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*坐骨神経痛(sciatica) [#rdbf43f0] [[坐骨]]から[[下肢]]にかけての痛みや[[痺れ]]、[[麻痺]]などが現れる症状の総称。病名ではなく「[[頭痛]]」「[[腹痛]]」などと同じ症状名。 >「私の病気は坐骨神経痛でしょうか?」と外来でよく質問されます。坐骨神経痛は皆さんよくご存じの言葉なのですが、実は病気の名前ではなく、おしり([[坐骨]])から足にかけての痛みの総称で、原因となる病気はたくさんあります。その多くは[[腰]]の病気で、[[腰]]を通り足に通じる[[神経]]が何らかの原因で圧迫をされ、[[神経]]痛を生じるわけです。(([塾] 2012 SUMMER(No.275):[慶應義塾] 医学部 准教授(整形外科学) 松本守雄 坐骨神経痛のお話: https://www.keio.ac.jp/ja/assets/download/about/learn-more/publications/juku/275/275_13.pdf)) **坐骨神経痛の原因 [#x1256b24] 主に[[腰椎]]での[[神経]]圧迫が原因となる。 >[[腰椎]]疾患由来の[[下肢]]痛は、いわゆる坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)とよばれ、[[神経]]が[[椎骨]]や[[椎間板]]に圧迫されて、[[下肢]]や[[臀部]]に放散する[[しびれ]]や痛みが生じます。代表的な疾患に、[[椎間板ヘルニア]]や[[脊柱管狭窄症]]があります。((下肢痛|慶應義塾大学病院 KOMPAS: http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000007.html)) 具体的な疾患には以下のようなものがある。((日東書院本社 久野木順一 図解・坐骨神経痛がよくわかる最新治療と正しい知識 2012/10/20)) -[[椎間板ヘルニア]](主に[[腰椎椎間板ヘルニア]]) -[[脊柱管狭窄症]](主に[[腰部脊柱管狭窄症]]) -[[腰椎分離症]] -[[腰椎すべり症]] -[[変形性腰椎症]] -[[梨状筋症候群]] 主に上記の様な[[腰椎]]の変形によるものが多いが、まれに[[細菌]]の[[感染]]や[[腫瘍]]などが原因となる。 -[[化膿性脊椎炎]] -[[脊椎カリエス]] -[[脊椎]]や[[骨盤]]の[[腫瘍]] これ以外には外傷による[[骨折]]や[[骨粗鬆症]]による[[圧迫骨折]]が考えられる。 軽度であれば、[[神経]]や[[筋肉]]の緊張をほぐして[[血液]]を良くしたり、[[腰]]部の[[筋]]力を高めたりすることで改善できる可能性がある([[腹筋]]運動は[[腰椎椎間板ヘルニア]]を悪化させるため避ける)。ただし、痛みを感じる場合は無理に動かすと症状を悪化させる恐れがある。 **坐骨神経痛の種類((日東書院本社 久野木順一 図解・坐骨神経痛がよくわかる最新治療と正しい知識 2012/10/20)) [#h4083212] 前に屈むと痛みが出る場合、腰椎椎間板ヘルニアである可能性が高く、[[ヘルニア型坐骨神経痛]]と呼ばれる。一方、後ろに反らすと痛みが出る場合、[[腰部脊柱管狭窄症]]である可能性が高く、[[狭窄型坐骨神経痛]]と呼ばれる。 どちらに倒しても痛みが出る場合、2つの症状が併発している可能性があり、[[合併型坐骨神経痛]]と呼ばれる。
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*坐骨神経痛(sciatica) [#rdbf43f0] [[坐骨]]から[[下肢]]にかけての痛みや[[痺れ]]、[[麻痺]]などが現れる症状の総称。病名ではなく「[[頭痛]]」「[[腹痛]]」などと同じ症状名。 >「私の病気は坐骨神経痛でしょうか?」と外来でよく質問されます。坐骨神経痛は皆さんよくご存じの言葉なのですが、実は病気の名前ではなく、おしり([[坐骨]])から足にかけての痛みの総称で、原因となる病気はたくさんあります。その多くは[[腰]]の病気で、[[腰]]を通り足に通じる[[神経]]が何らかの原因で圧迫をされ、[[神経]]痛を生じるわけです。(([塾] 2012 SUMMER(No.275):[慶應義塾] 医学部 准教授(整形外科学) 松本守雄 坐骨神経痛のお話: https://www.keio.ac.jp/ja/assets/download/about/learn-more/publications/juku/275/275_13.pdf)) **坐骨神経痛の原因 [#x1256b24] 主に[[腰椎]]での[[神経]]圧迫が原因となる。 >[[腰椎]]疾患由来の[[下肢]]痛は、いわゆる坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)とよばれ、[[神経]]が[[椎骨]]や[[椎間板]]に圧迫されて、[[下肢]]や[[臀部]]に放散する[[しびれ]]や痛みが生じます。代表的な疾患に、[[椎間板ヘルニア]]や[[脊柱管狭窄症]]があります。((下肢痛|慶應義塾大学病院 KOMPAS: http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000007.html)) 具体的な疾患には以下のようなものがある。((日東書院本社 久野木順一 図解・坐骨神経痛がよくわかる最新治療と正しい知識 2012/10/20)) -[[椎間板ヘルニア]](主に[[腰椎椎間板ヘルニア]]) -[[脊柱管狭窄症]](主に[[腰部脊柱管狭窄症]]) -[[腰椎分離症]] -[[腰椎すべり症]] -[[変形性腰椎症]] -[[梨状筋症候群]] 主に上記の様な[[腰椎]]の変形によるものが多いが、まれに[[細菌]]の[[感染]]や[[腫瘍]]などが原因となる。 -[[化膿性脊椎炎]] -[[脊椎カリエス]] -[[脊椎]]や[[骨盤]]の[[腫瘍]] これ以外には外傷による[[骨折]]や[[骨粗鬆症]]による[[圧迫骨折]]が考えられる。 軽度であれば、[[神経]]や[[筋肉]]の緊張をほぐして[[血液]]を良くしたり、[[腰]]部の[[筋]]力を高めたりすることで改善できる可能性がある([[腹筋]]運動は[[腰椎椎間板ヘルニア]]を悪化させるため避ける)。ただし、痛みを感じる場合は無理に動かすと症状を悪化させる恐れがある。 **坐骨神経痛の種類((日東書院本社 久野木順一 図解・坐骨神経痛がよくわかる最新治療と正しい知識 2012/10/20)) [#h4083212] 前に屈むと痛みが出る場合、腰椎椎間板ヘルニアである可能性が高く、[[ヘルニア型坐骨神経痛]]と呼ばれる。一方、後ろに反らすと痛みが出る場合、[[腰部脊柱管狭窄症]]である可能性が高く、[[狭窄型坐骨神経痛]]と呼ばれる。 どちらに倒しても痛みが出る場合、2つの症状が併発している可能性があり、[[合併型坐骨神経痛]]と呼ばれる。
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