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*神経細胞(neuron, neurone, nerve cell) [#s9bc02b4] 体内の情報伝達を行う[[細胞]]。[[ニューロン]]とも呼ばれる。 [[細胞核]]をもつ[[細胞体]]とその周りにある枝分かれした[[樹状突起]]と1本以上の長い[[軸索]]([[神経線維]])を持つのが特徴。 >ほとんどの神経細胞は[[細胞核]]をもつ[[細胞体]]から、1本の[[軸索]]と多数の[[樹状突起]]と呼ばれる突起を伸ばした構造をしています(図1)。他の神経細胞の[[樹状突起]]へと伸びる[[軸索]]は[[神経伝達物質]]を放出して情報を伝える役割、[[樹状突起]]はその伝達物質を受け取る役割を果たしています。((コラーゲンが神経軸索再生を促進する仕組みを解明 神経再生の理解と治療の発展につながりうる成果: http://www.nagoya-u.ac.jp/about-nu/public-relations/researchinfo/upload_images/20161217_sci.pdf)) [[脊椎動物]]の全ての神経細胞は[[神経管]]を構成する[[細胞]]が[[分化]]することによって作られる。((神経による筋収縮の指令-ニューロン: http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/textlife/neuron.htm)) [[脊髄]]の[[運動神経]]から[[足]]の[[筋肉]]に繋がる神経細胞が最も長く1m程度の長さを持つ。1本の神経細胞では、[[細胞]]の末端まで電気信号で情報や指令を伝えており、これを「伝導」と言う。 神経細胞から別の神経細胞または神経細胞から[[筋肉]]に情報を伝えるときには、[[軸索]]の終端から[[神経伝達物質]]を放出する。((NHK高校講座 | 生物基礎 | 第22回 神経と神経系: http://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/seibutsukiso/archive/resume022.html)) 具体的には、他の[[神経細胞]]の[[樹状突起]]([[樹状突起スパイン]])に[[軸索]]を伸ばして[[シナプス]]を形成する。軸索の末端([[シナプス前終末]])から放出される[[神経伝達物質]]が[[シナプス間隙]]に拡散して[[シナプス後膜]]の[[受容体]]に結合することによって、次の神経細胞に情報が伝達される。 ひとつの神経細胞は多数の神経細胞に[[シナプス]]で繋がる。逆に、あるひとつの神経細胞は多数の神経細胞から[[シナプス]]で接続されている。[[軸索]]の一つが活動しても[[シナプス後電位]]が閾値以下であることが多い。したがって、複数の[[シナプス]]から同時に情報伝達が行われる必要がある。((東北大学 脳機能解析分野 シナプスとニューロンネットワーク: http://neuro.med.tohoku.ac.jp/japanese/education/class/med_classes/synapse2011-2.pdf)) **神経細胞の役割による分類 [#w4ba05bf] 神経細胞は役割によって様々な種類に分類される。[[筋肉]]に接続されて運動に関わる神経細胞を[[運動神経]]、五感に関わる神経細胞を[[感覚神経]]と呼ぶ。 [[脳]]内で働く神経細胞の集団を[[中枢神経系]]と呼び、[[脊髄]]から各部位に繋がる神経細胞の集団を[[末梢神経系]]と呼ぶ。((技術評論社 東京薬科大学 生命科学部 工藤佳久 都波幹夫 生命科学がわかる)) -[[運動ニューロン]] -[[感覚ニューロン]] -[[介在ニューロン]] **神経細胞の構造による分類((関西医科大学 神経細胞: http://www3.kmu.ac.jp/anat1/old/edu/histology/general/nerv/neuron.html)) [#l48f1966] -[[ダイテルス型]] -[[ゴルジ型]]
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*神経細胞(neuron, neurone, nerve cell) [#s9bc02b4] 体内の情報伝達を行う[[細胞]]。[[ニューロン]]とも呼ばれる。 [[細胞核]]をもつ[[細胞体]]とその周りにある枝分かれした[[樹状突起]]と1本以上の長い[[軸索]]([[神経線維]])を持つのが特徴。 >ほとんどの神経細胞は[[細胞核]]をもつ[[細胞体]]から、1本の[[軸索]]と多数の[[樹状突起]]と呼ばれる突起を伸ばした構造をしています(図1)。他の神経細胞の[[樹状突起]]へと伸びる[[軸索]]は[[神経伝達物質]]を放出して情報を伝える役割、[[樹状突起]]はその伝達物質を受け取る役割を果たしています。((コラーゲンが神経軸索再生を促進する仕組みを解明 神経再生の理解と治療の発展につながりうる成果: http://www.nagoya-u.ac.jp/about-nu/public-relations/researchinfo/upload_images/20161217_sci.pdf)) [[脊椎動物]]の全ての神経細胞は[[神経管]]を構成する[[細胞]]が[[分化]]することによって作られる。((神経による筋収縮の指令-ニューロン: http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/textlife/neuron.htm)) [[脊髄]]の[[運動神経]]から[[足]]の[[筋肉]]に繋がる神経細胞が最も長く1m程度の長さを持つ。1本の神経細胞では、[[細胞]]の末端まで電気信号で情報や指令を伝えており、これを「伝導」と言う。 神経細胞から別の神経細胞または神経細胞から[[筋肉]]に情報を伝えるときには、[[軸索]]の終端から[[神経伝達物質]]を放出する。((NHK高校講座 | 生物基礎 | 第22回 神経と神経系: http://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/seibutsukiso/archive/resume022.html)) 具体的には、他の[[神経細胞]]の[[樹状突起]]([[樹状突起スパイン]])に[[軸索]]を伸ばして[[シナプス]]を形成する。軸索の末端([[シナプス前終末]])から放出される[[神経伝達物質]]が[[シナプス間隙]]に拡散して[[シナプス後膜]]の[[受容体]]に結合することによって、次の神経細胞に情報が伝達される。 ひとつの神経細胞は多数の神経細胞に[[シナプス]]で繋がる。逆に、あるひとつの神経細胞は多数の神経細胞から[[シナプス]]で接続されている。[[軸索]]の一つが活動しても[[シナプス後電位]]が閾値以下であることが多い。したがって、複数の[[シナプス]]から同時に情報伝達が行われる必要がある。((東北大学 脳機能解析分野 シナプスとニューロンネットワーク: http://neuro.med.tohoku.ac.jp/japanese/education/class/med_classes/synapse2011-2.pdf)) **神経細胞の役割による分類 [#w4ba05bf] 神経細胞は役割によって様々な種類に分類される。[[筋肉]]に接続されて運動に関わる神経細胞を[[運動神経]]、五感に関わる神経細胞を[[感覚神経]]と呼ぶ。 [[脳]]内で働く神経細胞の集団を[[中枢神経系]]と呼び、[[脊髄]]から各部位に繋がる神経細胞の集団を[[末梢神経系]]と呼ぶ。((技術評論社 東京薬科大学 生命科学部 工藤佳久 都波幹夫 生命科学がわかる)) -[[運動ニューロン]] -[[感覚ニューロン]] -[[介在ニューロン]] **神経細胞の構造による分類((関西医科大学 神経細胞: http://www3.kmu.ac.jp/anat1/old/edu/histology/general/nerv/neuron.html)) [#l48f1966] -[[ダイテルス型]] -[[ゴルジ型]]
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