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*細胞膜(cell membrane) [#qd888ee2] すべての[[生物]]の[[細胞]]を包む[[脂質]]が主成分の二重の膜([[脂質二重膜]])。[[生体膜]]のひとつ。[[形質膜]]や[[原形質膜]]とも呼ばれる。 [[細胞膜]]の主な構成要素は[[リン脂質]]や[[ステロール]]を始めとする[[脂質]]だが、[[生物]]の種類や[[細胞小器官]]によってその組成は異なる。最も多い成分は[[ホスファチジルコリン]]([[レシチン]])。((広島大学 ステロールと結合する抗生物質: http://home.hiroshima-u.ac.jp/naka/wiki/wiki.cgi?%A5%B9%A5%C6%A5%ED%A1%BC%A5%EB%A4%C8%B7%EB%B9%E7%A4%B9%A4%EB%B9%B3%C0%B8%CA%AA%BC%C1)) [[ホスファチジルコリン]]や[[スフィンゴミエリン]]は[[細胞膜]]の外側に多く、[[ホスファチジルエタノールアミン]]や[[ホスファチジルセリン]]、[[ホスファチジルイノシトール]]などは[[細胞質]]側に多い。((菱川大介 生体膜の非対称性および多様性に重要な新規リゾリン脂質アシル基転移酵素ファミリーの発見 学位論文要旨詳細: http://gakui.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/gazo.cgi?no=124766)) [[細胞膜]]の厚さは、[[リン脂質]]が持つ[[脂肪酸]]の飽和度([[二重結合]]の数)に影響を受ける。その範囲は6~10[[nm]]である。((東京大学 上田研究室 分子生物学Ⅱ: http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/molbio/molbio2-1.pdf))((岡山大学 応用動物科学コース 動物細胞科学: http://www.cc.okayama-u.ac.jp/~hirofun/2011cb01.pdf))[[不飽和脂肪酸]]を含む場合の方が[[細胞膜]]は薄くなる。 [[細胞膜]]に埋め込まれた[[タンパク質]]を[[膜タンパク質]]と呼び、[[細胞膜]]の性質はこの[[膜タンパク質]]の性質に依存している。 >[[脂質二重層]]のなかには[[タンパク質]]がうめこまれていて、[[細胞膜]]の選択的[[透過性]]や[[細胞]]同士の接着などの現象はそれぞれ固有の[[タンパク質]]のはたらきによる。((細胞膜 | 生物分子科学科 | 東邦大学: http://www.toho-u.ac.jp/sci/biomol/glossary/bio/cell_membrane.html)) [[細胞膜]]は気体([[二酸化炭素]]や[[酸素]])と[[水]]のような小さい[[分子量]]の[[極性分子]]は通すが、[[イオン]]や大きな[[極性分子]]は通さない。[[細胞膜]]で弾かれてしまうもので、取り込む必要のある物質は[[膜タンパク質]]を通してやりとりされる。 >膜として安定していられるのは、[[水]]の力によるところが大きい。[[水]]が、[[リン脂質]][[分子]]のサンドイッチを離れないように押しつけているのである。((東京医科歯科大学 細胞膜の構造 Cell membrane: http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/pdf/cellmemb.pdf)) **細胞膜上に存在する要素((京都大学 吉田藍子 クラスリン依存的エンドサイトーシスにおける細胞膜形態変化のライブセルイメージングとその分子機構の解明: https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/225752)) [#c9a246b6] -[[受容体]] -[[イオンチャネル]] -[[トランスポーター]] -[[アクチン]] -[[GPIアンカー]] &tag(細胞);
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*細胞膜(cell membrane) [#qd888ee2] すべての[[生物]]の[[細胞]]を包む[[脂質]]が主成分の二重の膜([[脂質二重膜]])。[[生体膜]]のひとつ。[[形質膜]]や[[原形質膜]]とも呼ばれる。 [[細胞膜]]の主な構成要素は[[リン脂質]]や[[ステロール]]を始めとする[[脂質]]だが、[[生物]]の種類や[[細胞小器官]]によってその組成は異なる。最も多い成分は[[ホスファチジルコリン]]([[レシチン]])。((広島大学 ステロールと結合する抗生物質: http://home.hiroshima-u.ac.jp/naka/wiki/wiki.cgi?%A5%B9%A5%C6%A5%ED%A1%BC%A5%EB%A4%C8%B7%EB%B9%E7%A4%B9%A4%EB%B9%B3%C0%B8%CA%AA%BC%C1)) [[ホスファチジルコリン]]や[[スフィンゴミエリン]]は[[細胞膜]]の外側に多く、[[ホスファチジルエタノールアミン]]や[[ホスファチジルセリン]]、[[ホスファチジルイノシトール]]などは[[細胞質]]側に多い。((菱川大介 生体膜の非対称性および多様性に重要な新規リゾリン脂質アシル基転移酵素ファミリーの発見 学位論文要旨詳細: http://gakui.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/gazo.cgi?no=124766)) [[細胞膜]]の厚さは、[[リン脂質]]が持つ[[脂肪酸]]の飽和度([[二重結合]]の数)に影響を受ける。その範囲は6~10[[nm]]である。((東京大学 上田研究室 分子生物学Ⅱ: http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/molbio/molbio2-1.pdf))((岡山大学 応用動物科学コース 動物細胞科学: http://www.cc.okayama-u.ac.jp/~hirofun/2011cb01.pdf))[[不飽和脂肪酸]]を含む場合の方が[[細胞膜]]は薄くなる。 [[細胞膜]]に埋め込まれた[[タンパク質]]を[[膜タンパク質]]と呼び、[[細胞膜]]の性質はこの[[膜タンパク質]]の性質に依存している。 >[[脂質二重層]]のなかには[[タンパク質]]がうめこまれていて、[[細胞膜]]の選択的[[透過性]]や[[細胞]]同士の接着などの現象はそれぞれ固有の[[タンパク質]]のはたらきによる。((細胞膜 | 生物分子科学科 | 東邦大学: http://www.toho-u.ac.jp/sci/biomol/glossary/bio/cell_membrane.html)) [[細胞膜]]は気体([[二酸化炭素]]や[[酸素]])と[[水]]のような小さい[[分子量]]の[[極性分子]]は通すが、[[イオン]]や大きな[[極性分子]]は通さない。[[細胞膜]]で弾かれてしまうもので、取り込む必要のある物質は[[膜タンパク質]]を通してやりとりされる。 >膜として安定していられるのは、[[水]]の力によるところが大きい。[[水]]が、[[リン脂質]][[分子]]のサンドイッチを離れないように押しつけているのである。((東京医科歯科大学 細胞膜の構造 Cell membrane: http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/pdf/cellmemb.pdf)) **細胞膜上に存在する要素((京都大学 吉田藍子 クラスリン依存的エンドサイトーシスにおける細胞膜形態変化のライブセルイメージングとその分子機構の解明: https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/225752)) [#c9a246b6] -[[受容体]] -[[イオンチャネル]] -[[トランスポーター]] -[[アクチン]] -[[GPIアンカー]] &tag(細胞);
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