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*石鹸(soap) [#zac679e3] 洗浄用として使われる[[界面活性剤]]のうち、[[脂肪酸]][[ナトリウム]]と[[脂肪酸]][[カリウム]]のこと。 それ以外の[[界面活性剤]]は、いわゆる洗剤であり[[合成界面活性剤]]とも呼ばれる。純粋な石鹸以外の[[界面活性剤]]を含むものには[[複合石鹸]]や[[合成洗剤]]などがある。 主成分は[[脂肪酸]]である。その性質は、含まれる[[脂肪酸]]の種類による影響を受ける。 >石鹸は[[両親媒性]]といわれる分子で、[[疎水基]](図の―部)、[[親水基]]がそれぞれ向かい合うように並んでいる。[[飽和脂肪酸]]は[[疎水基]]が直線状なので結晶化しやすい。[[不飽和脂肪酸]]は、[[疎水基]]に[[二重結合]]を含んで折れ曲がった構造をしているので、結晶したときに隙間ができる。((透明石鹸の製造: http://www.hst.titech.ac.jp/~meb/2009/ClearSoap.pdf)) **石鹸の製法 [#o18a95f0] 石鹸の製法は二種類。 ***ケン化法 [#u1d49489] [[油脂]]に[[水酸化ナトリウム]]を反応させる方法。 >「ケン化法」とは、[[油脂]]に[[苛性ソーダ]](液体は[[苛性カリ]])を反応させる方法で、熟練の技が要求される手間のかかる製法です。その為、ケン化法で作った石けんには、[[油脂]]に含まれていた[[グリセリン]](古くから保湿剤として用いられていました)が数%残っているので、洗い上がりがしっとりして、ツッパリ感が少ないのが特徴です。((石けんができるまで | 石けんとは | 知る・楽しむ | シャボン玉石けんホームページ: http://www.shabon.com/learn/concept05.html)) 反応式は以下の通り。 C&size(6){3};H&size(6){5};(OCOR)&size(6){3}; + 3NaOH → 3RCOONa + C&size(6){3};H&size(6){5};(OH)&size(6){3}; ***中和法 [#e1d2b208] [[油脂]]を過熱水蒸気で[[加水分解]]した後に生じる[[脂肪酸]]に[[水酸化ナトリウム]]を反応させて中和する方法。 [[グリセリン]]が含まれない。 >「中和法」とは、[[脂肪酸]]と[[苛性ソーダ]](液体は苛性カリ)を反応させる方法で、短時間で石けんを作ることができ、大量生産向きと言えます。しかし、中和法で作られた石けんは、[[油脂]]の代わりに[[脂肪酸]]を用いるので、[[グリセリン]]が含まれていません。そこで様々な保湿成分などが添加されるのです。((石けんができるまで | 石けんとは | 知る・楽しむ | シャボン玉石けんホームページ))
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*石鹸(soap) [#zac679e3] 洗浄用として使われる[[界面活性剤]]のうち、[[脂肪酸]][[ナトリウム]]と[[脂肪酸]][[カリウム]]のこと。 それ以外の[[界面活性剤]]は、いわゆる洗剤であり[[合成界面活性剤]]とも呼ばれる。純粋な石鹸以外の[[界面活性剤]]を含むものには[[複合石鹸]]や[[合成洗剤]]などがある。 主成分は[[脂肪酸]]である。その性質は、含まれる[[脂肪酸]]の種類による影響を受ける。 >石鹸は[[両親媒性]]といわれる分子で、[[疎水基]](図の―部)、[[親水基]]がそれぞれ向かい合うように並んでいる。[[飽和脂肪酸]]は[[疎水基]]が直線状なので結晶化しやすい。[[不飽和脂肪酸]]は、[[疎水基]]に[[二重結合]]を含んで折れ曲がった構造をしているので、結晶したときに隙間ができる。((透明石鹸の製造: http://www.hst.titech.ac.jp/~meb/2009/ClearSoap.pdf)) **石鹸の製法 [#o18a95f0] 石鹸の製法は二種類。 ***ケン化法 [#u1d49489] [[油脂]]に[[水酸化ナトリウム]]を反応させる方法。 >「ケン化法」とは、[[油脂]]に[[苛性ソーダ]](液体は[[苛性カリ]])を反応させる方法で、熟練の技が要求される手間のかかる製法です。その為、ケン化法で作った石けんには、[[油脂]]に含まれていた[[グリセリン]](古くから保湿剤として用いられていました)が数%残っているので、洗い上がりがしっとりして、ツッパリ感が少ないのが特徴です。((石けんができるまで | 石けんとは | 知る・楽しむ | シャボン玉石けんホームページ: http://www.shabon.com/learn/concept05.html)) 反応式は以下の通り。 C&size(6){3};H&size(6){5};(OCOR)&size(6){3}; + 3NaOH → 3RCOONa + C&size(6){3};H&size(6){5};(OH)&size(6){3}; ***中和法 [#e1d2b208] [[油脂]]を過熱水蒸気で[[加水分解]]した後に生じる[[脂肪酸]]に[[水酸化ナトリウム]]を反応させて中和する方法。 [[グリセリン]]が含まれない。 >「中和法」とは、[[脂肪酸]]と[[苛性ソーダ]](液体は苛性カリ)を反応させる方法で、短時間で石けんを作ることができ、大量生産向きと言えます。しかし、中和法で作られた石けんは、[[油脂]]の代わりに[[脂肪酸]]を用いるので、[[グリセリン]]が含まれていません。そこで様々な保湿成分などが添加されるのです。((石けんができるまで | 石けんとは | 知る・楽しむ | シャボン玉石けんホームページ))
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