健康用語WEB事典
用語追加
更新履歴
用語一覧
ランキング
ランダム
最近更新された用語
プベルリン酸
プベルル酸
ハイドロトロープ
レカネマブ
KMT2A再構成AML
直接経口抗凝固薬
リバーロキサバン
腹式呼吸
ガストリン放出ペプチド
削除されたページ
ケタミン
コメント/桿状核球
もっと見る…
新しい用語解説ページの作成や既にあるページの編集を行うことができます。
ページの書き方については以下のページを御覧ください。
基本的なページの書き方
さらに詳細な編集機能について
[[リンク]]
((注釈))
^{上付き}
_{下付き}
6
8
10
12
14
16
18
20
文字サイズ
画像挿入
リダイレクト
インクルード
*抗ヒスタミン薬(antihistamines) [#x2469a40] [[ヒスタミン受容体]]に結合する[[ヒスタミン]]を[[競合阻害]]し、[[ヒスタミン]]の作用を遮断する[[医薬品]]。 [[ヒスタミン]]が[[ヒスタミン受容体]]以外の[[受容体]]に結合するのを阻害したり、[[中枢神経系]]での[[受容体]]の働きを阻害したりすることによる[[副作用]]もある。[[副作用]]は抗[[ヒスタミン]][[薬]]が[[脳]]に移行しやすいことや、[[H1受容体]]以外の[[アミン]]の[[受容体]]にも結合しやすいことなどが原因とされる。((花粉症・アレルギーの発症因子の立体構造を世界で初めて解明-副作用を抑えた治療薬の探索・設計が可能に- — 京都大学: http://www.kyoto-u.ac.jp/static/ja/news_data/h/h1/news6/2011/110623_1.htm)) >抗[[ヒスタミン]][[薬]]は,[[インバースアゴニスト]]として作用し,[[ヒスタミン]][[H1受容体]]を不活性化する.抗[[ヒスタミン]][[薬]]は古くから使用され,また,世界で最も使用されている[[薬]]の一つであるが,[[眠気]],[[便秘]],[[口渇]]などの[[副作用]]が多い.このような[[副作用]]は,主に二つの原因で生じる.第一の原因は,[[脂溶性]]が高い抗[[ヒスタミン]][[薬]]が[[血液脳関門]]を通過し,中枢で働く[[ヒスタミン]][[H1受容体]]の働きを抑制するためである.第二の原因は,抗[[ヒスタミン]][[薬]]の[[受容体]]選択性が低く,他の[[アミン受容体]]にも結合して不活性化するためである.((ヒスタミンH1受容体の構造: https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/144/1/144_43/_pdf)) **抗ヒスタミン薬の種類((東京医科大学病院 薬剤部「抗ヒスタミン薬とインペアード・パフォーマンス」: http://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/shinryo/yakuzai/data/145.pdf)) [#cecc1b06] -第一世代抗[[ヒスタミン]][[薬]] --[[メピラミン]]([[ピリラミン]]) --[[ドキセピン]] --[[ジフェンヒドラミン]]([[レスタミンコーワ]]) --[[クロルフェニラミン]]([[ポララミン]]) --[[ヒドロキシジン]]([[アタラックス]]) --[[シプロヘプタジン]]([[ペリアクチン]]) --[[プロメタジン]]([[ピレチア]]) -第二世代抗[[ヒスタミン]][[薬]] --[[フェキソフェナジン]]([[アレグラ]]) --[[ディレグラ]] --[[エピナスチン]]([[アレジオン]]) --[[エバスチン]]([[エバステル]]) --[[レボセチリジン]]([[ザイザル]]) --[[ベポタスチン]]([[タリオン]]) --[[エメダスチン]]([[レミカット]]) --[[オロパタジン]]([[アレロック]]) --[[ロラタジン]]([[クラリチン]]) --[[ケトチフェン]]([[ザジテン]]) --[[オキサトミド]]([[セルテクト]]) --[[メキタジン]]([[ゼスラン]]) 第一世代は[[中枢神経]]の抑制作用が強く、[[副作用]]として[[インペアード・パフォーマンス]]や[[眠気]]、[[口]]の乾きなどが起こるが、第二世代では[[副作用]]が現れにくいように改良されている。
タイムスタンプを変更しない
存在するページ名にリンク
*抗ヒスタミン薬(antihistamines) [#x2469a40] [[ヒスタミン受容体]]に結合する[[ヒスタミン]]を[[競合阻害]]し、[[ヒスタミン]]の作用を遮断する[[医薬品]]。 [[ヒスタミン]]が[[ヒスタミン受容体]]以外の[[受容体]]に結合するのを阻害したり、[[中枢神経系]]での[[受容体]]の働きを阻害したりすることによる[[副作用]]もある。[[副作用]]は抗[[ヒスタミン]][[薬]]が[[脳]]に移行しやすいことや、[[H1受容体]]以外の[[アミン]]の[[受容体]]にも結合しやすいことなどが原因とされる。((花粉症・アレルギーの発症因子の立体構造を世界で初めて解明-副作用を抑えた治療薬の探索・設計が可能に- — 京都大学: http://www.kyoto-u.ac.jp/static/ja/news_data/h/h1/news6/2011/110623_1.htm)) >抗[[ヒスタミン]][[薬]]は,[[インバースアゴニスト]]として作用し,[[ヒスタミン]][[H1受容体]]を不活性化する.抗[[ヒスタミン]][[薬]]は古くから使用され,また,世界で最も使用されている[[薬]]の一つであるが,[[眠気]],[[便秘]],[[口渇]]などの[[副作用]]が多い.このような[[副作用]]は,主に二つの原因で生じる.第一の原因は,[[脂溶性]]が高い抗[[ヒスタミン]][[薬]]が[[血液脳関門]]を通過し,中枢で働く[[ヒスタミン]][[H1受容体]]の働きを抑制するためである.第二の原因は,抗[[ヒスタミン]][[薬]]の[[受容体]]選択性が低く,他の[[アミン受容体]]にも結合して不活性化するためである.((ヒスタミンH1受容体の構造: https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/144/1/144_43/_pdf)) **抗ヒスタミン薬の種類((東京医科大学病院 薬剤部「抗ヒスタミン薬とインペアード・パフォーマンス」: http://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/shinryo/yakuzai/data/145.pdf)) [#cecc1b06] -第一世代抗[[ヒスタミン]][[薬]] --[[メピラミン]]([[ピリラミン]]) --[[ドキセピン]] --[[ジフェンヒドラミン]]([[レスタミンコーワ]]) --[[クロルフェニラミン]]([[ポララミン]]) --[[ヒドロキシジン]]([[アタラックス]]) --[[シプロヘプタジン]]([[ペリアクチン]]) --[[プロメタジン]]([[ピレチア]]) -第二世代抗[[ヒスタミン]][[薬]] --[[フェキソフェナジン]]([[アレグラ]]) --[[ディレグラ]] --[[エピナスチン]]([[アレジオン]]) --[[エバスチン]]([[エバステル]]) --[[レボセチリジン]]([[ザイザル]]) --[[ベポタスチン]]([[タリオン]]) --[[エメダスチン]]([[レミカット]]) --[[オロパタジン]]([[アレロック]]) --[[ロラタジン]]([[クラリチン]]) --[[ケトチフェン]]([[ザジテン]]) --[[オキサトミド]]([[セルテクト]]) --[[メキタジン]]([[ゼスラン]]) 第一世代は[[中枢神経]]の抑制作用が強く、[[副作用]]として[[インペアード・パフォーマンス]]や[[眠気]]、[[口]]の乾きなどが起こるが、第二世代では[[副作用]]が現れにくいように改良されている。
この用語を編集
/
画像添付