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*巨赤芽球性貧血(megaloblastic anemia) [#vb34ac7c] [[ビタミンB12]]または[[葉酸]]の不足が原因となる[[貧血]]。大きくなった[[赤血球]]([[巨赤芽球]])が現れるのが特徴。[[大球性貧血]]とも。((巨赤芽球性貧血|東邦大学医療センター大森病院 臨床検査部: http://www.lab.toho-u.ac.jp/med/omori/kensa/column/column2015327.html)) [[ビタミンB12]]が不足すると、[[赤血球]]の合成能が低下するため、[[赤血球]]自体を大きくして[[ヘモグロビン]]を多く含むことができるようにしようとする。((貧血気味の時の食事: http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~hoken/04syokuseikatu/byoukinosyokuji/hinketu.html)) [[胃]]の摘出手術を行なった場合、[[ビタミンB12]]の吸収障害が起こるため巨赤芽球性貧血を発症しやすい。吸収障害がある場合の治療は、[[ビタミンB12]]の[[筋肉]][[注射]]を行う。((巨赤芽球性貧血|関西医科大学香里病院: http://www.kmu.ac.jp/kori/visit/search/sikkansyousai/d01-016.html)) 中でも、[[自己免疫]]が原因となる[[胃]][[粘膜]]収縮による巨赤芽球性貧血は[[悪性貧血]]と呼ばれる。((悪性貧血 金沢大学 臨床薬物情報学研究室 4年 神谷まりえ: http://www.p.kanazawa-u.ac.jp/~druginfo/Pernious%20anaemia.pdf))((巨赤芽球性貧血|東邦大学医療センター大森病院 臨床検査部: https://www.lab.toho-u.ac.jp/med/omori/kensa/column/column2015327.html)) [[ビタミンB12]]の欠乏による巨赤芽球性貧血では[[神経]]に関わる異常が見られ、[[ビタミン]]の摂取および吸収力が低下してから欠乏症が出現するまでに数年かかる。一方、[[葉酸]]の欠乏によるものでは[[神経]]の症状は無く、数ヶ月で症状が現れることである。これは、体内における[[ビタミンB12]]の貯蔵分が[[葉酸]]よりも長期間利用できるためである。((自己免疫性血液疾患:診断と治療の進歩 悪性貧血 廣川誠: https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/103/7/103_1609/_pdf))
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*巨赤芽球性貧血(megaloblastic anemia) [#vb34ac7c] [[ビタミンB12]]または[[葉酸]]の不足が原因となる[[貧血]]。大きくなった[[赤血球]]([[巨赤芽球]])が現れるのが特徴。[[大球性貧血]]とも。((巨赤芽球性貧血|東邦大学医療センター大森病院 臨床検査部: http://www.lab.toho-u.ac.jp/med/omori/kensa/column/column2015327.html)) [[ビタミンB12]]が不足すると、[[赤血球]]の合成能が低下するため、[[赤血球]]自体を大きくして[[ヘモグロビン]]を多く含むことができるようにしようとする。((貧血気味の時の食事: http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~hoken/04syokuseikatu/byoukinosyokuji/hinketu.html)) [[胃]]の摘出手術を行なった場合、[[ビタミンB12]]の吸収障害が起こるため巨赤芽球性貧血を発症しやすい。吸収障害がある場合の治療は、[[ビタミンB12]]の[[筋肉]][[注射]]を行う。((巨赤芽球性貧血|関西医科大学香里病院: http://www.kmu.ac.jp/kori/visit/search/sikkansyousai/d01-016.html)) 中でも、[[自己免疫]]が原因となる[[胃]][[粘膜]]収縮による巨赤芽球性貧血は[[悪性貧血]]と呼ばれる。((悪性貧血 金沢大学 臨床薬物情報学研究室 4年 神谷まりえ: http://www.p.kanazawa-u.ac.jp/~druginfo/Pernious%20anaemia.pdf))((巨赤芽球性貧血|東邦大学医療センター大森病院 臨床検査部: https://www.lab.toho-u.ac.jp/med/omori/kensa/column/column2015327.html)) [[ビタミンB12]]の欠乏による巨赤芽球性貧血では[[神経]]に関わる異常が見られ、[[ビタミン]]の摂取および吸収力が低下してから欠乏症が出現するまでに数年かかる。一方、[[葉酸]]の欠乏によるものでは[[神経]]の症状は無く、数ヶ月で症状が現れることである。これは、体内における[[ビタミンB12]]の貯蔵分が[[葉酸]]よりも長期間利用できるためである。((自己免疫性血液疾患:診断と治療の進歩 悪性貧血 廣川誠: https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/103/7/103_1609/_pdf))
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