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*劇症溶連菌感染症(fulminant Streptococcal infections) [#re9dd22f] [[溶血性レンサ球菌]]が[[血液]]へ侵入することによって引き起こされる重篤な疾患。いわゆる[[人食いバクテリア]]の正式名称。主にA群が原因となるが、B群、C群、G群による発症も報告されている。進行が早く、発病後数十時間以内に[[ショック]]状態から死に至ることもある。((大阪大学 歯口腔細菌学教室 A群レンサ球菌感染症の重症化メカニズムの解析(担当:寺尾豊): http://web.dent.osaka-u.ac.jp/~mcrbio/kenkyuuterao1.html))((こどもの病気の基礎知識 劇症型溶血性レンサ球菌感染症: http://eco.kyushu-u.ac.jp/pdf/vol17.pdf))((溶血性レンサ球菌感染症のお話し|東邦大学医療センター大森病院 臨床検査部: https://www.lab.toho-u.ac.jp/med/omori/kensa/column/column20140529.html)) >日常生活を営む状態から24時間以内に[[多臓器不全]]が完結する程度の進行を示す。[[A群レンサ球菌]]による[[軟部組織]]炎、[[壊死性筋膜炎]]、[[上気道炎]]・[[肺炎]]、[[産褥熱]]は現在でも致命的となりうる疾患である。((劇症型溶血性レンサ球菌感染症: http://www.medic.mie-u.ac.jp/ict/4-11.html)) >[[劇症型溶血性レンサ球菌感染症]]は突発的に発症し、急速に[[多臓器不全]]に進行する[[β溶血]]を示す[[レンサ球菌]]による[[敗血症性ショック]]病態である。メデイアなどで「[[人食いバクテリア]]」といった病名で、センセーショナルな取り上げ方をされることがある。… 毎年100-200人の患者が確認されている。そして、このうち約30%が死亡しており、きわめて致死率の高い[[感染症]]である。((劇症型溶血性レンサ球菌感染症とは: http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/alphabet/group-a-streptococcus/392-encyclopedia/341-stss.html)) [[皮膚]]や[[筋肉]]、[[内臓]]などの[[細胞]]が1時間の間に2〜3cmほど[[壊死]]し、発症箇所の切断が必要になる。 原因となる[[菌]]は[[A群溶血性レンサ球菌]]が主であるが、[[C群溶血性レンサ球菌]]や[[G群溶血性レンサ球菌]]が原因となったケースもある。[[A群溶血性レンサ球菌]]は[[上気道]]や[[肛門]]周辺の[[常在菌]]であり、本来であれば無害なものである。 患者が異常に気付いてから死亡するまでの時間が極めて短い(12時間以内)。発症初期に[[ペニシリン]]や[[セファロスポリン]]などの[[抗生物質]]での治療が有効。((エスカルゴサイエンス 生田哲 感染症と免疫の仕組み))
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*劇症溶連菌感染症(fulminant Streptococcal infections) [#re9dd22f] [[溶血性レンサ球菌]]が[[血液]]へ侵入することによって引き起こされる重篤な疾患。いわゆる[[人食いバクテリア]]の正式名称。主にA群が原因となるが、B群、C群、G群による発症も報告されている。進行が早く、発病後数十時間以内に[[ショック]]状態から死に至ることもある。((大阪大学 歯口腔細菌学教室 A群レンサ球菌感染症の重症化メカニズムの解析(担当:寺尾豊): http://web.dent.osaka-u.ac.jp/~mcrbio/kenkyuuterao1.html))((こどもの病気の基礎知識 劇症型溶血性レンサ球菌感染症: http://eco.kyushu-u.ac.jp/pdf/vol17.pdf))((溶血性レンサ球菌感染症のお話し|東邦大学医療センター大森病院 臨床検査部: https://www.lab.toho-u.ac.jp/med/omori/kensa/column/column20140529.html)) >日常生活を営む状態から24時間以内に[[多臓器不全]]が完結する程度の進行を示す。[[A群レンサ球菌]]による[[軟部組織]]炎、[[壊死性筋膜炎]]、[[上気道炎]]・[[肺炎]]、[[産褥熱]]は現在でも致命的となりうる疾患である。((劇症型溶血性レンサ球菌感染症: http://www.medic.mie-u.ac.jp/ict/4-11.html)) >[[劇症型溶血性レンサ球菌感染症]]は突発的に発症し、急速に[[多臓器不全]]に進行する[[β溶血]]を示す[[レンサ球菌]]による[[敗血症性ショック]]病態である。メデイアなどで「[[人食いバクテリア]]」といった病名で、センセーショナルな取り上げ方をされることがある。… 毎年100-200人の患者が確認されている。そして、このうち約30%が死亡しており、きわめて致死率の高い[[感染症]]である。((劇症型溶血性レンサ球菌感染症とは: http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/alphabet/group-a-streptococcus/392-encyclopedia/341-stss.html)) [[皮膚]]や[[筋肉]]、[[内臓]]などの[[細胞]]が1時間の間に2〜3cmほど[[壊死]]し、発症箇所の切断が必要になる。 原因となる[[菌]]は[[A群溶血性レンサ球菌]]が主であるが、[[C群溶血性レンサ球菌]]や[[G群溶血性レンサ球菌]]が原因となったケースもある。[[A群溶血性レンサ球菌]]は[[上気道]]や[[肛門]]周辺の[[常在菌]]であり、本来であれば無害なものである。 患者が異常に気付いてから死亡するまでの時間が極めて短い(12時間以内)。発症初期に[[ペニシリン]]や[[セファロスポリン]]などの[[抗生物質]]での治療が有効。((エスカルゴサイエンス 生田哲 感染症と免疫の仕組み))
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