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*脂肪酸結合タンパク質(fatty acid binding protein : FABP) [#f667d9c0] [[細胞]]内にある、[[脂肪酸]]に結合する[[タンパク質]]。12種類が確認されており、部位によって[[細胞]]内にある脂肪酸結合タンパク質の種類が異なる。((山口大学医学部器官解剖学分野: http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~org-anat/research_content_j.html))((脂質代謝における新しい展開: https://catalog.takara-bio.co.jp/PDFS/8570.pdf))((https://gair.media.gunma-u.ac.jp/dspace/bitstream/10087/8622/1/%E5%86%85%E5%AE%B9%E8%A6%81%E6%97%A81489.pdf))((群馬県地域共同リポジトリ 脂肪酸結合タンパクFABP4/5は絶食時の応答に重要な役割を果たす: https://gair.media.gunma-u.ac.jp/dspace/bitstream/10087/8622/1/%E5%86%85%E5%AE%B9%E8%A6%81%E6%97%A81489.pdf)) [[アラキドン酸]]や[[ドコサヘキサエン酸]]などの水に不溶な[[脂肪酸]]に結合して、それを可溶にする働きを持つ。((器官解剖学分野 | 東北大学大学院医学系研究科・医学部: http://www.med.tohoku.ac.jp/org/medical/02/)) 通常、[[細胞]]内において炭素数12個以上の[[長鎖脂肪酸]]は水に不溶なので、これらを溶けるようにする役割を果たしているとされる。((脂質恒常性の制御機構: http://ds22.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~seika2/kennkyuusuishin/Naiyou/oowada/liqid.html)) その他の働きとして、[[脂肪酸]]の取り込みと[[代謝]]、[[リン脂質]]膜の構成制御、シグナル伝達の制御、転写制御などが予想されている。((山口大学医学部器官解剖学分野)) |~脂肪酸結合タンパク質の名称|~存在部位| |[[脳型脂肪酸結合タンパク質]]([[B-FABP]])|[[脳室周囲層]]([[胎児期]])、[[アストロサイト]]| |[[心臓由来脂肪酸結合タンパク質]]([[H-FABP]])|[[心筋]][[細胞]]の[[細胞質]]| |[[FABP4]]([[aP2]]、[[ALBP]])|[[脂肪細胞]]、[[マクロファージ]]、[[心臓]]や[[骨格筋]]の[[毛細血管]][[内皮細胞]]| |[[FABP5]]([[mal1]], [[E-FABP]])|[[脂肪細胞]]、[[マクロファージ]]、[[心臓]]や[[骨格筋]]の[[毛細血管]][[内皮細胞]]、[[重層扁平上皮]]など| [[FABP4]]や[[FABP5]]は、[[動脈硬化]]や[[代謝]]異常に関わることが示唆されている。
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*脂肪酸結合タンパク質(fatty acid binding protein : FABP) [#f667d9c0] [[細胞]]内にある、[[脂肪酸]]に結合する[[タンパク質]]。12種類が確認されており、部位によって[[細胞]]内にある脂肪酸結合タンパク質の種類が異なる。((山口大学医学部器官解剖学分野: http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~org-anat/research_content_j.html))((脂質代謝における新しい展開: https://catalog.takara-bio.co.jp/PDFS/8570.pdf))((https://gair.media.gunma-u.ac.jp/dspace/bitstream/10087/8622/1/%E5%86%85%E5%AE%B9%E8%A6%81%E6%97%A81489.pdf))((群馬県地域共同リポジトリ 脂肪酸結合タンパクFABP4/5は絶食時の応答に重要な役割を果たす: https://gair.media.gunma-u.ac.jp/dspace/bitstream/10087/8622/1/%E5%86%85%E5%AE%B9%E8%A6%81%E6%97%A81489.pdf)) [[アラキドン酸]]や[[ドコサヘキサエン酸]]などの水に不溶な[[脂肪酸]]に結合して、それを可溶にする働きを持つ。((器官解剖学分野 | 東北大学大学院医学系研究科・医学部: http://www.med.tohoku.ac.jp/org/medical/02/)) 通常、[[細胞]]内において炭素数12個以上の[[長鎖脂肪酸]]は水に不溶なので、これらを溶けるようにする役割を果たしているとされる。((脂質恒常性の制御機構: http://ds22.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~seika2/kennkyuusuishin/Naiyou/oowada/liqid.html)) その他の働きとして、[[脂肪酸]]の取り込みと[[代謝]]、[[リン脂質]]膜の構成制御、シグナル伝達の制御、転写制御などが予想されている。((山口大学医学部器官解剖学分野)) |~脂肪酸結合タンパク質の名称|~存在部位| |[[脳型脂肪酸結合タンパク質]]([[B-FABP]])|[[脳室周囲層]]([[胎児期]])、[[アストロサイト]]| |[[心臓由来脂肪酸結合タンパク質]]([[H-FABP]])|[[心筋]][[細胞]]の[[細胞質]]| |[[FABP4]]([[aP2]]、[[ALBP]])|[[脂肪細胞]]、[[マクロファージ]]、[[心臓]]や[[骨格筋]]の[[毛細血管]][[内皮細胞]]| |[[FABP5]]([[mal1]], [[E-FABP]])|[[脂肪細胞]]、[[マクロファージ]]、[[心臓]]や[[骨格筋]]の[[毛細血管]][[内皮細胞]]、[[重層扁平上皮]]など| [[FABP4]]や[[FABP5]]は、[[動脈硬化]]や[[代謝]]異常に関わることが示唆されている。
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