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*水晶体(eye lens) [#d2438cec] [[目]]の中にある[[組織]]。[[虹彩]]の後ろ位置する直径約9mm、厚さ約4mmの凸型のレンズ。((白内障|慶應義塾大学病院 KOMPAS: http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000207.html)) [[目]]に入る光を調節して[[網膜]]に像を結ぶ役割をする。光を屈折させる力は[[角膜]]の三分の一程度。遠くを見る場合、水晶体は薄くなる。逆に近くを見る場合は厚くなる。 水晶体はそれ自身の弾性力と、[[毛様体]]の筋力によって調節力が決まる。水晶体の厚さを変える能力は加齢によって衰える。 >年齢が進むと水晶体を厚くすることが難しくなり、近くの文字を見ることが出来なくなっていきます。こうした水晶体の調節力が失われることで[[老視]]([[老眼]])が起こります。((ウィズダムブック社 矢作徹 2009年版 近視レーザー手術ガイドブック(2008/12/25))) 水晶体には[[血管]]が無く、[[血液]]による栄養供給を受けない。水や[[ビタミン]]、[[酸素]]などの必要な物質は[[房水]]から[[水晶体上皮細胞]]を介して[[水晶体線維細胞]]へ受け渡され、[[水晶体線維細胞]]内の[[細胞]]間輸送を経て[[水晶体]]全体に拡散する。 水晶体に含まれる[[タンパク質]]のうち、[[水溶性]]のものはほとんどが[[クリスタリン]]。水に不溶の[[タンパク質]]は大部分が[[膜タンパク 質]]であり、その60%以上が[[アクアポリン0]]で16%は[[コネクシン50]]([[Gja8]])や[[コネクシン46]]([[Gja3]])などの[[ギャップ結合]]に関わる[[タンパク質]]が占める。((水晶体のアクアポリン0の役割および機能に関する研究 中澤洋介 慶應義塾大学薬学部分子機能生理学講座: https://www.jstage.jst.go.jp/article/cataract/27/1/27_07-001/_pdf/-char/ja)) [[紫外線]]によって[[水溶性]]の[[タンパク質]]が[[酸化]]して[[変性]]すると水に不溶となり、これが[[水晶体]]に蓄積することが[[白内障]]の一因となる。
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*水晶体(eye lens) [#d2438cec] [[目]]の中にある[[組織]]。[[虹彩]]の後ろ位置する直径約9mm、厚さ約4mmの凸型のレンズ。((白内障|慶應義塾大学病院 KOMPAS: http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000207.html)) [[目]]に入る光を調節して[[網膜]]に像を結ぶ役割をする。光を屈折させる力は[[角膜]]の三分の一程度。遠くを見る場合、水晶体は薄くなる。逆に近くを見る場合は厚くなる。 水晶体はそれ自身の弾性力と、[[毛様体]]の筋力によって調節力が決まる。水晶体の厚さを変える能力は加齢によって衰える。 >年齢が進むと水晶体を厚くすることが難しくなり、近くの文字を見ることが出来なくなっていきます。こうした水晶体の調節力が失われることで[[老視]]([[老眼]])が起こります。((ウィズダムブック社 矢作徹 2009年版 近視レーザー手術ガイドブック(2008/12/25))) 水晶体には[[血管]]が無く、[[血液]]による栄養供給を受けない。水や[[ビタミン]]、[[酸素]]などの必要な物質は[[房水]]から[[水晶体上皮細胞]]を介して[[水晶体線維細胞]]へ受け渡され、[[水晶体線維細胞]]内の[[細胞]]間輸送を経て[[水晶体]]全体に拡散する。 水晶体に含まれる[[タンパク質]]のうち、[[水溶性]]のものはほとんどが[[クリスタリン]]。水に不溶の[[タンパク質]]は大部分が[[膜タンパク 質]]であり、その60%以上が[[アクアポリン0]]で16%は[[コネクシン50]]([[Gja8]])や[[コネクシン46]]([[Gja3]])などの[[ギャップ結合]]に関わる[[タンパク質]]が占める。((水晶体のアクアポリン0の役割および機能に関する研究 中澤洋介 慶應義塾大学薬学部分子機能生理学講座: https://www.jstage.jst.go.jp/article/cataract/27/1/27_07-001/_pdf/-char/ja)) [[紫外線]]によって[[水溶性]]の[[タンパク質]]が[[酸化]]して[[変性]]すると水に不溶となり、これが[[水晶体]]に蓄積することが[[白内障]]の一因となる。
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