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*筋線維(muscle fiber) [#g67d5ecf] [[筋肉]]を構成する[[細胞]]([[合胞体]])。[[筋細胞]]とも呼ばれ、[[筋繊維]]とも書かれる。直径10〜150[[μm]]、長さ数〜30cmの細長い線維状で、多数の未[[分化]]な[[筋芽細胞]]が[[分化]]・融合して形成された[[合胞体]]([[多核細胞]])である。((骨格筋線維タイプの食品栄養学的制御に関する研究 水野谷航: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnfs/69/1/69_3/_article/-char/ja/)) [[骨格筋]]の筋線維は長さが数cmにもなる長い円柱型の[[細胞]]。((神戸大学附属図書館 デジタルアーカイブ 【 学内研究成果 】 筋組織: http://www.lib.kobe-u.ac.jp/products/jintai1/T004.pdf)) >手足を動かすための[[筋肉]]は、膨大な数の[[筋肉]][[細胞]]のかたまりです。これらを筋線維といいます。筋線維の1本1本には、[[脊髄]]にある[[運動神経細胞]]から出る[[神経]]線維の終末が入り込んでいます。((技術評論社 東京薬科大学 生命科学部 工藤佳久 都波幹夫 生命科学がわかる)) 筋線維は収縮性の[[タンパク質]]からなる直径1〜2[[μm]]の[[筋原線維]]が集まったものが[[筋鞘]]によって包まれた形となっている。((筋収縮とATP: http://www.obihiro.ac.jp/~kojima/kougi/seibutsu-jisshu/8.html))((技術評論社 東京薬科大学 生命科学部 工藤佳久 都波幹夫 生命科学がわかる)) 個々の筋線維は収縮の特性により以下の3種に分けられる。((三重大学大学院医学系研究科 医学部 筋電図 Electromyography(EMG): http://www.medic.mie-u.ac.jp/meduc/text/physiol2003-6.pdf))((東京工業大学大学院 環境・社会理工学院 社会・人間科学系 社会・人間科学コース 丸山研究室 神経メカニクス: http://www.tm.hum.titech.ac.jp/Basic_Biomechanics/11.pdf)) -[[速筋線維]]([[白筋]]) --[[FF線維]](収縮速度が最も速いが疲労しやすい筋線維) --[[FR線維]](収縮速度が速く比較的疲労しにくい FF と S の中間の性質をもつ筋線維) -[[遅筋線維]]([[赤筋]]) --[[S線維]](収縮速度が遅く疲労しにくい) [[α運動ニューロン]]によって制御される。 [[赤筋]]や[[白筋]]の筋線維の性質は環境に応じて変化することが確認されている。 >赤い[[筋]]に白い[[筋]]の運動パターンを強制的に(トレーニングや刺激などで)行わせると、赤い[[筋]]は白い[[筋]]に変わり、逆に白い[[筋]]も赤い[[筋]]にその性質を変えさせることができます。さらに[[心臓]]の具合が悪くなった時に、[[心臓]]の部位に[[胸]]の[[筋]]の移植が行われることがありますが、そうすると[[胸]]の[[筋]]は[[心筋]]のような性質をもつようになります。つまり[[筋]]は外界の変化に応じて、その性質を変えることのできる能力(可塑性)をもっています。((千葉大学大学院医学研究院・医学部 第6回「筋肉に学ぶ」医学部教授 嶋田裕: http://www.m.chiba-u.ac.jp/cooperation/web_lecture/info_1_7.html/))
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*筋線維(muscle fiber) [#g67d5ecf] [[筋肉]]を構成する[[細胞]]([[合胞体]])。[[筋細胞]]とも呼ばれ、[[筋繊維]]とも書かれる。直径10〜150[[μm]]、長さ数〜30cmの細長い線維状で、多数の未[[分化]]な[[筋芽細胞]]が[[分化]]・融合して形成された[[合胞体]]([[多核細胞]])である。((骨格筋線維タイプの食品栄養学的制御に関する研究 水野谷航: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnfs/69/1/69_3/_article/-char/ja/)) [[骨格筋]]の筋線維は長さが数cmにもなる長い円柱型の[[細胞]]。((神戸大学附属図書館 デジタルアーカイブ 【 学内研究成果 】 筋組織: http://www.lib.kobe-u.ac.jp/products/jintai1/T004.pdf)) >手足を動かすための[[筋肉]]は、膨大な数の[[筋肉]][[細胞]]のかたまりです。これらを筋線維といいます。筋線維の1本1本には、[[脊髄]]にある[[運動神経細胞]]から出る[[神経]]線維の終末が入り込んでいます。((技術評論社 東京薬科大学 生命科学部 工藤佳久 都波幹夫 生命科学がわかる)) 筋線維は収縮性の[[タンパク質]]からなる直径1〜2[[μm]]の[[筋原線維]]が集まったものが[[筋鞘]]によって包まれた形となっている。((筋収縮とATP: http://www.obihiro.ac.jp/~kojima/kougi/seibutsu-jisshu/8.html))((技術評論社 東京薬科大学 生命科学部 工藤佳久 都波幹夫 生命科学がわかる)) 個々の筋線維は収縮の特性により以下の3種に分けられる。((三重大学大学院医学系研究科 医学部 筋電図 Electromyography(EMG): http://www.medic.mie-u.ac.jp/meduc/text/physiol2003-6.pdf))((東京工業大学大学院 環境・社会理工学院 社会・人間科学系 社会・人間科学コース 丸山研究室 神経メカニクス: http://www.tm.hum.titech.ac.jp/Basic_Biomechanics/11.pdf)) -[[速筋線維]]([[白筋]]) --[[FF線維]](収縮速度が最も速いが疲労しやすい筋線維) --[[FR線維]](収縮速度が速く比較的疲労しにくい FF と S の中間の性質をもつ筋線維) -[[遅筋線維]]([[赤筋]]) --[[S線維]](収縮速度が遅く疲労しにくい) [[α運動ニューロン]]によって制御される。 [[赤筋]]や[[白筋]]の筋線維の性質は環境に応じて変化することが確認されている。 >赤い[[筋]]に白い[[筋]]の運動パターンを強制的に(トレーニングや刺激などで)行わせると、赤い[[筋]]は白い[[筋]]に変わり、逆に白い[[筋]]も赤い[[筋]]にその性質を変えさせることができます。さらに[[心臓]]の具合が悪くなった時に、[[心臓]]の部位に[[胸]]の[[筋]]の移植が行われることがありますが、そうすると[[胸]]の[[筋]]は[[心筋]]のような性質をもつようになります。つまり[[筋]]は外界の変化に応じて、その性質を変えることのできる能力(可塑性)をもっています。((千葉大学大学院医学研究院・医学部 第6回「筋肉に学ぶ」医学部教授 嶋田裕: http://www.m.chiba-u.ac.jp/cooperation/web_lecture/info_1_7.html/))
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