリウム]]とともに加熱すると、[[ケイ酸ナトリウム]](Na_{2}SiO_{3})が生成され、これに水を加えて加熱すると水ガラスができる。 水ガラスに[[酸]]を加えると[[ケイ酸]]が生じる。この[[ケイ酸]]を脱水したものが[[シリカゲル]]である。((エース出版 理工系の基礎化学編集委員会 理工系の基礎化学)) >[[シリカ]]とは二酸化ケイ素(SiO2)で構成される物質の総称で、石英に代表される結晶性[[シリカ]]と[[シリカゲル]]のような非結晶性[[シリカ]]があります。後者は[[乾燥剤]]、[[消臭剤]]などの吸着剤としての利用をはじめ、研磨剤、表面改質剤、水処理剤、ろ過助剤など、工業的にも様々な用途があります。特に安全性に優れた物質であることから、食品添加剤としての利用や[[医薬品]]にも使われています。((山口大学大学院創成科学研究科 工学系学域 循環環境学分野 環境化学・生化学プロセス工学教育研究分野 佐伯・貝出研究室: http://www.saeki.chem.yamaguchi-u.ac.jp/sil1.html))
この用語を編集
/
画像添付