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*味蕾(taste buds) [#v706f828] [[舌]]の表面にある、[[味覚]]を感知する紡錘形の[[器官]]。[[味覚器]]([[味覚受容体]])の最小単位。50〜100個の[[細胞]]で構成される。大部分は[[舌]]にあり、約5000個がある。[[口蓋]]、[[咽頭]]、[[喉頭]]にも合計で1000個程度分布する。((中部学院大学 三上研究室 味細胞の寿命は短い: http://web2.chubu-gu.ac.jp/web_labo/mikami/brain/29-2/index-29-2.html)) [[舌]]前方の味蕾が受け取った情報は[[鼓索神経]]を経由して、[[舌]]後部中央の味蕾が受け取った情報は[[舌咽神経]]を経由して、[[舌]]後方両側の味蕾が受け取った情報は[[鼓索神経]]および[[舌咽神経]]を経由して[[脳]]へ伝達される。((ほ乳類味覚器の神経生理学 吉井清哲 大坪義孝 熊澤隆: https://www.rehab.osakafu-u.ac.jp/osakafu-content/uploads/sites/103/2016/01/jlsr_013_2015_02.pdf)) また、[[舌]]前方の味蕾は突起の上に位置するが、[[舌]]後方のは溝の内部に位置するという違いがある。 味蕾を構成する[[細胞]]には4つの種類が存在し、それぞれ異なる役割や性質を持つ。[[味覚]]の伝達に主に関わるのはⅡ型およびⅢ型。((味覚情報の弁別機構とその分子基盤 宮内彩 九州大学大学院歯学府歯学専攻 口腔顎顔面病態学講座口腔生体統御学(歯科麻酔学)分野: http://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/handle/2324/19961/dent_521.pdf)) -[[Ⅰ型味蕾細胞]] -[[Ⅱ型味蕾細胞]]([[甘味]]、[[旨味]]、[[苦味]]) -[[Ⅲ型味蕾細胞]]([[酸味]]、[[塩味]]) -[[Ⅳ型味蕾細胞]] 味蕾を構成する[[味細胞]]に[[グルタミン酸]]の[[受容体]]である[[mGluR4]]や[[T1r1]]、[[T1r3]]などが存在する。((技術評論社 石浦章一 タンパク質はすごい! 心と体の健康を作るタンパク質の秘密(2014/1/5))) 味蕾が[[味覚]]を感じると、その刺激が[[脊髄]]の[[孤束核]]に伝わり、[[延髄]]の[[上唾液核]]および[[下唾液核]]を経由して[[唾液腺]]へと伝わることで、[[唾液]]の[[分泌]]が促進される。((東京理科大学TLO/株式会社オーガンテクノロジーズ『機能的な唾液腺の再生が可能であることを実証』ドライマウスに対する新規治療法としての可能性と次世代の臓器・器官再生医療としての分泌腺再生の実現可能性を示す: https://www.tus.ac.jp/ura/pressrelease/pdf/131002a.pdf))
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*味蕾(taste buds) [#v706f828] [[舌]]の表面にある、[[味覚]]を感知する紡錘形の[[器官]]。[[味覚器]]([[味覚受容体]])の最小単位。50〜100個の[[細胞]]で構成される。大部分は[[舌]]にあり、約5000個がある。[[口蓋]]、[[咽頭]]、[[喉頭]]にも合計で1000個程度分布する。((中部学院大学 三上研究室 味細胞の寿命は短い: http://web2.chubu-gu.ac.jp/web_labo/mikami/brain/29-2/index-29-2.html)) [[舌]]前方の味蕾が受け取った情報は[[鼓索神経]]を経由して、[[舌]]後部中央の味蕾が受け取った情報は[[舌咽神経]]を経由して、[[舌]]後方両側の味蕾が受け取った情報は[[鼓索神経]]および[[舌咽神経]]を経由して[[脳]]へ伝達される。((ほ乳類味覚器の神経生理学 吉井清哲 大坪義孝 熊澤隆: https://www.rehab.osakafu-u.ac.jp/osakafu-content/uploads/sites/103/2016/01/jlsr_013_2015_02.pdf)) また、[[舌]]前方の味蕾は突起の上に位置するが、[[舌]]後方のは溝の内部に位置するという違いがある。 味蕾を構成する[[細胞]]には4つの種類が存在し、それぞれ異なる役割や性質を持つ。[[味覚]]の伝達に主に関わるのはⅡ型およびⅢ型。((味覚情報の弁別機構とその分子基盤 宮内彩 九州大学大学院歯学府歯学専攻 口腔顎顔面病態学講座口腔生体統御学(歯科麻酔学)分野: http://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/handle/2324/19961/dent_521.pdf)) -[[Ⅰ型味蕾細胞]] -[[Ⅱ型味蕾細胞]]([[甘味]]、[[旨味]]、[[苦味]]) -[[Ⅲ型味蕾細胞]]([[酸味]]、[[塩味]]) -[[Ⅳ型味蕾細胞]] 味蕾を構成する[[味細胞]]に[[グルタミン酸]]の[[受容体]]である[[mGluR4]]や[[T1r1]]、[[T1r3]]などが存在する。((技術評論社 石浦章一 タンパク質はすごい! 心と体の健康を作るタンパク質の秘密(2014/1/5))) 味蕾が[[味覚]]を感じると、その刺激が[[脊髄]]の[[孤束核]]に伝わり、[[延髄]]の[[上唾液核]]および[[下唾液核]]を経由して[[唾液腺]]へと伝わることで、[[唾液]]の[[分泌]]が促進される。((東京理科大学TLO/株式会社オーガンテクノロジーズ『機能的な唾液腺の再生が可能であることを実証』ドライマウスに対する新規治療法としての可能性と次世代の臓器・器官再生医療としての分泌腺再生の実現可能性を示す: https://www.tus.ac.jp/ura/pressrelease/pdf/131002a.pdf))
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