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*白内障(cataracts) [#o4691861] [[眼球]]の中の[[水晶体]]を構成する主な[[タンパク質]]である[[クリスタリン]]が[[変性]]することで起こる疾患。((|白内障|老化が関連する病気|健康長寿|: http://www.mnc.toho-u.ac.jp/v-lab/aging/sick/sick03.html)) [[水晶体]]が白く濁ることで[[視力]]低下や[[かすみ目]]、[[近視]]の悪化、ぼやけ、光が濁りで乱反射することによる[[羞明]]などが起こる。[[眼鏡]]を調節しても[[目]]のピントが合わないという[[自覚症状]]がある。((宮崎大学医学部眼科学教室 白内障: http://www.med.miyazaki-u.ac.jp/ophtha/52hakunaisho.html)) 白内障の濁りを取り除く方法は現在のところ存在せず、症状の進行を遅らせる[[点眼薬]]や内服薬、人工レンズに置き換える[[手術]]などで治療が行われる。 >白内障が進んで、とても見えにくくなってきたら,手術で濁った[[水晶体]]を取り除きます。最近、国内全体で手術件数も飛躍的に増え(2001年では年間85万件)、安全性も向上してきました。入院期間も数日程度ですみます。((大分大学医学部付属病院 -眼科- 「眼の病気と治療」 -白内障-: https://www.med.oita-u.ac.jp/ganka/chiryou/hakunaishou.html)) [[水晶体]]の濁る場所によって、以下のように分類される。((白内障|慶應義塾大学病院 KOMPAS: http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000207.html)) -[[核硬化症]]([[水晶体]]の中央) -[[皮質白内障]]([[水晶体皮質]]) -[[後嚢下白内障]]([[水晶体]]を包む嚢の後方) 40歳未満に起こる白内障を[[若年性白内障]]と呼ぶ。 **白内障の原因 [#o7e86ad3] 主な原因は加齢であり、70歳以上の方の80%、80歳以上になると程度の差はあるが、全ての人が白内障になるとされる。加齢による白内障を特に[[老人性白内障]]または[[加齢性白内障]]と呼ぶ。[[白髪]]と同じ老化現象のひとつ。((東京慈恵会医科大学附属病院 眼科学教室 白内障について: http://www.jikei.ac.jp/ophthalmology//medical/pdf/hakunaisho.pdf)) 外的要因としては、[[紫外線]]によって[[クリスタリン]]に含まれる[[アミノ酸]]である[[L-アスパラギン酸]]が[[D体]]に[[変性]]することが原因の一つと考えられている。 [[紫外線]]によって発生する[[ラジカル]]が[[タンパク質]]を[[酸化]]し[[変性]]を起こさせる。通常、[[ビタミンC]]([[アスコルビン酸]])が[[水晶体]]の[[酸化]]を防止しているが、白内障を発症した[[水晶体]]では[[アスコルビン酸]]が有意に減少することが報告されている。((水晶体のアクアポリン0の役割および機能に関する研究 中澤洋介 慶應義塾大学薬学部分子機能生理学講座: https://www.jstage.jst.go.jp/article/cataract/27/1/27_07-001/_pdf/-char/ja)) [[放射線]]も発症の原因となり、[[放射線]]医療従事者に白内障が多いことが知られている。 >近年 IVR 等に携わる[[放射線]]従事者において、白内障等などの[[放射線]]障害の発症例が報告されており、「[[放射線]]白内障の閾線量の値は従来設定されていたものより低い」と考えられるようになってきました。((放射線医療従事者の水晶体被曝の実態と危険性を解明 IVR従事者の眼の水晶体放射線防護の重要性: http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2017/04/press20170426-02.html)) その他の原因は[[眼]]の外傷、[[アトピー性皮膚炎]]、[[糖尿病]]、遺伝的要因、[[薬剤]]の影響などがある。
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*白内障(cataracts) [#o4691861] [[眼球]]の中の[[水晶体]]を構成する主な[[タンパク質]]である[[クリスタリン]]が[[変性]]することで起こる疾患。((|白内障|老化が関連する病気|健康長寿|: http://www.mnc.toho-u.ac.jp/v-lab/aging/sick/sick03.html)) [[水晶体]]が白く濁ることで[[視力]]低下や[[かすみ目]]、[[近視]]の悪化、ぼやけ、光が濁りで乱反射することによる[[羞明]]などが起こる。[[眼鏡]]を調節しても[[目]]のピントが合わないという[[自覚症状]]がある。((宮崎大学医学部眼科学教室 白内障: http://www.med.miyazaki-u.ac.jp/ophtha/52hakunaisho.html)) 白内障の濁りを取り除く方法は現在のところ存在せず、症状の進行を遅らせる[[点眼薬]]や内服薬、人工レンズに置き換える[[手術]]などで治療が行われる。 >白内障が進んで、とても見えにくくなってきたら,手術で濁った[[水晶体]]を取り除きます。最近、国内全体で手術件数も飛躍的に増え(2001年では年間85万件)、安全性も向上してきました。入院期間も数日程度ですみます。((大分大学医学部付属病院 -眼科- 「眼の病気と治療」 -白内障-: https://www.med.oita-u.ac.jp/ganka/chiryou/hakunaishou.html)) [[水晶体]]の濁る場所によって、以下のように分類される。((白内障|慶應義塾大学病院 KOMPAS: http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000207.html)) -[[核硬化症]]([[水晶体]]の中央) -[[皮質白内障]]([[水晶体皮質]]) -[[後嚢下白内障]]([[水晶体]]を包む嚢の後方) 40歳未満に起こる白内障を[[若年性白内障]]と呼ぶ。 **白内障の原因 [#o7e86ad3] 主な原因は加齢であり、70歳以上の方の80%、80歳以上になると程度の差はあるが、全ての人が白内障になるとされる。加齢による白内障を特に[[老人性白内障]]または[[加齢性白内障]]と呼ぶ。[[白髪]]と同じ老化現象のひとつ。((東京慈恵会医科大学附属病院 眼科学教室 白内障について: http://www.jikei.ac.jp/ophthalmology//medical/pdf/hakunaisho.pdf)) 外的要因としては、[[紫外線]]によって[[クリスタリン]]に含まれる[[アミノ酸]]である[[L-アスパラギン酸]]が[[D体]]に[[変性]]することが原因の一つと考えられている。 [[紫外線]]によって発生する[[ラジカル]]が[[タンパク質]]を[[酸化]]し[[変性]]を起こさせる。通常、[[ビタミンC]]([[アスコルビン酸]])が[[水晶体]]の[[酸化]]を防止しているが、白内障を発症した[[水晶体]]では[[アスコルビン酸]]が有意に減少することが報告されている。((水晶体のアクアポリン0の役割および機能に関する研究 中澤洋介 慶應義塾大学薬学部分子機能生理学講座: https://www.jstage.jst.go.jp/article/cataract/27/1/27_07-001/_pdf/-char/ja)) [[放射線]]も発症の原因となり、[[放射線]]医療従事者に白内障が多いことが知られている。 >近年 IVR 等に携わる[[放射線]]従事者において、白内障等などの[[放射線]]障害の発症例が報告されており、「[[放射線]]白内障の閾線量の値は従来設定されていたものより低い」と考えられるようになってきました。((放射線医療従事者の水晶体被曝の実態と危険性を解明 IVR従事者の眼の水晶体放射線防護の重要性: http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2017/04/press20170426-02.html)) その他の原因は[[眼]]の外傷、[[アトピー性皮膚炎]]、[[糖尿病]]、遺伝的要因、[[薬剤]]の影響などがある。
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