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*孤束核(nucleus tractus solitarii : NTS) [#rf01e8c6] [[脳幹]]([[延髄]])に存在する[[神経核]]。孤束核の内側部の[[細胞]]は多数の[[ニューロペプチド]]([[エンケファリン]]、[[ソマトスタチン]]、[[サブスタンスP]]、[[コレシストキニン]]など)を持つ。 [[味覚]]の情報伝達における中継地点となる。孤束核の[[GLP-1]]産生[[細胞]]は[[室傍核]]に[[投射]]している。これによって[[CRH]]や[[ネスファチン]]、[[オキシトシン]]などを産生する[[細胞]]を活性化することで摂食を抑制していることが示唆されている。((生理学Ⅱ 味覚、嗅覚: http://square.umin.ac.jp/seiri08/physiology2/GustOlf'16.pdf))((自治医科大学地域医療オープン・ラボ 「脳内 GLP-1 の摂食抑制神経経路を発見」: http://www.jichi.ac.jp/openlab/newsletter/h34_spletter.pdf))((東京医科歯科大学包括病理学 味覚: http://www.tmd.ac.jp/med/phy1/ptext/tast_tas.html)) [[迷走神経]]の[[求心線維]]は孤束核で終わる。[[嚥下]]などの[[反射]]に関する情報の処理に関わる。[[腹部]][[迷走神経]]からの入力による[[嘔吐]]は孤束核を介して誘発されることが示唆されている。((嚥下を制御する神経機構 山田好秋 新潟大学歯学部口腔生理学講座: https://www.dent.niigata-u.ac.jp/nds/journal/291/r291_yamada.pdf))((KAKEN — 研究課題をさがす | 延髄内嚥下関連ニューロンの神経機構の解析 (KAKENHI-PROJECT-08771414): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-08771414/))((川崎医科大学 【嘔吐の中枢神経機構の概略】: http://www.kawasaki-m.ac.jp/physiology/furukawa/Kenkyu.html)) [[孤束核]]で発生する[[一酸化窒素]]が[[神経伝達物質]]として働き、[[脳]]、[[脊髄]]、[[腎臓]]、[[脾臓]]循環を調節している事が示唆されている。((KAKEN — 研究課題をさがす | 延髄孤束核内のNitric Oxideの脳循環および脊髄循環への役割 (KAKENHI-PROJECT-08670070): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-08670070/)) 瞬時瞬時の[[血圧]]変動の情報は最初に孤束核に入る。[[血圧]]の上昇による孤束核の興奮は[[延髄尾側腹外側野]]の電気活動を亢進させる。((高血圧・心不全と交感神経系:病態としての調節異常から新たな治療戦略へ - 九大コレクション | 九州大学附属図書館: https://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/opac_detail_md/?lang=0&amode=MD100000&bibid=19937))((座長 川田徹 国立循環器病センター研究所 循環動態機能部 圧受容器反射と高血圧 熊谷裕生、大波敏子、滝本千恵、飯ヶ谷嘉門、西澤雅彦、大島直紀、佐方克史、松浦友一、今井正樹、猿田享男 慶應義塾大学医学部腎臓内科学: https://www1.gifu-u.ac.jp/~physiol/Pathophysiology/15sympo.pdf)) [[低酸素]]など[[化学受容器反射]]の際は、末梢では[[頚動脈体]]や[[大動脈体]]にある[[圧受容器反射]]からの情報が孤束核に伝えられる。 &tag(脳,延髄,神経核);
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*孤束核(nucleus tractus solitarii : NTS) [#rf01e8c6] [[脳幹]]([[延髄]])に存在する[[神経核]]。孤束核の内側部の[[細胞]]は多数の[[ニューロペプチド]]([[エンケファリン]]、[[ソマトスタチン]]、[[サブスタンスP]]、[[コレシストキニン]]など)を持つ。 [[味覚]]の情報伝達における中継地点となる。孤束核の[[GLP-1]]産生[[細胞]]は[[室傍核]]に[[投射]]している。これによって[[CRH]]や[[ネスファチン]]、[[オキシトシン]]などを産生する[[細胞]]を活性化することで摂食を抑制していることが示唆されている。((生理学Ⅱ 味覚、嗅覚: http://square.umin.ac.jp/seiri08/physiology2/GustOlf'16.pdf))((自治医科大学地域医療オープン・ラボ 「脳内 GLP-1 の摂食抑制神経経路を発見」: http://www.jichi.ac.jp/openlab/newsletter/h34_spletter.pdf))((東京医科歯科大学包括病理学 味覚: http://www.tmd.ac.jp/med/phy1/ptext/tast_tas.html)) [[迷走神経]]の[[求心線維]]は孤束核で終わる。[[嚥下]]などの[[反射]]に関する情報の処理に関わる。[[腹部]][[迷走神経]]からの入力による[[嘔吐]]は孤束核を介して誘発されることが示唆されている。((嚥下を制御する神経機構 山田好秋 新潟大学歯学部口腔生理学講座: https://www.dent.niigata-u.ac.jp/nds/journal/291/r291_yamada.pdf))((KAKEN — 研究課題をさがす | 延髄内嚥下関連ニューロンの神経機構の解析 (KAKENHI-PROJECT-08771414): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-08771414/))((川崎医科大学 【嘔吐の中枢神経機構の概略】: http://www.kawasaki-m.ac.jp/physiology/furukawa/Kenkyu.html)) [[孤束核]]で発生する[[一酸化窒素]]が[[神経伝達物質]]として働き、[[脳]]、[[脊髄]]、[[腎臓]]、[[脾臓]]循環を調節している事が示唆されている。((KAKEN — 研究課題をさがす | 延髄孤束核内のNitric Oxideの脳循環および脊髄循環への役割 (KAKENHI-PROJECT-08670070): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-08670070/)) 瞬時瞬時の[[血圧]]変動の情報は最初に孤束核に入る。[[血圧]]の上昇による孤束核の興奮は[[延髄尾側腹外側野]]の電気活動を亢進させる。((高血圧・心不全と交感神経系:病態としての調節異常から新たな治療戦略へ - 九大コレクション | 九州大学附属図書館: https://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/opac_detail_md/?lang=0&amode=MD100000&bibid=19937))((座長 川田徹 国立循環器病センター研究所 循環動態機能部 圧受容器反射と高血圧 熊谷裕生、大波敏子、滝本千恵、飯ヶ谷嘉門、西澤雅彦、大島直紀、佐方克史、松浦友一、今井正樹、猿田享男 慶應義塾大学医学部腎臓内科学: https://www1.gifu-u.ac.jp/~physiol/Pathophysiology/15sympo.pdf)) [[低酸素]]など[[化学受容器反射]]の際は、末梢では[[頚動脈体]]や[[大動脈体]]にある[[圧受容器反射]]からの情報が孤束核に伝えられる。 &tag(脳,延髄,神経核);
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