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*基礎代謝量&size(20){(basal metabolic rate : BMR)}; [#mfac6f67] 1920年代に考案された概念。身体的・精神的な安静状態において[[代謝]]される最小のエネルギー[[代謝]]量であって、生きていくために必要な最小のエネルギー[[代謝]]量(通常、1日当たりの量を示す)((早稲田大学大学院 人間科学研究科 薄井澄誉子 閉経後中高年女性の基礎代謝量の決定諸因子: https://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/bitstream/2065/28838/3/Honbun-4667.pdf)) 生命維持のために必要最低限必要な、覚醒中で安静時のときのエネルギー消費量。人間の活動の全エネルギー消費量の60〜80%を占める。単位は ''[[kcal]]/d''(''キロカロリー/日'')。思春期で最も高くなる。成人男性は約1500[[kcal]]/d、成人女性では約1200[[kcal]]/d。((広島大学 人間文化学部紀要 安静時エネルギー消費量の測定に影響を及ぼす要因の検証: http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/pu-hiroshima/file/5797/20140529160152/KJ00004800157.pdf))((西東社 カラー図解 栄養学の基本がわかる事典 川島由起子(2013/4/4): https://amzn.to/2tzGwYt)) 実際には、軽い夕食を摂取した後から12時間以上断食して食事誘発性のエネルギー[[代謝]]量を最小にし、翌早朝空腹・覚醒時に快適な室内(室温18〜25°C)において上を向いて寝た状態で安静にしているときに測定される。 >海外で行われていた基礎代謝量の測定条件は、Benedict(1914(a)、1921)の報告によると次のようである。 >1. 被検者は測定場所に午前 8 時頃に来ること。 >2. その際、被検者は前日の夕食から 12 時間以上経過しており、いわゆる post-absorptive の状態であること。 >3. 研究所に到着後、最初の測定まで被検者はベッドで約30分安静にしていること。 >4. 健康な状態であること。 >5. 15~20 分間隔で数回の測定(1 回当たり 15 分)を行い、代表的な測定値を得るため同じ被検者に対して日を改めて 2 日分ないしはそれ以上の測定を繰り返すこと。 >6. 環境温度は、20~23 °C であること(推奨)。 >このようにして得られた値は、[[筋]]緊張、[[発熱]]、食物[[消化]]による影響を完全に排除したものであると述べている。((早稲田大学大学院 人間科学研究科 薄井澄誉子 閉経後中高年女性の基礎代謝量の決定諸因子: https://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/bitstream/2065/28838/3/Honbun-4667.pdf)) 基礎代謝量は、年代や身長、体重、体格、[[体脂肪率]]や[[筋肉]]の量などによって変動する。特に[[除脂肪体重]]に大きな影響を受けることが知られている。 基礎代謝量と[[安静時代謝量]]の区別は世界的・歴史的に曖昧である。
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*基礎代謝量&size(20){(basal metabolic rate : BMR)}; [#mfac6f67] 1920年代に考案された概念。身体的・精神的な安静状態において[[代謝]]される最小のエネルギー[[代謝]]量であって、生きていくために必要な最小のエネルギー[[代謝]]量(通常、1日当たりの量を示す)((早稲田大学大学院 人間科学研究科 薄井澄誉子 閉経後中高年女性の基礎代謝量の決定諸因子: https://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/bitstream/2065/28838/3/Honbun-4667.pdf)) 生命維持のために必要最低限必要な、覚醒中で安静時のときのエネルギー消費量。人間の活動の全エネルギー消費量の60〜80%を占める。単位は ''[[kcal]]/d''(''キロカロリー/日'')。思春期で最も高くなる。成人男性は約1500[[kcal]]/d、成人女性では約1200[[kcal]]/d。((広島大学 人間文化学部紀要 安静時エネルギー消費量の測定に影響を及ぼす要因の検証: http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/pu-hiroshima/file/5797/20140529160152/KJ00004800157.pdf))((西東社 カラー図解 栄養学の基本がわかる事典 川島由起子(2013/4/4): https://amzn.to/2tzGwYt)) 実際には、軽い夕食を摂取した後から12時間以上断食して食事誘発性のエネルギー[[代謝]]量を最小にし、翌早朝空腹・覚醒時に快適な室内(室温18〜25°C)において上を向いて寝た状態で安静にしているときに測定される。 >海外で行われていた基礎代謝量の測定条件は、Benedict(1914(a)、1921)の報告によると次のようである。 >1. 被検者は測定場所に午前 8 時頃に来ること。 >2. その際、被検者は前日の夕食から 12 時間以上経過しており、いわゆる post-absorptive の状態であること。 >3. 研究所に到着後、最初の測定まで被検者はベッドで約30分安静にしていること。 >4. 健康な状態であること。 >5. 15~20 分間隔で数回の測定(1 回当たり 15 分)を行い、代表的な測定値を得るため同じ被検者に対して日を改めて 2 日分ないしはそれ以上の測定を繰り返すこと。 >6. 環境温度は、20~23 °C であること(推奨)。 >このようにして得られた値は、[[筋]]緊張、[[発熱]]、食物[[消化]]による影響を完全に排除したものであると述べている。((早稲田大学大学院 人間科学研究科 薄井澄誉子 閉経後中高年女性の基礎代謝量の決定諸因子: https://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/bitstream/2065/28838/3/Honbun-4667.pdf)) 基礎代謝量は、年代や身長、体重、体格、[[体脂肪率]]や[[筋肉]]の量などによって変動する。特に[[除脂肪体重]]に大きな影響を受けることが知られている。 基礎代謝量と[[安静時代謝量]]の区別は世界的・歴史的に曖昧である。
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